観戦記～『武勇伝』望月成晃プロデュース興行1.25後楽園ホール

　昨日は望月成晃プロデュース興行　「武勇伝」を観てまいりました。特にこの試合がどうしても観たい！というよりは、普段私があまり観る機会のない選手が多いし、まあ行ってみようかな～くらいの感覚で観に行った興行。試合開始前の挨拶で望月が、とにかく楽しんでほしいと云っていましたが、そういう興行だったと思います。すげえ！と熱狂することもなかったけど、概ねどの試合も楽しんだなと。ちなみにテーマは「スト市ボンバイエに負けるな！」だったらしい（笑）
　客入りは満員。ノリや雰囲気から察するにドラゴンゲートのお客さんが多かったんだろうと思います。女子率もまた当然高く、試合開始前に既にトイレが行列状態になってたのにまずびっくりｗ
　今回、私＆連れのたま子さんは珍しく、ふだんあまり座ることのない西側ベンチ席での観戦でした。たいてい南、あるいはベンチ席でもなぜか東が多いんだよね。3時間超える興行、帰る頃にはお尻痛くて参りました。
　しかしあれですね、見慣れない団体（正確には団体じゃないけど）の興行だとお約束事もわからないし、テーマ曲聴いてもわからない。キメ技もわからないし。でも周りの人は皆わかっててノリノリなので、何やらアウェーな気持ちというか少しばかり心細いもんですねｗ　その分あまり余計なことも考えなくて済むっちゃ済むけど。
　そんな感じでしたので観戦記というよりはただの感想＆写真です。試合もすべてはフォローしておりません～（試合データは「週プロiモード」より）。

★シングルマッチ～戸澤塾ｖｓ男塾～★
●戸澤アキラ　　VS　　男色ディーノ○
（9分20秒　男色ドライバー→漢固め）「男塾」側の選手は試合の時まで「X」だったのですが、戸澤の入場後に流れたテーマは男色ディーノのソレ。場内一気にヒートアップｗ　私も生ディーノはかなり久しぶりに観た気がする。相変わらずというかいっそうむちむちで…あのむっちり感が妙に生々しいんだよねー。
　試合は終始、ディーノのペース。戸澤はあまりディーノの好みとも思えないんですがとりあえず若いからいいのか？　まずは唇を狙われるところに始まり、ディーノの得意技の洗礼を余すところなく身に受けた戸澤、最後の最後はディーノ様の虜になるというオチでしたｗ　写真はもっとばっちり△△なシーンや××なやつがあるんだけど、それを載せると一体何のブログだよ…という雰囲気になるのでそこそこ自粛。それでも十分怪しいけどｗ
いきなりコレだもん…盛り上がるなというほうが無理ｗ
ディーノの攻撃に怯えつつ、男らしさで頑張る戸澤。
日本男児の男らしさを象徴？したつもりらしきこの姿も、ディーノを喜ばせただけｗ
後からの攻撃なんてまさにディーノの思う壺…

最後は男色ドライバーでフィニッシュ。満足げなお顔。
起き上がれない戸澤の脇に正座し、ちゃんと「いただきます」の合掌をしてから
おもむろに体を重ねて思うさま唇を貪るディーノ。
最初は無反応だった戸澤、いつの間にか下からディーノの背中に
腕を回していつしか二人の共同作業にｗ
この光景を、北側客席最前列で小学校低学年くらいの子どもふたりが
もう口をあんぐり開けてまじろぎもせず見つめてたけど…
将来に影響しないといいですがｗ
もう放さない／離れない、とばかりに抱き合ったまま退場…

★ハードコア・タッグマッチ★
マグニチュード岸和田　　　　金村キンタロー○
●関本大介　　　　　　VS　　マンモス佐々木　
（14分20秒　逆さ押さえ込み）　　マンモスと関本の対戦は、大日でもアパッチでもこのところ続いてるので珍しくはないのですが、そこに岸和田の兄さんが加わるというのがちょっとそそられまして。重量級肉厚派ばかりのパワフルなタッグマッチでした。といってもハードコアっぷりはそれほどでもなかったかな。金村の流血こそあったけど、全体にはエグい攻めで見せるというよりはパワーとパワーのぶつかり合いで見せ場を作ってた印象。あまり突っ走っても全体から浮いてしまうから、あのくらいでよかったのかも。

