
だんだん朝夕が涼しくなってきて、夏休みもたのしんで、こどもも新学期。
はたらいている人はやっと通常営業できるのを心待ちしているのでしょうか。
大きな組織ではたらいている人は、9月は半期、10月から人事異動があったり、また新しいことがはじまったり、バタバタする時期を迎えるようになる時期でもあるかもしれません。
そうそう、衣替えもあって、男性はネクタイとジャケットを着用するようになったり、制服があるところは、2020年に向けて心機一転するようなところもあるのかもしれません。
じぶんが所属しているところでそれを感じることが難しい場合は、ネット社会で大きい会社の動きを見てみるのもいいかもしれません。
なぜかというと・・・
ファッションの世界では、世界的有名なデザイナーがシーズン前送りにして、新しい新作を発表し、それに触発されて、一般人の手に渡る洋服のデザインが決まってきます。
ヘンな言い方をすると、トップデザイナーによって世の中の流行は操作されてしまっているんです。
はたらき人は、じぶんが所属している組織の方向性をじぶんの目線できちんととらえること、そして、所属業界の動きやtopがなぜtopにいるのかを客観的に見れるようにすること、すると必然的に問題点もみえてくるでしょ?
しかし、だからと言って、じぶんがその仕事に就いていないと、関われないのは当然のこと。
よーくよく、考えてみてください。
飛行機の中で「お医者さんはいらっしゃいませんか?」という場面、ドラマや映画であると思いますが、タイムカードを切っていない時間もはたらき人は、きちんとはたらき人であるんです。
会社にいなくても、お医者さんはどこにいてもお医者さんで、何かしないといけない時はしゃしゃり出て、その役目を全うする。
他のお仕事をしている場合でも同じなんです。
美容師は、街中歩いていてもおしゃれな人を探すし、接客業をしている人は、レストランや飲み屋でスタッフの動きを気にしてしまう。
大工さんは、きっとじぶんの家を建てるときは信頼ある職人に頼むだろうし、建築士はじぶんで図面を書いては理想の家を建てる。
デザイナーや音楽家は、感性を磨くために、さまざまな素晴らしいモノの出会いを探したりする。
社会のルールや役割によって、何もできないことをあきらめることより、なんとかできないことはないだろうか?
仕事をすることは、楽しいだけではいけません。
本来、人が人のために、社会のために、地球のために、を考えながら、目の前の人のことを精いっぱい考えて、じぶんのはたらき人の役目を全うするということを考えてみてください。
仲良しクラブは世界が狭くしてしまう。
自分よがりならないように、じぶんができるキャパも超えないように。
しかし、じぶんのチカラは無限大に広がるよ。人にもじぶんにも、社会にも、ラクな道を選ばらず、ラク~にチカラを抜け合う関係を築けるように考えてみてください。けど、きびしい目もないとダメなじぶんになってしまうからね。