インディー7団体のオールスター戦「インディー・サミット」12.9後楽園ホール。満員(発表では1933人)の会場の熱気の中で観戦し、ああ楽しかった!という爽快感をもらって帰ってきた。かっこつけずに持っているものを精一杯出して、プロレスを楽しんでもらおうという気持ちがとても伝わってきた気がします。各団体それぞれファンが来ていたんでしょうが、どの試合に対しても観客の反応はよく、観る側も思い切り楽しもうといういい雰囲気だったと思う。
個々にみていくと力を存分に発揮できた選手、できなかった選手それぞれいると思うけど、私は観に行ってよかったと思うし、参加した側もそう思えたんじゃないかという内容、雰囲気だった気がする。 『週刊ゴング』での7団体代表の座談会に端を発したこの興行、ゴング(日本スポーツ出版社)が主催だけにパンフレットの内容も充実していて買った甲斐ありでした。
全体的にみると、試合の内容として面白かったのはさすがにセミとメイン、会場を沸かせたのが第2試合と第3試合だったかな。新世代といわれる各団体の若手がそれぞれに意地を見せたと思います。
試合開始前、各団体の代表者がリングに上がる。

第1試合開始前に、新崎人生がマイクを。一般的なご挨拶かと思ったけど、本当はこの試合でデビューを飾るはずだった、みちのくプロレスの佐々木翔選手(過日、興行でのエキシビジョンマッチ終了後に倒れて病院に運ばれ、急性くも膜下出血で手術を受けたそう。現在はリハビリ中とのこと)のことに触れる。
***********************************************************************

★第1試合 新人6人タッグ 時間無制限1本勝負★
○井上勝正(大日本) 杉山 俊喜(IWA)
小幡勇作(K-DOJO) VS 小峠 篤司(大阪プロレス)●
中澤マイケル(DDT) 西山 秀紘(IWA)
(13分8秒 逆エビ固め)
個々にみていくと力を存分に発揮できた選手、できなかった選手それぞれいると思うけど、私は観に行ってよかったと思うし、参加した側もそう思えたんじゃないかという内容、雰囲気だった気がする。 『週刊ゴング』での7団体代表の座談会に端を発したこの興行、ゴング(日本スポーツ出版社)が主催だけにパンフレットの内容も充実していて買った甲斐ありでした。
全体的にみると、試合の内容として面白かったのはさすがにセミとメイン、会場を沸かせたのが第2試合と第3試合だったかな。新世代といわれる各団体の若手がそれぞれに意地を見せたと思います。
試合開始前、各団体の代表者がリングに上がる。

「新人もベテランも、一歩リングに足を踏み入れれば、死と向かいあわせだということが改めてわかりました。ここは、そういう、リングです。」そして第1試合に出る若手選手たちに、佐々木の分も頑張ってほしいと激励。
***********************************************************************

