題詠blog2009

こちらは「題詠blog2009」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

047:警

2008-12-21 | 041-050の歌
「047:警」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

題は「警察」「警告」などの「警」です。「驚」などとの読み間違いにご注意ください

0047:警(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
花の写真猥褻物とて押収す植物国の警察署長

047:警(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
警告の笛の音ならきこえてた(僕から)逃げたんじゃない(僕を)追いかけたんだ

047:警(アンタレス) (思い出ずるままに)
警察は縁無き所思いしが空き巣入られ数日調査

047:警(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
いつ来ても<警ら中>との札下げて警官不在の村の交番

047:警(みずき) (空)
少年を眼に残したる警官の過ぎて短日あすは浅草

047:警(船坂圭之介) (kei's anex room)
警邏するをとこふたりの影淡く月はやうやく街路を照らす

047:警(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
警告の表示集まるサイトへと入りブラウザ無限に開く...

047:警(小早川忠義) (Just as I am Returns)
警察は助けくれぬと嘆きたる女の失くせし車はポルシエ

047:警(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
警鐘は鳴っていたけどシカトして二度寝してたら天国に居た

047:警(うたまろ) (五と七と五と七と七)
原発を活断層の上に置くヒトに聞こえぬ 地球(ほし)の警報

047:警(柴田匡志) (スタートライン)
高速に警告灯の回っておりスピード落とすも後ろは詰まる

047:警(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
恋愛中毒警報 発令中 あなたのこころ 奪いにいくから

047:警(佐藤紀子) (encantada)
乙姫の警告忘れ開けられて箱はそのまま浜に残れり(浦島太郎物語)

047:警(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
注意注意注意二回で警告で警告警告これでおしまい

047:警 (穴井苑子) (猫のように純情)
警察の人がわたしにやわらかく渡してくれた振込用紙

047:警(みつき) (みそひと :: misohito ::)
警告の連ねられたる箱を手に 君は悠々煙吐き出す

047:警(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
こんもりと頭の群れを縫いながら「夜警」見ました夜の絵でした

047:警(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
背中から愛するほかに愛せない人と警戒警報が鳴る 

047:警(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
警戒の鎖が解けたら順番に時間をかけて溶けてゆきます

047:警(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
警笛が鳴り響いていたあの瞬間君がわたしを見つめていた夜

047:警(梅田啓子) (今日のうた)
味噌つ歯のちやこちやん突然ゐなくなる向かひの警察官舎からある日

047:警(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
この先は行き止まりですと警告が僕に進めと暗示する夜

047:警(森山あかり) (言葉の花かご)
警報は聞かないふりで落ちてゆくただ一瞬の快楽あれば

047:警(ひじり純子) (純情短歌)
警告を自分の中で発しつつあえて危ない所を歩く

047:警(只野ハル) (Ordinary days)
近づくと 警報がなる ネガティブな 気分が滲む 触れてはだめだ

047:警(ジテンふみお) (雲のない日は)
近づけば警官でなく警備員 俺も怪しい顔しているが

047:警(ジテンふみお) (雲のない日は)
近づけば警官でなく警備員 俺も怪しい顔しているが

0047:警(わだたかし) (ファミレス短歌)
警視庁データベースによりますと ふにゃふにゃ病が増加中です

047:警(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
警備出動の記念に新宿の受苦に浮かべるジェラルミン盾

047:警(はこべ) (梅の咲くころから)
警笛がながく尾をひく山奥の 鉄道若葉のなかに消えぬ

047:警 行方祐美 (フーガのように)
警八風の大きな翼の吹くことを望むばかりぞまた春は来ぬ

044:警(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
自転車を職質したい警察の目でぼくを見るきみの目のぼく

047:警(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
別れ際君が触りし唇にかくし(隠し・画し)ておいた警報装置

