スペル・デルフィン(大阪プロレス) 関本大介(大日本)○
●新崎人生 (みちのくプロレス) VS 柿本大地(DDT)
TAKAみちのく(K-DOJO) 火野裕士(K-DOJO)
(17分7秒 ジャーマンスープレックスホールド)
*私は「デルフィン軍団」をリアルタイムでは知らない(当時まだプロレスを観てなかった)ので、懐かしいというのはなかったけど、知ってた人にはかなり懐かしかったんでしょうね^^ この元「デルフィン軍団」の旧世代に、各団体の新世代3人、これがいずれもジャーマンスープレックスホールドを得意としているそうで。パンフレットでは、
関本:「ポイントは力ですね。どんな人間でもジャーマンで投げることが出来るので。余計なことは考えないです。とにかく力任せにぶん投げるだけです」とそれぞれがジャーマンを語ってる。
柿本:「ポイントは膝の使い方ですね。落とす時の膝の使い方が、多分プロレス界でも存在しないような特別な感じです」
火野:「ポイントはブリッジの綺麗さですね。自分のブリッジは世界一です」
試合は元デルフィン軍団の3人がそれぞれに余裕を見せつつ、(おそらくは)昔のスタイルや連携なども盛り込みつつ展開するのに対し、新世代の3人が意外にもタッグとしての動きも結構よく、その上に個々が得意技も気持ちもガンガン出してぶつかっていき、かなり見ごたえありました。受ける側がベテラン勢なので安定感があったというのもあるだろうけど、関本たち3人の力強くかつ熱の入った闘いっぷりに、観ていて引っ張り込まれた気がする。
この3人の中では関本の試合を観る機会が一番多いけど、柿本も火野も何度か観てる。ふたりとも頭の中にあったイメージより一回りはがっしり、どっしりしてきた感じ。
試合後、負けた旧世代側も、勝った新世代側も非常にすっきりした表情だったのが印象的でした。







そこへ愚乱・浪花が登場。





次いで柿本、関本と3人連続のジャーマン攻撃。

ボディーアタックとラリアットの応酬。

じりじりと持ち上げて、勢いをつけずにじんわりとジャーマンの体勢に。





突然、「ヨネ原人」が南側から登場。リングから呼びかける人生らの声にも
こたえず客席を逃げ回る。仕方なくTAKAがリングを降りて捕獲したところ。
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大石真翔(K-DOJO) PSYCHO(K-DOJO)
●旭 志織(K-DOJO) VS 遮那王(みちのくプロレス)
景 虎(みちのくプロレス) タイガースマスク(大阪プロレス)
岸 勝也(IWA) 飯伏幸太(DDT)○
(19分46秒 フェニックス式ローリングセントーン→片エビ固め)
*各団体期待の若手が揃った8人タッグ。今回の興行の趣旨から考えて、インディー、そしてプロレス界の次世代を担う若い彼らの試合をメインにしようということになったんだそう。たまたまだけど私はこの中の景虎、遮那王、飯伏のデビュー戦を観戦していたのでそういう意味でも関心があったし、特に景虎は今すごくいい感じだなぁと思っているので、楽しみにしていたこの試合。8人タッグだったのでばたばたした感はあったものの、メインとして恥ずかしくない面白い試合だった!時間があっという間に過ぎた気がする。
タイガースマスクがちょっと異色で浮くかなと思ったけど、そういうこともなくかえっていい間がとれてよかったし。個人的にはK-DOJOのふたりがなかなか良かったなー。連携がいいのは当然にしても、すごく元気が良く気持ちの入った試合っぷりで、観てて気持ちよかったよ。彼らの試合はまた観たい。
欲を言えば景虎と飯伏の絡みをもっと観たかったな。このふたりはいずれシングル対決の機会があるといいんだけどなぁ。

入場するなりマスクを外した景虎。
気合入ってる!というのが伝わってきてぞくぞくする。


ここにPSYCHOが入るのだからかなり不思議な組み合わせw
「六甲おろし」には客席から笑いが。


旭は全日マットに時々上がるけど、こういう気持ちをもっと
出してくれるといいのにな。




このあたりから試合に熱中して、あまり写真が撮れてませんw


見事にフィニッシュとなった飯伏のフェニックスセントーン。


「自分が勝てると思ってなかったんで…本当に嬉しいです。
今日は本当に、ありがとうございました!」
飯伏以上に、マットをばんばん叩いて全身で喜びを現す
セコンドの柿本らDDT若手選手の姿が印象的でした。
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全試合終了、出場選手が再びリングに上がる。この興行用につくった赤いオリジナルTシャツを皆着ている。
そして感謝の気持ちをこめてということで、全員でサインボール投げを。


写真は、ほぼ全員投げ終わった頃になって自分のリングタイツの中から最後のボールを取り出してみせるTAKAみちのく。
そして改めて、新崎人生の挨拶。




そこには垂れ幕で谷村新司の“サライ”の歌詞が…なぜ…?(笑)
そしてなぜか全員でサライを合唱して終わることに。「24時間TV」状態w
観客がなかなか歌わないので業を煮やした高木三四郎、
リング前に出て音頭とり。
この後、全員集合の記念写真撮影でしたが、Vサインだしたり
変な格好してみたりするヤツ、まるっきり卒業記念写真のノリでしたw
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初の試みとしてはかなり成功したんじゃないのかな。何か形のあるものがこれですぐ生まれるというわけではないかもしれないけど、観ていて気持ちのいい試合、面白い試合、熱中できる試合をたくさん見せることができて、今まで知らなかった選手や、知っていた選手の知らなかった面をいくつかでも見つけることができて。それが今後の興味に繋がるなら、まずはそれでいい気がする。
各団体足並みそろえるのは大変だろうけど、毎年が無理でも是非またやってほしいと思います。お疲れ様でした!

手作り感というかアットホーム的という雰囲気がとてもよかったです。
プロレス界は不況と言われてますが、そんなこと全く感じませんでした。某老舗団体の...まあその辺はいいです。
とにかく面白かった!
大ちゃんが人生から獲ったのは、どんなカンジだったのでしょう。
ハンサムなんとかって高木さんじゃないの?(笑)
初「生」がたくさんあってよかったですね~。
お席、南側の後のほうだったんでしょう? もしかしたらディーノのえじきになってるんじゃないかと、ちょっと心配してましたw
我々はヨネ原人に踏まれかけましたが…(笑)
来年もやりたいねなんて話も、出てるみたい。ほんと、面白かったですよね。
>うさぎさん
人生が火野、柿本、大ちゃんの3人に連続でジャーマンをくらって、それでもまだ3カウントとれなかったので、大ちゃんが人生に2、3回連続でラリアット。それでようやく倒れた人生を写真のようにぶっこ抜いてフォールしました~。大ちゃんさすがに嬉しそうだったよ。
ハンサムさん、似てるよねぇ、やっぱり^^
ハンサムJOEと高木の2ショットは、DDTとK-DOJOが博多で昼夜興行した時の週プロに載ってました。似てますよ(笑)
売店でDVD売ったりサインしたりしてましたね>マッスル坂井。
かなり混んでるロビーでも身体も顔も一際…なので目立ってました。
似てますよねー。最初、サングラスかけた状態の写真だけ観た時、「さんしろーさんじゃん?」とホントに思ったしw
チョコの本職の作品見たことあります?
セクハラだ・・・、これ以上はセクハラだからやめときます
みちプロと大阪プロレスが元気そうで何よりです
以上です!