今回は、熊本県熊本市南区城南町にある国指定史跡「塚原古墳群」に行ってみた。
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塚原古墳群は、古墳時代前期の4世紀から後期の6世紀に築造された、熊本県内最大規模の古墳群である。
九州縦貫自動車道の建設工事に伴う発掘調査で、多くの古墳が検出されたため、古墳群の真下にトンネルを掘り、
高速道路を通すという保存方法をとった珍しい古墳群でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/bd/c3479a7c9a6d3ad93cd3397e861856f5.jpg)
「三段塚古墳」 「丸山2号墳」 墳頂から石棺が見学できるようになっている。
現在は「塚原古墳公園」として77基の古墳が復元の上、整備保存されている。
また、公園内にはサクラ・アジサイ・コスモスなどの季節の花々が植えられ、週末には子供連れの家族で賑わっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/2d/b787a99db01340de1f5f354958732575.jpg)
「琵琶塚古墳」墳頂からの眺め。 「石之室古墳」
(現地解説板)
国指定史跡 塚原古墳群
塚原古墳群は、熊本県内最大規模、全国でも有数の古墳群です。その存在は 古くから知られており、江戸時代後期に著された
「肥後国誌」や「古今肥後見聞雑記」にはすでに登場しています。群内には、4~6世紀に築かれた方形周溝墓、円墳、前方後円墳、
周溝墓などの古墳が見られ、その移り変わりを一つの丘陵上で確認することができる特徴を持っています。
この遺跡は、九州縦貫自動車道建設によって消滅する運命ありましたが、学術上の価値が極めて高いことから、
道路を遺跡の下をトンネルで通すことにより保存することが実現できました。このような保存は全国的にもきわめて珍し いことです。
現在約10万㎡の史跡公園の中に、発掘された古墳の内77基が復元されています。 公園は、春はサクラやツツジ、夏はアジサイ、
秋はコスモスなど季節の花が咲き、地域住民の憩いの場として、歴史学習の場として利用されることを願っています。
指定年月日 昭和51年(1976)12月27日
整備期間 昭和60年(1985)~平成7年(1995)
指定面積 134724.12㎡
整備面積 106.38㎡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ea/b69cb74eac70cb6ff0ed3fe595af4900.jpg)
「花見塚古墳」
塚原古墳公園内にある「熊本市塚原歴史民俗資料館」も見学してみた。
館内は考古・歴史・民俗の3つの展示室からなり、塚原古墳群に関する展示解説のほか、
旧城南町内の遺跡から出土した遺物などを展示解説している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1f/747a9bb339a3614e3750d21966c40730.jpg)
熊本市塚原歴史民俗資料館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/79/88da1461554de535bf24055e8a0913c7.jpg)
資料館のすぐ脇にある「りゅうがん塚古墳」 肥後型横穴式石室が特徴とのことである。
埼玉県行田市にある「さきたま古墳群」のような大きな古墳がいくつも並ぶ古墳群ではないが、
広い敷地内に多くの古墳が復元されている様子は見応えがある。
【文化財データ】
名称:国指定史跡「塚原古墳群」
所在地:熊本市南区城南町塚原1234
時代区分:古墳時代前期~後期(4世紀~6世紀)
形態:古墳群(塚原古墳公園として整備済)
見学可能時間:無料常時開放
※熊本市塚原歴史民俗資料館
開館時間:9:00~16:30
入館料:大人200円 小・中学生100円
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:有(無料)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e2/81ba20444546bd3a9f93bc95cf6f19f3.jpg)
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塚原古墳群は、古墳時代前期の4世紀から後期の6世紀に築造された、熊本県内最大規模の古墳群である。
九州縦貫自動車道の建設工事に伴う発掘調査で、多くの古墳が検出されたため、古墳群の真下にトンネルを掘り、
高速道路を通すという保存方法をとった珍しい古墳群でもある。
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「三段塚古墳」 「丸山2号墳」 墳頂から石棺が見学できるようになっている。
現在は「塚原古墳公園」として77基の古墳が復元の上、整備保存されている。
また、公園内にはサクラ・アジサイ・コスモスなどの季節の花々が植えられ、週末には子供連れの家族で賑わっている。
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「琵琶塚古墳」墳頂からの眺め。 「石之室古墳」
(現地解説板)
国指定史跡 塚原古墳群
塚原古墳群は、熊本県内最大規模、全国でも有数の古墳群です。その存在は 古くから知られており、江戸時代後期に著された
「肥後国誌」や「古今肥後見聞雑記」にはすでに登場しています。群内には、4~6世紀に築かれた方形周溝墓、円墳、前方後円墳、
周溝墓などの古墳が見られ、その移り変わりを一つの丘陵上で確認することができる特徴を持っています。
この遺跡は、九州縦貫自動車道建設によって消滅する運命ありましたが、学術上の価値が極めて高いことから、
道路を遺跡の下をトンネルで通すことにより保存することが実現できました。このような保存は全国的にもきわめて珍し いことです。
現在約10万㎡の史跡公園の中に、発掘された古墳の内77基が復元されています。 公園は、春はサクラやツツジ、夏はアジサイ、
秋はコスモスなど季節の花が咲き、地域住民の憩いの場として、歴史学習の場として利用されることを願っています。
指定年月日 昭和51年(1976)12月27日
整備期間 昭和60年(1985)~平成7年(1995)
指定面積 134724.12㎡
整備面積 106.38㎡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c8/99e71fd21eb7abc004bc23d3ff723f93.jpg)
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「花見塚古墳」
塚原古墳公園内にある「熊本市塚原歴史民俗資料館」も見学してみた。
館内は考古・歴史・民俗の3つの展示室からなり、塚原古墳群に関する展示解説のほか、
旧城南町内の遺跡から出土した遺物などを展示解説している。
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熊本市塚原歴史民俗資料館
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/79/88da1461554de535bf24055e8a0913c7.jpg)
資料館のすぐ脇にある「りゅうがん塚古墳」 肥後型横穴式石室が特徴とのことである。
埼玉県行田市にある「さきたま古墳群」のような大きな古墳がいくつも並ぶ古墳群ではないが、
広い敷地内に多くの古墳が復元されている様子は見応えがある。
【文化財データ】
名称:国指定史跡「塚原古墳群」
所在地:熊本市南区城南町塚原1234
時代区分:古墳時代前期~後期(4世紀~6世紀)
形態:古墳群(塚原古墳公園として整備済)
見学可能時間:無料常時開放
※熊本市塚原歴史民俗資料館
開館時間:9:00~16:30
入館料:大人200円 小・中学生100円
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:有(無料)