047:警 (minto) (@100@)
ペン持たずキー打つことに依存せば未来案じて警鐘が鳴る

047:警(ウクレレ) (十線譜)
ひとつだけあなたは間違い犯したと笑みを浮かべる古畑警部補

047:警(陸王) (Always Walking with Yu)
林檎食べ白馬の王子待つ姫の眠りを覚ます「警笛ならせ」

047:警(チッピッピ) (うたよみブログ)
また記録更新 桜の開花時期 自然が諭す春の警告

047:警(ことり) (歌)
春告げ鳥からの警告ですという貼り紙をだれか見たことありませんか

047:警(蓮野 唯) (万象の奇夜)
警戒だ常識常識言う人がたいてい一番常識が無い

047:警(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
警戒をしている人に天罰は下らないから心配してよ

047:警(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
がちがちに警戒してたはずなのに気づけば君に包まれていた

047:警 (ゆり) (森の歌)
突っ走れただ駈け抜けろ撃たれても警告も警鐘も砂塵

047:警(畠山拓郎) (あいうえおあお)
ピンク色桜前線上昇し恋愛警報発令中

047:警(さかいたつろう) (流星文庫)
君が言う一番星がたくさんで警戒心を少しゆるめた

047:警 (新井蜜) (暗黒星雲)
帰国まえもう一度だけ会いに行く夜警のきみを忘れられずに

047:警(ふみまろ) (光る風の記憶)
年末夜警火の用心わが祖父は相当おんな好きだったらしい

047:警(迦里迦) (香飄)
重ねがさね警告します 結界はここね あ、そこ地雷

047:警(迦里迦)再投稿(脱字) (香飄)
重ねがさね警告します 結界はここねよろしい? あ、そこ地雷

047:警(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
開き見る警察手帳の我が写真顔殺人鬼より凶悪な顔

047:警(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
道に咲くすみれのやうに真つ当な言葉は警戒されつつ聴かる

047:警 (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
会えません今日の心は昨日から洪水警報出たままなので

047:警(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
警戒はしてたよ あたりまえじゃない 君が巧みにすり抜けただけ

047:警(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
警告をしたのにアナタは近づいて迷子になった私と共に

047:警(Yosh) (☆生短歌☆)
諦めか?警戒線の一本も張らぬ後世への不安と懼れ

2009題詠blog047:警(はづき生) (生さんま定食)
町内を夜警で廻る時季がくる今年はふたり欠けている冬

047:警(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
さっきから考えている(君じゃなく)警固公園の訓み方などを

047:警(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
むくつけき男たちの夜警かなバーの連なる通りの明るさ

047:警(春待) (三感四音)
警報を期待するうち朝は来て悔しい青空台風一過

047:警(理阿弥) (車止めピロー)
日本間の障子格子は少年の人屋 祖母(おおば)の人形(でく)が警(いまし)む

047:警 (水口涼子) (FANTASIA )
警報が鳴り響いてもお釜と布団被るしかない

047:警(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
豚からもあれよあれよと人の世に病広がる警告なしに

047:警(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
交番の仮眠室にて睦み合う警察学校中退同士

047:警(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
うしろから何も言わずに抱きしめた「警笛鳴らせ」の標識の下 047:警(題詠100首2009)

047:警(原田 町) (カトレア日記)
車間距離じゅうぶんあるに警笛を鳴らして過ぎる紅葉マークは

047:警(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
警報を発動しても沈静に向かうとは限らないのですよ

047:警(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
警察に三行半を突きつけに行ったあなたが帰らぬ金曜

047:警(藻上旅人) (創作のおと)
そのことは警告として聞いてます切ない思いのまんまいるから

047:警(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
ぎりぎりの警戒心が保たれる七回コールで応える君に

047:警(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
落とし穴毎度毎度に落ちている警戒知らずまたためいきを

047:警(かりやす) (彼方探訪)
明日には自分は変はる警報が遠くひびくに耳を澄ましぬ

047:警(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いつの間にか警報器だらけの街で今日もたのしく暮らす

047:警 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
二〇〇一年元旦零時みなとにて汽笛が告げる未来警報(emergency)

