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030:雪 (ねこちぐら)
さざめくは雪かみぞれか窓越しに窺う先は真の底闇
031:雪 (ねこちぐら)
さざめくは雪かみぞれか窓越しに窺う先は真の底闇
031:雪 (zoe）（すりきれ)
さむいと思ったら雪がハラハラ下からのぼってきました、さむい
031：雪（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑 . . . 本文を読む
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032:ニュース (ねこちぐら)
投げやりなニュースの口調を傍らに街は我らを目覚めに押しやる
032:ニュース (zoe〕〔すりきれ)
雪だるまの母さんと窓またぎコタツでテレビのニュースを見ました
032：ニュース（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
我が未だ買わざるうちにデジカメは . . . 本文を読む
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033:太陽 (ねこちぐら)
太陽の沈まぬ国のあるごとく君は朝を信じて止まぬ
033:太陽(再投稿) (ねこちぐら)
太陽の沈まぬ国のあるごとく君は明日を信じて止まぬ
033:太陽 (zoe〉〈すりきれ)
逆キリン日本列島あすははれ太陽マーク同回転中
033：太陽（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西 . . . 本文を読む
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034:配 (ねこちぐら)
聖典に書き連ねらる配慮とう文字の虚しき現代の街
034:配 (zoe)(すりきれ)
牛乳の配達車来たらむ箱に苺ミルク入れなば誰（た）が取りに行くらむ
034：配（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
ティッシュベーパー欲しいときには駅前のティッシュ配りは姿を見せ . . . 本文を読む
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035:昭和 (ねこちぐら)
街の灯の冷たき夜更けは肩越しに昭和が優しく我れを慰む
035:昭和(zoe) (すりきれ)
みどりいろの昭和牛乳の剥がれ易いラベルが瓶に波打っていた
035：昭和（西中眞二郎） (しなやかに . . . 本文を読む
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036:湯 (ねこちぐら)
浸かり居しは煮え湯かそれともぬるま湯かいずれ身に沁む心地の悪さ
036:湯(zoe) (すりきれ)
カタカタと牛乳瓶が揺れだした水が湯に変わっただけなのに
036：湯（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
幼な子にあれど仕種のなまめきて父と来し子が湯船に遊ぶ
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037:片思い (ねこちぐら)
頬染めて片思い告ぐ愛し子は今年五歳の真似っこ盛り
037:片思い(zoe) (すりきれ)
甘さだけじゃない苺ミルク会いたいでも自分が怖い片思いがいい
037：片思い（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
ときめきは若き日のみのものにあらずされど虚ろな疑似 . . . 本文を読む
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038:穴 (ねこちぐら)
見回せば墓穴ばかりが目につきし我れの周りの足場はわずか
038:穴(zoe) (すりきれ)
牛乳の丸いキャップは車よりスケボーのほうが安全だよね
038：穴（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
整然と穴開けられしビニールが畑を覆い小さき芽が吹く
038:穴( . . . 本文を読む
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039:理想 (ねこちぐら)
叶わずもそれもまた良し眼裏の理想はすでに夢とぞ思えば
039:理想(再投稿) (ねこちぐら)
叶わずもそれもまた良し眼裏の理想はすでに夢と思えば
039:理想(zoe) (すりきれ)
コーヒーと苺ミルクの紙キャップが理想的な恋人同紙だと思う
039：理想（西中眞二郎） (しなやかに、したたか . . . 本文を読む
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040:ボタン (ねこちぐら)
たとうならほんのボタンの掛け違え有りがち過ぎる恋の終わりは
040:ボタン(zoe) (すりきれ)
牛乳キャップはマリちゃんの服につければボタンになります
040：ボタン（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
当世風ギャルと見し子がエレベーターのボタンを押 . . . 本文を読む