プロレス玩具箱

プロレス&格闘技、本と映画を愛する、武闘派文系管理人・りらが、プロ格中心にあれこれ放り込む玩具箱です。同好の士、歓迎。

カルバン欠場、そしてミルコが「ハッスル」に!?/全日・新春興行で新人デビュー

2007-12-24 20:39:33 | 格闘技
クリスマスイブだろうと何だろうと通常通りトレーニングしてた私ですが、帰りに用があって新宿伊勢丹に立ち寄りました。昼前だったのに地下の食品売り場は大変な混みよう…ケーキやチョコレートの有名店、そしてデリ系の店でローストチキンを売っている店は持ち帰りを頼む人々がたかったり列作ったりともう大変。恐れをなして早々に退散。しかしクリスマスというとなぜチキンなんでしょーか? ターキーを食べるほど本格的にやるわけじゃないんだから、別に鳥の肉から離れちゃってもいいのにね^^
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 大晦日の格闘技イベントはカードもかなり出揃ってきましたが、まだサプライズが起こる余裕はありそうな感じですね。
 残念な驚きのほうでは、青木真也と対戦するはずだったJ.Z.カルバンが練習中に左靭帯を負傷し欠場することになったという発表が。詳しい記者会見の模様が公式サイトのこちらに。怪我や故障による欠場はもういたし方ないことなんですが、目玉カードだっただけに残念~。青木の対戦相手は現在調整中のようですが、一週間を切った今からで同じレベルの相手が探せるかというとかなり厳しいでしょうね。…五味がここで出てきたりすると凄いけど…出ないって公言したばかりだからそれはないか。

 全然違う意味で大びっくりなのが、「本当? ミルコ・クロコップが大みそか「ハッスル祭り」登場!」(スポナビ
 記事を読むと高田の誘いで、挨拶に来るってことみたいです。深読みすれば、ハッスル祭りの後に開催される『やれんのか!』のほうに本当は呼びたいし出て欲しいけど契約の関係で難しいので、ハッスルのほうに呼ぶ形にして、さいたまアリーナに当日足を運ぶPRIDEファンとミルコが接触できる場を何かしら設けようとしているのかな、なんても思います。だってハッスルに来たってハッスルのファンにはミルコなんて知らん、という人も少なからずいそうだしね。せっかく来日するのなら、是非そういう形で最後となるPRIDEイベントに、ミルコが少しでも顔を出せたらいいのになーと思います。

 カルバンの欠場の話で思い出したけど、『Dynamite!』K-1甲子園に出るはずだった藤鬥嘩裟が出場見送りに。スポナビの記事こちら。藤は中学3年生なのですが、義務教育年齢の彼がプロフェッショナルとして試合することに関して労働基準監督署への届出がどーたらこうたら。しかも今回の試合だけではなく、過去の試合に関してもって話になって、結局手続きが間に合わないので見送りになったようです。よくわかりません。後楽園ホールで開催されるレベルの興行には問題なく出ていたのに、民放で放映される興行だと何か変わるんですかね。
 いずれにせよ、藤選手にはショックなことでしょう。煽るだけ煽られて…一生懸命練習していたでしょうに。私は個人的には10代の育ち盛りがヘッドギア無しでキック系の試合すること自体、本当は反対なんですが、させるのであれば安全面もこういう条件面も、周りの大人がしっかりと準備しなくちゃ話にならないと思う。話題性でまずカードだけ組んで発表しちゃってから、実はアレコレあってダメでした、というのは興行主催者として非常に恥ずかしいし、選手に対して失礼ですな
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  全日本プロレスは例年、1月2日・3日と連日で新年興行を後楽園ホールでやっておりますが、そのカードがすべて発表になりました。公式サイトのこちらに。
 全日ファン仲間である黒鋼さんから教えていただくまでうかつにもぜーんぜん気づいてなかったんですが、先日のファン感謝デーの興行で、メキシコ・アミーゴスは解散してたんですねぇ。ユニットの解散を喜ぶっつーのもどうかとは思うんですが、すいません、今回は喜んじゃいます。だってカズ様がカズ・ハヤシとして全日マットに上がるのは10ヶ月ぶりなんですよ!? よくここまでアミーゴス引っ張ったもんです。
 カズが戻って、2月後半からは中嶋勝彦も復帰するでしょうから、3月の両国大会ではまたきっとジュニア戦線に大きな影響を与えるような闘いを望めるでしょう。今から楽しみです
 