047:警(nnote) (白い箱から)
梟のような眼をした警備員地下駐車場に樹海の気配

047:警(のびのび) (のび短歌)
警報が鳴り響いてます聞こえてます吐息とあいまる背徳の音色 参照記事:047:警

047:警(祢莉) (suger drop)
警報機鳴らしといたよもう少しで君は恋に落ちそうだったから

047:警(フウ) (easygoing.)
警告の鐘が鳴り響きうろたえる若者 逃げ先は明日(あす)

047;警察 (七十路ばば独り言)
12時のサイレン聞くたびあの頃の空襲警報思い空見る

47:警(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
警戒心ゼロに戻してあの人に近づいてみる至近距離まで

047:警(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
砂ぼこりまみれてオートリクシャーの言い値はなべて警戒すべし

047:警(こうめ) (はこにわ相聞歌)
パソコンを見せれば近き君の香で相互侵犯警戒をせり

047:警(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
降る雨にヘッドライトも警笛も行き先さえもにじんで溶ける

047:警(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
警告のカードのそりと銜え持つでんでん虫のような歩みで

047:警(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
警報を幾度聞きしか産み月の二十四の母 壕へと急ぐ

047:警(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
警戒を解(ほど)いてしまった心には成るようにしか成らぬ悦び

047:警(ゆき) (ひたぶる君を)
警戒心なんか捨てなよ毒りんご食べなきゃ王子は来ないんだから

047:警(イマイ) (ゆびおり短歌)
花柄のカップからのぼる湯気を見て警戒心は解けそうもない

047:警(暮夜 宴) (青い蝶)
鳴りひびく警笛にさえ耳ふさぎ折れた翼で飛ぼうとしてた

047:警(間遠 浪) (少女らせん)
社会にはもう戻れない 覚悟して盗んだ自警団のベレー帽

047:警(ほたる) (ほたるノオト)
それはまるで夜中に羽化を見たようなとても静かな警告を聞く

047:警 (村木美月) (うたりずむ)
警笛は鳴ったのでしょうさよならの気配に耳をふさいだあの日

047:警(都) (miya-momoの日記)
定期的に自分の意思を警邏するこのままでいい?まだ大丈夫

047:警(音波) (短歌のなぎさ)
「この先はトキメキ禁止」の警告を見つめてつなぐ左手の指

047:警(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
強いのに警戒色を選り好む女になったとあなたは笑う

047:警(青野ことり) (こ と り ご と)
はや足で渡りきれたら息をつく 背中で震える警笛を聞く

047:警(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
右の目が細くなったら警戒をシグナルアイズレッド点灯

047:警(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
大通り 暴走バイク 背後から パトカー乗った 警察が追う

047:警(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
奥の手も裏技もなく僕はもう警告無視するしか手はなくて

047:警(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
警戒は常にしてますこれ以上優しくされたらあたしじゃなくなる

047:警(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
そうじゃない いつかの強い目が諭す 百万言の警句より なお

047:警(短歌サミット2009.イノチトリオ) (短歌サミットブログ)
警察に寄り道しよう僕たちがやりましたって顔をしながら 

047:警(月下燕) (a swallow under the moonlight)
警告を発し続けるディスプレイ永久凍土に降りつもる雪

047:警(健太郎) (モノクローム文芸館)
目一杯、警戒心を抱かれる道草食って何でも食って

047:警(あみー) (正直なたましい)
そんなはずないと警戒してしまう ついにモテ期がやってきたのに

047:警(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
警笛もきっとまぶしく見ただろう白線越えたあのつまさきを

047:警 みぎわ (たづたづし)
日常の姿のままに死ぬのだらう警報も無くミサイル飛来

047:警(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
警戒を上回る質問が来てなにも言えずに次の質問

047:警(振戸りく) (夢のまた夢)
ミニカーにハコ乗りさせた警官を「おまわり」と呼ぶならわしがある

0047:警(tafots) (1年で1000首をつくる)
友人はニートになりぬ「そういうの自宅警備と言うんだってね」

047:警 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
一度だけ警察署長をやりました敬礼したりビラ配ったり

