プランのヒミツ？

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先週末の3連休。

何と、2日もお休み頂けまして（皆様ありがとうございます）、お家でゆっくりしてました。

ただ今考えさせて頂いているお客様家のプラン（平面計画＝間取り）が、いくつかございますので、

第1回目の打ち合わせ前の仮に完成させているプラン、打ち合わせ中のプランなど3軒ほどのお家のプランを前にして、ずっと眺めておりました。

『やっぱりこれでイイね』と、再度思えたもの。『あっ、ココこうしてもイイんじゃないか』と思えたもの。

まあ、有意義な休日でありました。

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さて、今日はそんなプランの話をさらっと。（僕みたいな若いのが偉そうに言いますと、叱られそうですが。。）

何度か記事にしていますが、プランで一番大切なのは、『そのお客様の根幹をなす大きな要望』を見つけて・探して（生活習慣や好み・お考え。それらを全て考えたうえで。ですから、これが大変）、それをきっちりと盛り込む事。だと思います。

更に、それに光や風、眺めなど『敷地から与えられる条件』をいっしょに考えて、『良いプラン』はできるのです。

簡単に言うと、

住まい手に、『気持ちいいな。心地いいな。』と感じていただく事が、最高に大切。そしてそうなってこそ、『永年愛着をもって住んでもらえる』のだと思います。（それだけではないけれど、やっぱり、これが一番大切だと思います。）

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だけど、プランはそれだけじゃありませんね。

各部屋・部屋の要望。使いやすさ・動きやすさ（これらは『心地よい』って事とからみますが）。もっと実用的な各部屋・部屋間の関係性。

そういう事も大切です。

そしてそれがお客様の要望で、かなりの量をもって、真っ先に伝えて下さる事です。

こういう実用的な、分かり易い事を、『ただ上手くまとめていく』だけなら、そうは難しくないのです。

要は『パズル』に近くて、（そのパズルも、「普通の方」から、「目茶苦茶上手い方」マデ『差』はあるのですがね）

『プランはパズルだ。』なんて簡単に言っちゃう人がいるのも（メーカーさんやビルダーさん等、標準プランをくっつける。等を常にされてる方なら、そういう考え方になってくるのかもしれませんが）、そういった理由です。

ただ、僕はかなり考え込んでプランを造っていく設計事務所で修行させてもらいましたし、僕が尊敬する吉村順三先生や永田昌民先生などの教えもありますので、

『パズル』。なんて考え方には、絶対賛成はできないわけで、、

とりあえずできた、ご要望をずらっと満たした『ただ上手くまとめたプラン』を見て、『こんなの、恥ずかしくてお客さんに見せられるかよ～。こんなで良けりゃおかしくてやってられるかよ～。』なんて一人でブツブツ言ってるのです（笑）

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やっぱり、「さらっと」とは終わらなかったですが（笑）

結局プランってのは、その間取りの中で、くつろいだり・食事したり・寝たり・作業したり・休息したり、するわけですから、

その中にご自分の身をおいてみて（ってその想像が難しいのですが）、

『ココに座って外見たら、落ち着いて心地よいだろうな～、お庭が眺めれられて気持ちよいだろうな～』

『ココで朝食とると、朝日がはいってきて気持ちよいだろうな～』

『ココでお食事をつくると、楽しいだろうな～』

『この小さい和室で寝転がって本読むと気持ちよいだろうな～』

なんて想像ができれば（設計者の説明を聞いたうえで）、それはまずは『良いプラン』なのではと思います。

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な～んて、そんな「住まい手の大きな要望を満たす『心地よい』ところ」をしっかり固めると、後は「各ご要望」をうまくまとめていく、「パズル」に近いものが待っておるのです。

さっきは「上手くまとめるだけなら簡単」と言いましたが、中心をしっかり固めたうえで。となると、まあ「そう簡単」とも言えなくなりまして、、、、（笑）

ただ、この時も、

『大切な大切な中心はぶれさせない。』

ここをしっかり、『鉄の意志』をもって考えませんと、、、、、

そのうち、「こうすれば全て上手くまとまるから、もうイイか。。。。。」などと、かなり魅力的な「悪魔のささやき」が聞こえてまいります（笑）（特に夜遅く考えてる時などに）

まあまあ、それに負けないで

今日もボチボチやっとります（笑）

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和歌山・大阪の「心地よい家」づくり　大彦（株）