
それは、この間の日曜日のことだった。
週末の私の職場の結婚式場。
朝から緊張感たっぷり、ピリピリとした空気でいっぱいでした。
それもそのはず、ゲストになんと社長がやってくる!
みんないつもより気合入れて、頑張ってるとこ見せよう的な、目の色が違った。
けど、面白いもので、そうゆう時に限って、いつもしないような事故が起こったりするんですよね。
そして、私の部屋も別のことで、緊張感たっぷりでした。
なんと今日行われる式の新婦のお父さんが今日の今日まで、結婚式に反対しているというのです。
しかも“ここ”で挙げることをご立腹のご様子。
・・・・そこのテーブル私担当ですか?・・・(笑)(汗)
「どんな顔してお父さんやってくるんだろう・・」と恐怖でしたが、笑顔いっぱいでやってきたお父さん。
「いったいお父さんの中で何が起こったの!?」
いつ何が起こるのかわからないから、スタッフみんなでいつも以上にコミュニケーション取って、このまま楽しんでいただけるように、最後まで何事もないように・・・そんな願いで精一杯でした。
お見送りのとき、たくさんのゲストの方に、「ステキな式でした」とのお言葉。
そのような言葉は今までもたくさん聞いてきたけど、今日の言葉ほど嬉しいものはなかったです。
正直なところ、進行や余興などはお世辞にもイイモノではなかったけど(正直でごめんなさい)、私たちのサービスも決してスゴイものでもない。
ただ「イイモノ」つくろうと、「二人の幸せ祝おう」と、一生懸命になるだけで人っていうのは喜んでくれるのかなって、感動してくれるのかなって、そう思いました。
ココの職場では、いろいろあって悩むこともいっぱいなんだけど、自分のひとつの仕事として、例えば、自分という会社で「ウエディング配膳部門」があるみたいな、「これで自分が評価される仕事」みたいな、恥ずかしくない仕事しようって思いました。
そしたら、人どうこうも関係ないし、人をどう動かすか、教育するかとかも関係ないし、ただ目の前の披露宴をどうステキに演出するかだけです。
見方が変わると、世界が変わります。