047:警(都季) (31pieces)
警戒音鳴り響く午後 世界から私の影がゆっくり消える

047:警(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
夏服の警察官が駆け出して立ち往生した子猫を救う

047:警(根無し草) (根無し草)
警官に 職務質問 される度 顔にホクロが 増える体質

047:警(藤野唯) (Sugarmint)
安全な場所から警告をしているつもりの君は明日を知らない

047:警(O.F.) (O.F.)
ショッキング・ピンクの文字で警告を「女優の粉をまき散らさないで」

047:警(emi) (時計をはずして)
警察官をやめてなお弟は眠れぬ夜に縛られている

047:警(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
警めをあげますだから従順をくださいわたしの望むかたちで ○下手に出ながら上から目線

047:警(市川周) (ミルミルを飲みながら)
警備員照らす理科室ともだちがいるってどんな気分だろうか

047:警(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
警告のやうな夕映え塞がねばならぬ記憶がしたたり落ちて

047:警(花夢) (花夢)
幼少のころから母の警告は冷蔵庫にて冷やされている

047:警(こゆり) (おかっぱ短歌)
警笛が響くみたいに鳴る電話無視して救助を待たないふたり

047:警(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
盲目な恋風ばかり取り締まる警察官があなたで良かった

047:警(遥遥) (たんかのきりかた2)
警報はいつものように鳴っていた廃墟のような頭の中で

047:警(sora) (追憶~娘へ)
ゆくことを許してしまつた幾たびも警告されていたはずなのに

047:警(佐藤羽美) (hinautamemo)
春霖の(忘れないでね)数滴が明智警視の眼鏡にひかる

047:警(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
光化学スモッグ警報 校庭にアンドロイドのあの子を残し

047:警(村上はじめ) (雑感)
友達の結婚式が警告に生涯ひとりは寂しく痛い

047:警(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
警察の説得むなしく銭形はあなたの心を奪っていった

047:警(すいこ) (すいこのうたおきば)
街灯の夜警白昼みる夢に昇るだろうか陽や星や月

047:警(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
警報は鳴っているけど警報の言いたいことをみんな知らない

047:警(橘 みちよ) (夜間飛行)
耳伏せて警戒モードの今日のきみ逃してしまふよ素敵ないまを 

047:警(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:047:警 警察とルパンが常に見ているよキンキラキンの君のパンティ

0047:警(Re:) (プリズム)
これ以上踏み込んではいけないと警告している心臓が鳴る

047:警(酒井景二朗) (F.S.D.)
憑き物が落ちたと君の一言は思へば警告だつたのだらうか

047:警(珠弾) (seven seas tac)
スケバンと呼ばれたサキも出世した 今じゃ子持ちの警視正に

047:警(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
物干しで風に吹かれる春先のウルトラ警備隊の制服

047:警(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
物干しで風に吹かれる春先のウルトラ警備隊の制服

047:警(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
警めというか誓いの顔をして腕にかみつく蚊も熱帯夜

047:警 (みなと) (海馬)
九回裏二死満塁のバッターがぬらりひからす警棒の黒さ

047:警(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
禁止語句を伏せ字に代えて投稿し、頭脳警察1(ファースト)を聴く。

047:警(駒沢直) (題詠blog参加用。)
警告を無視して渡る泥の河 白きスカート揺れる波間に

047:警(志井一) (日記ホプキンス)
武田鉄矢主演のドラマ「リミット」の舞台はなんと愛知県警

047:警 (お気楽堂) (楽歌三昧)
飲み会を盛り上げるため堂々と歌って踊れペッパー警部

047:警(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
警笛のような歓声 1曲で あと1曲で またアンコール

047:警(やや) (言の葉たち)
まだ解除されぬのだろう警報が胸内に咲くにすずらん揺らす

047:警(やや)再投稿 (言の葉たち)
まだ解除されぬのだろう警報が胸内に咲くすずらん揺らす

047:警(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
月光に犬歯ひかりてかぐはしき夜景の為の自警団ゆく