○井上勝正(大日本) 杉山 俊喜(IWA)
小幡勇作(K-DOJO) VS 小峠 篤司(大阪プロレス)●
中澤マイケル(DDT) 西山 秀紘(IWA)
(13分8秒 逆エビ固め)
*誰のテーマ曲もなしにばらばらっと6人が入場して試合開始。この中で私が試合を見たことがあるのは大日本の井上だけ。井上は「新人」なのかどうか微妙な気もしたし、他の5人と並ぶとやっぱり「チーム若作り」だなぁとよくわかっちゃったけど^^、井上が入ることで全体の雰囲気や流れが作られていたと思う。
デビューして1年もたたない他の選手は、初々しいながらまだやっぱり危なっかしく、いかにもいっぱいいっぱいだったから。素で痛そうな生々しいぶつかり合い、みててハラハラするような技。でもこのくらいの緊張感を、リングに上がる側も観る側も大事にしないといけないんだろうなぁ、なんて思いながら観てました。
個人的な印象では、中澤は技を果敢にどんどん出していたし、小峠、小幡はたどたどしいながら前に出ようと頑張っていたように思えたかな。
井上リーダー、頑張りが過ぎて最後は頭突き?で流血…w
***********************************************************************
★第2試合 エンターテインメントマッチ 時間無制限1本勝負★
松田 慶三(IWA) フランチェスコ・トーゴー
チョコボール向井(IWA) VS アントーニオ本多(DDT)●
○男色ディーノ(DDT) ザ・ハンサムJOE(DDT)
(17分35秒 男色ドライバー→男固め)
*よくもこれだけ、というくらい色々な意味で濃いメンバーを選りすぐったこのカード。選手入場前にはDDTのリングアナから男色ディーノに関するご注意が。「絶対に目を合わさないでください」…まあ私らは女なのでどっちにしろ関係ないがw
ディーノは水のペットボトル片手に入場。好みの男性を見つけると抱きつきと熱い口づけ攻撃を浴びせつつ、口に含んだ水をところどころで吹くサービスまで。ディーノを生で初めてみる人も多かったのか、みんなとても嬉しそうだったなぁ^^
アントーニオ本多とハンサムJOEもかなり特異な存在感をアピールしてたけど、試合はやっぱりディーノ中心。前半はイタリアン・フォー・ホースメンたちに捕まって集中攻撃を受けたものの、後半はもう独壇場、男色攻撃満開。ディーノはハンサムJOEがかなりお気に召したようです。

フランチェスコ・トーゴーは生で久々に観たけど、やっぱりシブいなぁ。
アントンは終始ハイテンションで、血管切れないのか心配になるほどw

ザ・ハンサムJOEの入場。初めて観た時から思ってたけど、高木三四郎に似てないか?

ディーノとJOEの邂逅。ディーノ「ハンサムと聞いてたからどんなにハンサムかと思ってたら、
…こんなにハンサムだなんて…!(笑)」
でも本当のハンサムとは、がっちりしてて色黒じゃなくちゃダメというディーノ、
「カモン、チョコ&慶三!」とパートナーを呼び入れる。

アピールする松田慶三。後からさりげなく、とんでもないことをしているディーノ。

ゴングが鳴ると、ハンサムJOE以外の5人+2人(バジリスクら)はいきなり場外乱闘。
JOEだけはリングで四方に向かって優雅に「ハンサムポーズ」…
リングに戻るとディーノがまずトーゴーをターゲットに。

さすがにディック東郷の従兄弟だけあって、簡単にはやられませんね。

集中攻撃を受けちょっとグロッキー。


ディーノを締め上げながらも四方にポーズするJOE。
ハンサム様の攻撃が嬉しくて元気が出たのか、この後急激に勢いを回復するディーノ。

トーゴーの急所をがっちりつかんで○○スクリュー。


アントーニオ本多に男色ドライバーの罠。

ディーノがアントンを捕獲する傍ら、チョコボール向井がトーゴーを「駅弁固め」。

この日の被害者
はアントン。でもディーノ的にそれで満足なのかどうかはw

確か「あてがい」っていうんだったっけ、これ。

フィニッシュの「男色ドライバー」。

ディーノに気おされてあまり目立たなかったとはいえ、無茶苦茶濃ゆいよねこの人たち。

フォールされて、さらにディーノにパンツを半分以上引き摺り下ろされたアントン。
茫然自失なのか上げもせずにそのままリングを降りる。

退場しかけたJOEにリング上から秋波を送るディーノ様。大変満足げ。
***********************************************************************

