紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

未来スクール2017!

2017年12月15日 | 家のつくり手達(職人さん・設計者)の話

先週の日曜日「未来スクール」に参加してきました。

詳しくはホームページをご覧いただければと思いますが、和歌山市で働く大人がボランティアで子供達に自分たちの仕事の魅力と働くことの意義といくか楽しさを伝える事業。

今年で4回目を迎え、参加する子どもたちも300人、それも募集すると一気に埋まる程の大きなプロジェクトに成長してきています。当日も和歌山県知事や和歌山市長、教育長を始め行政の方もたくさんお見えになっていましたし、一コマ事業をする大人も和歌山市役所の方、弁護士さん、お医者さん、介護業を営んでおられる方、自動車整備業、美容師、本屋さん、化学会社、銀行の方など25名の素晴らしいメンバーに、今回初めて私も加えていただいたわけです。

初めの開会式前の模様。たくさんの子供と親御さん、そしてスタッフでたくさん。

和歌山県知事もお越しになっていました。

閉会後の一日先生やスタッフの皆様との集合写真。

私の授業は、4年生〜6年生20名に、弊社の仕事の内容と、木の家の魅力、そして手仕事と一手間かけることの素晴らしさを伝えるのが目的。

そもそも、回りくどく・小難しい男ですから、模擬授業で子供に対して難しすぎる!と何度も何度も仲間からダメ出しをされながら45分の授業内容を作りました。

内訳は25分のパワーポイントを使ったものと、20分のお仕事体験。日曜日にも協力してくれた若手大工さんの坂本君と堺君に、お仕事体験のアイデアを出してもらい、当日を迎えました。

私たちの授業は昼一の3限目。2限目のお医者様の授業が終わった後、道具や材料を搬入し

(ほら。ほんとに教室でしょ。)

開始15分前には用意も終わりました。お仕事体験は「カンナがけ」です。昔は普通に見る光景だったと思いますが、今やお家建築現場で見ることも稀になったのでしょうね。スタッフの大人が興味津々。この後、子供より先にカンナがけ体験をなさっていました(笑)

はい。ここからの授業風景は子供さんの顔を載せるわけにいけませんので、使える写真が限られるのですが、

はい。まずは私の拙い授業風景。木の家の魅力や弊社の歴史・仕事をわかりやすく伝えたつもり。分かってくれたでしょうか?でも、予想以上に真剣に聞いてくれている子供が多く、とてもやりがいがありました。

そしてその次はいよいよお仕事体験です。

まず、表面を荒した木をさわってもらい、その後坂本くんが、その木にかんなをかける。そうするとツルツルになる。(ホンマのホンマにツルツルになるんですよ〜)

それを触った子どもたちが「うわぁ〜」と大きな歓声をあげた時に、この授業の目的はほぼ達せられたわけですが(本当に嬉しかったですね〜)

その後のかんながけも皆一生懸命。坂本くんの『自分の名前を木の上に書いてそれをかんなで上手く削り取る」というナイスアイデアもあり、皆集中して楽しく取り組んでくれました。

ただ、こういう体験をしていつも思うのですが、こういうの女の子の方が上手いんですよね。たまにびっくりする位上手な子いますもんね。女性の大工さんというのも、もっと増えたらいいかもしれませんね。

あとの詳しい内容は、また情報誌などに掲載させてもらうと思いますが、本当に良い経験をさせていただくとともに、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

協力してくれた堺君と坂本君も、一生懸命&楽しんでくれていたようなので良かった良かった。

またアンケートなどで感想を拝見させてもらうのが楽しみですねが、参加していただいた子供さんたちの、良い思い出となればこれほど嬉しいことはございません。

さてさて今日はこの辺で。また来週もお楽しみに〜(笑)

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

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