047:警(ゆふ) (ゆっくりん)
露ほども警戒心なき赤ん坊目守りつつ二人パパ、ママになる

047:警 (一夜) (短歌るBlog)
警告を無視した花火上がる浜 寄せては返す波は泣いてる

047:警(本田鈴雨) (鈴雨日記)
ガソリンはあともう少し 警告の点滅にわが鼓動和しゆく 

047:警(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
受け持ちの生徒とともにスーパーの警備員室で母親を待つ

047:警(ワンコ山田)       (歩道を走る自転車のこども)
点滴の落ちるリズムにときめいて警戒レベルに心拍数が

047:警(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
警察犬みたいに鼻を押し付けてもっと奥までさぐってみたら?

047:警(紫月雲) (resume 1970-2009)
警戒を解いたつもりの歳月の果てにふたたび二重扉を

[短歌][2009] 047:警(ezmi) (語りえぬことを。)
「信じてもかまわない。でも嘘つきよ」 警告された。無視する予定。

047:警(ノサカ レイ) (のーずのーず)
大切な人だから君は無視できない悲鳴に似ているその警報を

047:警(しおり) (ヒロの独り言)
わたくしの理性が放つ警報を無視して進む危険な恋路

047:警(斗南まこと) (野ウサギのように)
やさしさに警戒したくなるほどに舌の上にてとろけるプリン

047:警(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
のらねこに警戒をする君のため 大丈夫浮気なんてしないよ

047:警(岡本雅哉) (なまじっか…)
冷蔵庫に冷えるプリンのカラメルを半分舐める 警告として

047:警(香-キョウ-) (Sky on Blue)
野良猫に無警戒で擦り寄られ エサ目当てでも たまらずふにゃん

047:警(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
一度だけ警察の部屋に入りたり 教え子亡くせしあの夕方に...

047:警(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
婦人警官が追ってる犯人は彼女の心を盗んだらしい

047:警(吉里) (梢は歌う)
人類に密かに告げる警鐘の空行く雲に鳥虫の数

047:警(やすまる) (やすまる)
潮水が警戒線に届くとき指にあたれば栓を引き抜く

047:警(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
警戒が好意に変わり愛になる方程式の解をさがして

047:警 (ゆれる残像)
警報機みたいに二人を焦らせる 彼女からだと告げる着メロ

047:警(小林ちい) (ゆれる残像)
警報機みたいに二人を焦らせる 彼女からだと告げる着メロ

047:警(おっ) (だいえいの短歌専門店)
拍子木の夜警の音が響くたび今年の泡が湧いてはじける

047:警(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
警報をかき鳴らせギター、これからもやっぱりひとりで生きるのだから

047:警(伊藤真也) (クラッシュボク)
僕たちは言葉少なになってゆく刻一刻と 夕闇の泥警  

047:警(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
傷口を閉じても溢る洪水の警報止まず 『おまえのせいだ』…

047:警(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
その耳に警告届かぬもどかしさ 理想の上司はあなたじゃないです

047:警(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
遠つ国より貴(あて)なる人の訪ひたるか御苑のあたり警備のかたし

047:警(扱丈博) (取扱)
古傷が鏡のように割れはじめあふれ返す警告をきみは無視した

047:警(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
うっかりとこぼしたワインこれ以上飲むなと警鐘鳴らすよな赤

047:警 (村本希理子) (きりころじっく2)
洗濯機レンジ(3回!)食洗機くたびれるのよ警告音は

047:警(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
警告の色はいつでも赤いからまっかな傘をさす雨あがり

047:警(惠無) (なんでもない一日)
収まって始めてわかった警笛が壊れる心の警鐘だった

047:警(惠無)再投稿 (なんでもない一日)
収まって初めてわかった警笛が壊れる心の警鐘だった

047:警(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
君のこと警戒してたそれなのに私の中に 君 君 君が

