1月はナーバスになる月
十日戎までは結構明るくいられるのだけど、10日を過ぎると気持ちが沈みがちになる。
どうしてもあの記憶が甦るから・・・阪神淡路大震災 あれから16年なんですね。
昨年は本当にひどい落ち込みで、大好きなヘソンさんのショーケースにも参加する気持ちになれなかった。
ずっと長い間その想いを引きずってました。
暗い中で、明るくしてくれたのが やっと点いた 電気の明るさ。
あの時の感動が凄く思い出され、流れる曲と画面を見たら
曲は堺正章さんの『街の灯り』 をSAKURAさんがカバー
見慣れた大丸やハーバーランドの風景を見ると自然と
15年経って・・・アンジェラ・アキさんの『15才の君へ』
最後にルミナリエが出てきますが、震災の年の年末にイタリアからの贈り物でした。みんな暗くなってた所に、本当に明るくて美しくて、“希望の光”でした。
10年という一区切りに作られたCM・・・歌ってるのは誰かな? 『希望の光』
初めに流れる壊れた風景が、震災後何処を歩いてもこんな風景でした。大好きな神戸の街が、面影もなくて毎日悲しく淋しい気持ちで通勤してました。
人生の転換期というのがあるなら、この震災は私にとってそうかもしれない。
もう死ぬんだとおもいましたから。 生きていて嬉しかった
人生観が変わった年です。
生きてるという事は、本当に幸せで素晴らしい事。
平凡な生活って、本当は 一番幸せな事 掴みやすくて掴みにくいのかもしれない。
忘れてはいけない・・・でも思い出すのは辛くて、早く忘れたい。
1月になると私の様にナーバスになる人がいると知り、「私だけじゃなかった」とホッとしました。
でも、大切な人を亡くされた人にとっては、生涯忘れられない辛い時期でしょうね。
家族も友人も無事だった私ですが、あの惨状を見、人の生死を目の当たりにして普通ではいられない。
16年・・・て早いのか? 遅いのか? 私たちには変わらない。
今年は明るく過ごせたらいいのに。
暗いブログになってしまいましたが、震災を知らない人にも、いつ身近になるかしれない事。
今の生活は幸せだって事を見つめなおしてもらいたくって。