 そしてこの新春興行で、新人がデビューするようです。駿河 一(するが・はじめ)。静岡出身だから駿河かいw 186cm102kgと大型だし、柔道二段、そしてキックボクシング経験もあって全日本学生キックボクシング選手権でミドル級チャンピオンになってるんだそう。ちょっと面白そう。
 キック界も大型選手は層が薄いからそっちいけばいいのにって思わんでもないがw、でかくてなおかつがっつり蹴れる選手というのはなかなかいないので、少し期待しちゃおうかな。

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2 コメント

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勝彦のケガが未だに癒えない事。 (いしかな)
2007-12-24 23:08:14
22日のクリパにおいて当の本人に聞いたんですが、まだ骨は完全にはついていません。ギブスもしたままでサインしてましたよ。
それ以外は全然元気なもので、健介軍若手4人衆筆頭として、明るく楽しくにこやかにカラオケのデュエットを務めておりました。
「ああ。太陽の子というのはこういう子供のことを言うんだなあ」と、おぢさんとしてはホロリともらい泣きしてしまいました。
こんなボクと背格好も同じ10代の子が150キロの森嶋(今日の大会で団体MVP賞貰ってましたね)と互角に闘って、本気の悔し涙を流せる、そんな熱さを持った健介の遺伝子を継ぐ子供たちが増えて行く事にプロレスの未来を託したいと思いました。

プロレスの原点は「闘い」であって、それは運命的にいつか若者が先人を越えていくことから逃れる事ができません。
その運命に抗い、死に物狂いで若者の台頭を叩き伏せていく健介・カズ・小島・TAKA・渕、というピュアなプロレスを見たいと思います。勝ち負けを争い、勝って喜び負けて悔しがる「本当の気持ち」を見せるのが・観客のココロに伝えるのがプロレスのあるべき姿だとボクは思っているし、追いかけたいし、探し続けたいと思います。

でもね。
現実は「武藤敬司&久江商店」の度合いを加速させ、CCと最強タッグを独り占めしているのに、それでも届かないとなるとハッスルまがいのファン感にまで手をだしていっています。
それでプロレス大賞に鼻も引っ掛けてもらえなかった事に相当ショックだったみたいですが、来年はIWGPと三冠を独占してCCと最強タッグの連覇をして、ハッスルにもドームにも出て、それで実績を残そうとするんでしょうか。

武藤の会社をどうしようと彼の勝手なのかもしれませんけどー。
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まだまだ (りら)
2007-12-25 21:15:49
>いしかなさん
あの部位の骨折は治り難いとは聞いていましたが、あの若さをもってしても時間がかかっているのですねー。思うようにトレーニングもできず歯がゆいでしょうが、そういう経験もすべてを血肉にしていける年齢だし、そうできる資質を持っている選手だと思いますので、復帰後の彼に期待しております。

07年の全日本プロレスは迷走の極みだった気がします。小島のヒールターン、メキシコアミーゴスやサムライJAPANの登場。それらが何か残せているかというと今のところは…です。
それ以上に気になるのが武藤の変な方向での頑張り。武藤本人がもう一花咲かせたいという色気があるとしても別にいいんですけどね。キャリアを重ねた選手がああいう方向に惑わされていくのは、あまり歓迎できない気分。まして団体の長、ってか社長ですからねぇ…あれだけハッスル批判してたのにさ。

社長の方針に引っ張られるなとか従うなってのは無理な話ですが、それでも純粋なプロレス魂が全日(含むファミリー)の選手の内外でめらめら燃え続け、それを見せてくれる戦いが、リングの上で再び咲き誇ることを切に願っている私。来年はまた、毎月の後楽園も外せない!と思える全日になってくれますよう。
…久恵さん対策にはやっぱりカシンの復帰ですかね?
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