ひな菊の丘から

ホテルで演奏

今年最初のお仕事(?)は、とある団体の夕食会での演奏でした。仕事を早引けしていったん帰宅。少し時間に余裕があったので、洗濯物取り込んで畳んで、次の洗濯物を干して、台所を片付けて(朝ご飯の後ほったらかしのままでした。)、末っ子の腹ふさぎにホットドッグを作って出発。今回は、衣装に凝る余裕がなく、コーデュロイのシャツとウエスタン・ブーツで。

実は毎週のように通っている上六。ボイトレの教室のすぐ近くのホテルが今日の会場です。まずは呼んでくれた彼女にご挨拶。今日、ブルーグラスを知ってる人が場内に、最低でも3人はいます。でも、もしかしたら最高でも3人かもしれない・・・。ドキドキしながら席に着きました。出番までに、皆さんといっしょにご飯食べるそうです。相方はまだ、なのでちょっと手持ち無沙汰です。

気もそぞろながら、せっかくのご馳走、しっかりいただきました。でもグラスにはウーロン茶。彼女に恥かかせる訳にはいきませんからね。





会場には丸テーブルが10位並んでいたかな?予定では100名ほどのお客様、とのことでしたが、人数を数える余裕はありませんでした。相方が到着して程なく、音合わせのために外に出ました。ブルーグラスを知ってるもうお一方が「かぶりつきで見せてもらいますよ。」と声をかけて下さいました。ついでに彼の主催する春のイベントのご案内もいただきました。今年も参加させてもらおう、と日程を見たら、私と末娘の誕生日でした。うーーん、ちょっと悩むことにしましょう。

さて、時間になったので部屋の中に。演奏は金屏風の前です。



ライブともフェスとも違う、ブルーグラスになじみのない人たちの前での演奏。光のルネッサンスの時にも悩んだ選曲です。でも、どうやっても、今の自分達にできることしかできないんだから、「素」で行くことにしました。



全部で9曲用意していきましたが、途中で1曲飛ばしていることに気づきました。お喋りが結構長くて時間も押してたので(というか、途中で飛ばした曲を入れる場所もなかったし)減らしたまま終了。30分のステージです。

1.Ashokan Farewell
2.True Life Blues
3.Custom Made Woman Blues
4.I've Endured
5.Water Is Wide
6.When The Lamp Lighting Time
7.Don't Wake Me Till It's Over
8.人生の扉



Ashokanは、最近よくトチります。ギターがへたくそすぎます。今年の目標の優先順位を変えないといけないなあ。2と3は、むかーしからやってる曲なので、比較的落ち着いてできました。3は呼んでくれた彼女へのプレゼントです。ほんとは一緒に歌いたかったな。

途中で、グリーンスリーブスのリクエストが来たのですが、お応えできませんでした、ごめんなさい・・・。で、最後に皆さんへエールをおくるつもりで人生の扉を歌いました。終わった後、相方に握手を求めてこられた方が、「40年ぶりに聴きました。昔好きやったんですわ。」と。司会の方も、「ブルーグラスのバンジョーやフィドルの、乾いた感じの音がとても好きです。」そして極めつけは、一人の若者。演奏途中で席を立って、かぶりつきで聴いてくれました。「パンクから入ってビル・モンローを知りました。」ですって。

途中でメガネを外してしまったので、客席の様子は良く見えなかったのですが、(メガネがずって歌えない状態でした。)身体をゆすってリズムを取ってくださる方、お喋りをやめて振り返って見て下さってる方、などとても温かい雰囲気で、気持ちよく演奏させていただきました。少なくとも、楽しい夕食会のBGMにはなったかな?

飲み放題付きだったのですが、演奏が終わったら30分しか残ってなくて、慌てて冷たいビールをぐびっぐびっといきました。この後皆さん方は、泊り込みで親交を深められるようです。私と相方は、ほっこりした気持ちで外に出ました。

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