だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

天草市立御所浦恐竜の島博物館 (熊本県天草市)

2024年05月18日 | 散策記
今回は熊本県天草市御所浦島にある天草市立御所浦恐竜の島博物館に行ってみた。

天草市立御所浦恐竜の島博物館は、御所浦島で1997年に恐竜化石が発見されたことをきっかけに開館した
天草市立御所浦白亜紀資料館が、今年2024年3月にリニューアルオープンした博物館である。

天草市倉岳町にある棚底港に車を駐車して定期船に乗って御所浦島へ行った。

 
定期船「八りゅう丸」                         博物館のある御所浦島へは定期船や海上タクシーで行かなければならない。

館内は1階、2階が常設展示室、3階が展望デッキになっている。
常設展は「プロローグ」「白亜紀の天草」「研究を支える世界の化石」「新生代の天草」「現代の天草」と5つのエリアからなり、
天草地域で発見された貴重な化石を中心に世界の恐竜の全身骨格なども含め、約2,000点の標本が展示されている。

 
博物館は御所浦港のすぐ前にある                建物前のティラノサウルスのオブジェが記念撮影スポット

1階では、天草地域から発見された恐竜やアンモナイトや貝などの化石のほか、
ティラノサウルスなど世界の恐竜の複製全身骨格などが展示されている。

 
天草地域から発見された化石が展示されている。       ティラノサウルスなど世界の恐竜の複製全身骨格模型

2Fでは、天草地域で発見された国内最古の大型哺乳類をはじめ、貝などの新生代の化石や岩石などの他、
現在の天草地域に生息する海の生物や島の生きものの展示や紹介をしている。

 
天草地域で発見された国内最古の大型哺乳類など      2階からは骨格の展示スペース全体が見渡せる。

博物館を見学した後は、近くにあった食事処「松苑」で、さしみ定食、あら煮定食、ちゃんぽんの昼食を食べた。

 
地元の方々が利用するお店のようだ。              さしみ定食。

昼食後は、博物館近くにあるトリゴニア砂岩化石採集場で化石採集体験「化石ディグ」をやってみた。
およそ1億年前(中生代白亜紀)の浅い海底だった地層の石をハンマーで次々に割っていくと貝類や植物の化石が採れた。

 
化石採集場には島内の採石場跡から運ばれてきた石が撒かれている。 欠けているようだがサメの歯の化石も採れた。

化石採集体験をした後は帰路についた。
来るときは小型の船だったので帰りはカーフェリーに乗ってみた。
小型の船に比べると速度は遅いが高い所からの景色は気持ちが良かった。

 
御所浦港からの帰りは「フェリーごしょうら」           フェリーカードと化石カード

船に乗って、博物館を見学して、美味い刺身を食べて、化石採集をして楽しい1日であった。


【散策地データ】
名称:「天草市立御所浦恐竜の島博物館」
所在地:熊本県天草市御所浦町御所浦4310-5
形態:博物館
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
入館料:大人500円 高大生400円 小中生200円 幼児無料 
休館日:月曜日(祝休日の場合翌平日)、年末年始
※化石採集体験(化石ディグ)大人1000円 高大生800円 小中生500円 幼児無料
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