047:警(今泉洋子) (sironeko)
わが知らぬ空襲警報ちちははの会話思ほゆ昭和の日なり

047:警(内田かおり) (深い海から)
こっそりと警戒しているらしき猫の目はまん丸に我を見ており

047:警(内田かおり) (深い海から)
こっそりと警戒しているらしき猫の目はまん丸に我を見ており

047:警(kei) (シプレノート)
下草を滅多やたらに刈っている警鐘鳴らす絶滅危惧種

047:警(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
警告はとっくに赤く点ってた 君を見つけたときから無視した

047:警(天国ななお) (お月様は許さない)
ピピッ 美人婦警さんから警告をうける軽トラおやじの笑顔

047:警(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
警告の繰り返すたび磨かれて五月の祭それも美し

047:警(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
あの人を欲しいと言ったその夜に耳元で鳴る警告音

0047:警(Ni-Cd) (反実仮想)
水風船破裂粘液顔付着波浪警報瞬時勧告

047:警(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
あれほどに何度も何度も警告をした筈なのに飛び立った鳥

047:警(鯨井五香) (くじら(独唱))
「定型をやぶりましたね?」ひらひらと青い切符が警備隊より

047:警(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
コマ(劇場)裏の花屋閉店す警笛に押されてあるく花道通り

047:警 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
見逃したご機嫌斜め注意報 警報がでる前に土砂降り

047:警(夢雪) (浪漫)
我が部屋を警備したるは屈強の女剣士と獰猛なる虎

047:警(さと) (すばらしい日々)
警鐘鳴らすと聞けば世人(よひと)如何なる音色を想起するか知りたし

047:警(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
警笛は強い わたしは警笛を鳴らす側にはなれないだろう

047:警 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
警笛のけたたましさに怯えつつ乗りし救急車初めての終り

047:警(椎名時慈) (タンカデカンタ)
警視庁捜査8課に所属するあいつみたいに生き急ぎたい

047:警(茶葉四葉) (ゆざまし)
距離感に注意しながら近づいて警戒区域と知りつつ入る

047:警(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
個人的警戒警報発令中季節限定栗蒸羊羹    

047:警 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
警鐘はおそらく鳴つてゐるのだらう因果の三つ重なる夜更け

047:警(緒川景子) (ezomijikauta)
ほっとするなんてことばで身動きをとれなくするとはさすが警察

047:警(ぱん) (向日葵 と 月)
だんだんと丸くなってくひだまりに警報器鳴る五限の廊下

047:警(桶田 沙美) (31Words Runner)
警報が鳴りっぱなしのあたしです貴女の前で赤い顔して

047:警(田中ましろ) (ましたん)
背を向けろ壁に張り付け警察だ 君の身体をすべて調べる

047:警(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
警護なんていらないねってくすくすと羽の手入れをしている天使

047:警(みち。) (滑空アルペジオ。)
警鐘は耳を裂くまで鳴りつづき耳を裂かれるまで気づかない

047:警(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
遠巻きに警戒心をあびている 月を映した野良猫がなく

047:警(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
ネルシャツにからだをくるむ警報が注意報へと変わる夜更けに

047:警(フワコ) (きくとわたし)
なんとなく心の奥がざわめきぬ警察署の前過ぎ行くときは

047:警(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
警句集ひもとくひぐれ梔子は茶色にあせてなお匂いたつ

047:警(星川郁乃) (Air Station)
いにしえの発売禁止の曲もいまや牧歌的なり“頭脳警察”

47:警(HY) (天然通信)
海からの生臭き風連れてきた波浪警報街吹き荒らす

047:警 (FILL mobile)
誰一人信じず捧ぐ教会の警め唱う白き祈り火  

047:警(ME1)(←名前抜け再投稿) (FILL mobile)
誰一人信じず捧ぐ教会の警め唱う白き祈り火  

047:警(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
君が目をうるませてただささやけば警戒レベル4のサイレン