ロジーンまでまだ少し時間がある、というほっしーを捕まえて、レモンスライスCDバージョンのお稽古。私はCDでは別の人がやってるコーラスを2曲ほど付けることになります。
ベースを持たない代わりにデジカメを持って記録中のUちゃん。
ほっしーを開放してステージを見るとOLD KG BOYS,ガールズもおるやん。
そうそう、レモスラのA尾さん、ここのOBでしたね。歌も歌いましょう。SんバンドのM-さん、ちょい悪どころか、すご悪オヤジになってるやん。到着して調理室に入って来た時、どないしよかと思いましたもん。でも同世代がすご悪オヤジ、ってなんか嬉しいな。相方が三原ツアーでお世話になったA井さんも同世代、オートハープで頑張っている元ベース弾きもたぶん同世代です。K大もがんばらな、あかんね。
ぽっとでいじー、歌詞をトチらないか、コード間違えないか、と戦々恐々
だった割には、何とかクリア。(リードパートがへろへろだったり、歌詞が逆だったりという些末?なことは置いといて。)
この辺から私、かなりいい気分でした。アルコールを止めていて、直前に飲んだビールのうまかったこと。でもそれとは別のいい気分だったのです。
で、デイジーヒルはひとつバンドを挟んで次の出番でした。
当初、エントリーした時は、娘を入れてフォスターの曲をやろうと思っていました。ところが
4月の22日にHazelさんの訃報をきいたため、この、大好きな美星では、大好きな人を偲んで歌いたい、と思ったのでした。(だから次女はどっちでも良かった、っていうと彼女がひがむので、フェス好きで嬉しいな、と言いましたわ。)でも、それをおおっぴらに言うのもなんだかな、な気持ちだったので、とりあえずMCは相方に任せようと思っておりました。途中で振られたもんで、ちょっと変なテンションになって会場の笑いを誘ったりもしたんですが。
1.Mean Papa Blues
2.Green Rolling Hills
3.The One I Love Is Gone
4.Won't You Come & Sing For Me
5.Scraps From Your Table
2曲目を歌い始めた時、なんだか不思議な感覚に捉われました。おや?これは私じゃないぞ、みたいな。ぽっとでいじーでもレパにしていて(リードパートはバンマスですが。)ハーベストの丘では、雰囲気がぴったりなので、いつも歌う曲です。なのに普段と同じじゃない。おかしいな、とは思いましたが悪い気分じゃありませんでした。肩の力がすっと抜けて、気負いもてらいもなく歌っていました。後で録音を聴いたら、この曲の時だけ、極端に拍手が大きかったです。
実は、ほぼ26年前、夏の宝塚にHazelが来た時、ステージで一緒に演奏した曲でした。彼女のテナーに引っ張られそうになりながら、でもものすごく気持ちよく歌ったことを、帰りの車の中で思い出していました。
何人かの人たちに、ありがたいお言葉(良かったで、とか。もっと深い言葉もいただきましたが、もったいなくてここには書けません。)をいただいてちょっと舞い上がってしまいました。
次のバンドは大好きなganさんとその後輩たち。いつも思います。なんてストレートに気持ちが前に出る歌を歌われるのだろう、と。
続いて千日前です。今回は全員揃っているので、コスプレは一切ありませんでした。
去年まではWood & Wireでエントリーしてましたが、今年はメンバーの増強もあり、3部のコーラス重視のDIXIEというバンドになったそうです。DIXIEのマスターが嬉しくて名前入りのポロシャツを作ってくださった、と聞きました。いわゆる『ユニフォーム』っちゅうやつですね?これまでマンドリンとバンジョーを弾いてきたO野さんは、とある出来事からバンジョー専門になったそうです。
さて、トリはレモンスライスでした。本当なら去年のこのフェスでCDの先行予約をするはずだったのにね。でもその分、今年たっぷりお買い上げいただきましょう。
CDバージョンは、キャサリンが超個人的事情で欠席のため、プロデューサーのK太郎がフィドルを弾き、マンドリンはマエドリンにお願いしたそうです。そういえば、広島ライブの時お手伝いしてもらった、と言ってましたね。ほっしーのドブロも入って完璧!
ソロ以外の歌は全部ハモ付けました。なんとアンコールいただいたRemember Meは一度も合わせたことないのに、ステージでぶっつけでコーラスしちゃいました。大胆なワタシ。
全てのプログラムが終わったら、豚汁を温めてお喋りに興じましょう。うちのテーブルには、TBBな人たちやSOTな人たちもかわるがわる集まっていたので、もうメンバーはごった煮状態です。
ねじくんを素早く捕まえました。え?ジャムに行くって?そんなんいつでもできるって。とりあえず新ネタ披露してよ。久々に展開されるねじワールドにUちゃんも大喜びでした。
途中、Dセンから、ヴォーカルについてのありがたいお話を聞きました。いつもアホ話ばかりしてるのにこの日に限ってえらいためになる話を聞けた調理室でしたわ。
数時間ですが、ぐっすり眠って目が覚めたら、お隣の布団のハンサムボーイが私に向かって笑いかけてきました。思わず私もにっこり。そしたら今度は手を伸ばして私の手を握ってくるじゃありませんか。そのまましばらく一緒に過ごしましたが、ほんとに可愛い。ぐずりもせず、泣きもせず、一人でごそごそと遊んでは、時々声を出していました。うちの子供たちはフェスの夜中にぐずらなかったことなかったけどなあ。親孝行なハンサムボーイでした。
さて、ステージは既に始まっていました。私はBLUESVILL A.Cからしか見ることができませんでした、残念。日曜の朝に、ほんとにピッタリなバンドです。そういえば、今年は調理室でMさんに何も聞かれなかったな。毎年なんか聞かれるんだけど。
リンダ・ルゥズ、娘たちのフェス友だったはずのMちゃん、すっかりお姉ちゃんになっちゃって・・・。
彼が件のハンサムボーイです。なかなかずっしりと重たいです。将来はドブロかバンジョー弾くんでしょうかねえ。ちょっと与六こと加藤清四郎くんに似てませんか?
地元のcountry Timeの皆さん。
岡山ギタートリオの皆さん。
トリはGrass Aboutsです。ちゃんと聴くためにステージ前で正座しました。この日も(確か去年も)ステージ下からハモを、それも2曲も付けてしまいました。近辺で録音、または録画されていた方があったら、確実に私の声が入ってると思います。
ラストのKeep On The Sunny Sideの後エンディングジャムに突入。
歌もの1曲は、Bill Monroe か Hazel Dickensで、とのことでしたが、Hazelの歌はジャムには向かないと思うので、Can't You Heat Me Callingを女子で歌いました。
これでほんとにおしまい。今年も楽しい幸せなフェスでありました。
ああ・・・長かった。
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デイジーヒルようこ
yoshimi
デイジーヒルようこ
Linda Lou店主。
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