★第3試合 デスマッチ団体対抗戦 蛍光灯デスマッチ時間無制限1本勝負★
○伊東 竜二(大日本) マンモス佐々木(アパッチ軍)
“黒天使”沼澤 邪鬼(大日本) VS 佐々木貴(アパッチ軍)●
アブドーラ小林 (大日本) BADBOY非道(アパッチ軍)
(17分11秒 ドラゴンスプラッシュwith蛍光灯→片エビ固め)
*この日のカードの中で唯一、団体対抗戦になったカード。両団体はふだんの興行で選手の行き来が多いので、きれいに分かれてのデスマッチは珍しいのかも。
試合は蛍光灯デスマッチだったけれどリング周囲に張り巡らす蛍光灯はナシ。前半はほとんど蛍光灯も使わない、場外やイス、テーブルなどを使っての闘いで、アパッチ軍がアブドーラ小林を集中攻撃する展開。タッグとしての連携はアパッチ軍のほうがよかったような。いつも思うけど、アパッチの選手はイス使いが上手いねw しかし後半でアブ小が完全に盛り返して勝利を手に。年末の文体でのタイトルマッチに向けて、かなり気合が入ってる感じ。
デスマッチ、それも蛍光灯デスマッチは初めて観たという人もかなりいたんじゃないかと思うけど、どう思ったのか是非聞きたいところです。途中、割れた蛍光灯の一部が勢い余って最前列の観客の間に飛び込んでしまったことが、この日に限って2回もあり、登坂部長がすっ飛んでくる一幕も。幸い怪我などはなかったようだけどちょっとひやっとしたわ。

マンモス佐々木。 BADBOY非道は蛍光灯ではなく、いつもの有刺鉄線バット片手に入場。

前半は完全に捕まっていたアブドーラ小林。あっという間に流血ファイトに。

かなりインパクトあるけど、私の周囲の人は特に嫌がったり怖がったりせず観てた気が。


反撃開始!
この日は沼澤がちょっと影薄かったような気が。

最近はタッグを組むことも多い伊東と佐々木。
最後はこの二人の闘いに。

すっかり蛍光灯の似合う男になったよねw

蛍光灯もろともキック!そしてラストはドラゴンスプラッシュ。

***********************************************************************

★第4試合 大阪プロレス提供試合 時間無制限1本勝負★
○スーパー・ドルフィン VS ビリーケン・キッド●
(13分11秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)
*12.3に自団体でのシングルトーナメント決勝で大鷲透を破ってチャンピオンとなったスーパードルフィンと、ビリーケン・キッド、同じ大阪プロレスの選手同士の対決。
唯一のシングルマッチだし、同団体同士なので双方かなりプレッシャーがあったと思うし、実際、緊張してたようにみえた。それがいいほうに働くまで試合が持たなかったというか、
白熱して気持ちが前に出てくる前に試合が終わってしまった感じがして、正直あっけない幕切れ。前半はおしていたビリーがえらくあっさり負けたというか、ドルフィンの勝ち方に説得力がなかったというか…
なんとなくだけど、上手い試合をみせようとする気持ちが強く出すぎてた印象を受けたんだよね。実際、ビリーは上手いし、感嘆させるような場面もたびたびあったけど、ちょっと熱が感じられるまでにいかなかった気がして、私は物足りなさが残ったな。久々に観るふたりだったので残念。
←参戦中!

個人的な印象では、中澤は技を果敢にどんどん出していたし、小峠、小幡はたどたどしいながら前に出ようと頑張っていたように思えたかな。
井上リーダー、頑張りが過ぎて最後は頭突き?で流血…w
***********************************************************************
松田 慶三(IWA) フランチェスコ・トーゴー
チョコボール向井(IWA) VS アントーニオ本多(DDT)●
○男色ディーノ(DDT) ザ・ハンサムJOE(DDT)
(17分35秒 男色ドライバー→男固め)
*よくもこれだけ、というくらい色々な意味で濃いメンバーを選りすぐったこのカード。選手入場前にはDDTのリングアナから男色ディーノに関するご注意が。「絶対に目を合わさないでください」…まあ私らは女なのでどっちにしろ関係ないがw
ディーノは水のペットボトル片手に入場。好みの男性を見つけると抱きつきと熱い口づけ攻撃を浴びせつつ、口に含んだ水をところどころで吹くサービスまで。ディーノを生で初めてみる人も多かったのか、みんなとても嬉しそうだったなぁ^^
アントーニオ本多とハンサムJOEもかなり特異な存在感をアピールしてたけど、試合はやっぱりディーノ中心。前半はイタリアン・フォー・ホースメンたちに捕まって集中攻撃を受けたものの、後半はもう独壇場、男色攻撃満開。ディーノはハンサムJOEがかなりお気に召したようです。