マンモスホームラン。技としては見慣れてるんだけど、こうして写真に撮ってみると
かなり衝撃ありそう、ってかヒドイですな～。
この態勢から金村を掬い上げるように持ち上げ、ラストライド。
最近はすっかりラストライド＝諏訪魔になっちゃってますが、
岸和田の兄さんのラストライドもやっぱり迫力あります。
相変わらずの馬鹿力、ぶっこ抜きパワーで場内をたびたび沸かせてました。
試合は金村組の勝利。納得行かない岸和田が有刺鉄線バットやイスで大暴れ。
よく知らないんだけど金村との間にはMA-G-MA時代にか、因縁があったの？
ちょっとみない間に面構えがふてぶてしくなり、男っぷりが上がったような。

★ＤＲＡＧＯＮ　ＧＡＴＥｖｓ海援隊ＤＸ★
マット・サイダル　　　　　　ＭＥＮ’Ｓテイオー
●Ｂ×Ｂハルク　　　　VS　　ディック東郷○
ＣＩＭＡ　　　　　　　　　　ＴＡＫＡみちのく
（20分45秒　ダイビングセントーン→片エビ固め）　連携技ひとつ、カットのしかたひとつとっても、普段自分が見慣れていない選手の試合は新鮮に感じやすいと思うけど、この顔合わせはそういう意味で結構面白かったですね。海援隊DXでは大将が一番元気だったように思います。TAKAはあまり調子よくないのかな？

顔立ちだけみるとそれほど感じないけど、醸しだす雰囲気や立ち居振る舞い、
喋り、身体とトータルでやっぱりカッコイイなと思わせるCIMA。
まーでも個人的にはこっちのオヤジのカッコよさのほうに惹かれる、かなｗ
「シーッ」と言って場内を静かにさせて何かと思えば
「電気あんまーッ！」って…それプロレス技か（笑）この後「リバース電気あんま」も追加。


ドラゲ側はハルクがかなり長く捕まって標的に。
ハルクは背があるしスタイルいいので、身軽さが映えますね。

マット・サイダルは初めて観ましたが、跳躍力なかなか凄い。



フィニッシュはセントーン・マスターのダイビングセントーン。
CIMAがDXの面々に、いずれ全員とシングルでやったる！と絡んでました。

★スペシャル・タッグマッチ★
○望月成晃　　　　日高郁人
稔　　VS　　藤田ミノル●
（22分41秒　真・最強ハイキック→片エビ固め）　メインでもあり望月の試合、そしてどこで試合しても結構な数のファンが必ず来ている相方コンビの試合だったので、会場はやはり盛り上がってました。日高がお気にのたま子さんも盛り上がってましたｗ　相方コンビは団体の外で試合してる時のほうが良さが出てるような気がしないでもない今日この頃。
　私はこのメンツの中では稔の試合っぷりに期待して観てました。この日の稔は一歩引いてるような印象がちょっとありましたが、らしい場面がそこそこ観られたのでそれなりに満足。
モッチー＆稔。稔はペットボトルを加え、IWGPジュニアのベルトを引っさげ入場。
対する相方コンビのファンもかなり来ていたけど、
望月の入場曲で「モッチー！」の合いの手合唱が入ると、何なんだ！と
いう表情で藤田が客席を見回すｗ
まずは望月VS藤田から。コーナーの稔。
この、いつ観られても撮られてもOKな感じはカズ様に通じるものがあるよなぁｗ
それぞれバトンタッチ。差し出された手、暫し考えたものの結局握り返さず。


「みのる」対決。応援する側もやりづらいｗ
互いに「稔のくせに！」「ミノルのくせに！」「稔のバカ！」…小学生レベルｗ




この二人の技の攻防は、スピードも間も見事でした。
この時も、稔が腕をキメにいったと思うと日高が切り返し、即また稔が腕をとったかと
思えばまた日高が…








終盤、4人入り乱れての攻防が結構長く続き、歓声と声援とでもう大変。
フィニッシュは望月の蹴りでした。
マイクをとり語りかける望月を見上げる。
いつになるかわからないけど、今度はオレがZERO1-MAXのリングに
上がる、と再戦の意志を表明した望月。


望月やお客さんとの掛け合いで見せた笑顔。ええ感じやねぇ
最後、全員をリングに呼び入れる望月。その向こうに…見えます？
腰にバスタオルを巻き手をシッカリ繋いで、肩を寄せ合う戸澤とディーノが。
「おい、（場を）持ってくなよ！」とモッチー、苦笑いｗ