アントンは終始ハイテンションで、血管切れないのか心配になるほどw


…こんなにハンサムだなんて…!(笑)」
でも本当のハンサムとは、がっちりしてて色黒じゃなくちゃダメというディーノ、
「カモン、チョコ&慶三!」とパートナーを呼び入れる。


JOEだけはリングで四方に向かって優雅に「ハンサムポーズ」…
リングに戻るとディーノがまずトーゴーをターゲットに。




ハンサム様の攻撃が嬉しくて元気が出たのか、この後急激に勢いを回復するディーノ。










茫然自失なのか上げもせずにそのままリングを降りる。

***********************************************************************

○伊東 竜二(大日本) マンモス佐々木(アパッチ軍)
“黒天使”沼澤 邪鬼(大日本) VS 佐々木貴(アパッチ軍)●
アブドーラ小林 (大日本) BADBOY非道(アパッチ軍)
(17分11秒 ドラゴンスプラッシュwith蛍光灯→片エビ固め)
*この日のカードの中で唯一、団体対抗戦になったカード。両団体はふだんの興行で選手の行き来が多いので、きれいに分かれてのデスマッチは珍しいのかも。
試合は蛍光灯デスマッチだったけれどリング周囲に張り巡らす蛍光灯はナシ。前半はほとんど蛍光灯も使わない、場外やイス、テーブルなどを使っての闘いで、アパッチ軍がアブドーラ小林を集中攻撃する展開。タッグとしての連携はアパッチ軍のほうがよかったような。いつも思うけど、アパッチの選手はイス使いが上手いねw しかし後半でアブ小が完全に盛り返して勝利を手に。年末の文体でのタイトルマッチに向けて、かなり気合が入ってる感じ。
デスマッチ、それも蛍光灯デスマッチは初めて観たという人もかなりいたんじゃないかと思うけど、どう思ったのか是非聞きたいところです。途中、割れた蛍光灯の一部が勢い余って最前列の観客の間に飛び込んでしまったことが、この日に限って2回もあり、登坂部長がすっ飛んでくる一幕も。幸い怪我などはなかったようだけどちょっとひやっとしたわ。





この日は沼澤がちょっと影薄かったような気が。

最後はこの二人の闘いに。



***********************************************************************

○スーパー・ドルフィン VS ビリーケン・キッド●
(13分11秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)
*12.3に自団体でのシングルトーナメント決勝で大鷲透を破ってチャンピオンとなったスーパードルフィンと、ビリーケン・キッド、同じ大阪プロレスの選手同士の対決。
唯一のシングルマッチだし、同団体同士なので双方かなりプレッシャーがあったと思うし、実際、緊張してたようにみえた。それがいいほうに働くまで試合が持たなかったというか、

なんとなくだけど、上手い試合をみせようとする気持ちが強く出すぎてた印象を受けたんだよね。実際、ビリーは上手いし、感嘆させるような場面もたびたびあったけど、ちょっと熱が感じられるまでにいかなかった気がして、私は物足りなさが残ったな。久々に観るふたりだったので残念。

偶然隣にいた人が襲われたことが2回あって、彼女だと思われないように、めっちゃ必死で逃げました(泣)
ちなみにディーノ様が現在対戦したい相手は、B×Bハルクっぽいですよ~w
殴られるのもまた楽しみのうちでは?w
しかし、B×Bハルクかぁ…ハンサムJOEといい、どうやらディーノ様とはまったく男性の好みが被らないようで、ちょっと安心www