だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

国指定史跡 「小田良古墳」 (熊本県宇城市)

2024年04月17日 | 散策記
今回は、熊本県中部に位置する宇土半島の先端にある三角町周辺に釣りの下見に行ったついでに
国指定史跡「小田良古墳(おだらこふん)」に寄ってみた。

 
三角西港。世界遺産であるが釣り場としても知られている。 以前の散策記

小田良古墳は有明海と八代湾を南北に隔てた宇土半島の北岸の海岸近くの低い丘陵先端部に位置する古墳で、
墳丘は失われているが6世紀初めを前後する時期に築造された直径20m規模の円墳と推定される装飾古墳である。
発掘調査では、多量の玉類、銅製鈴、異形銅製品、刀子(とうす)、人骨などが出土している。
石障には、円文、靭(ゆき)・盾(たて)の彫刻が施されており、赤い顔料が塗られていた痕跡がある。

 
有明海に面している。覆屋で保護されている。

(現地解説板)
 国指定史跡 小田良古墳   昭和54年10月23日 指定
 宇土半島の北岸の代表的な古墳の一つで、六世紀前半の装飾古墳。 地元では「チンカンさん」と呼ばれる石積の下から、
昭和52年2月に装飾古墳が見つかり、昭和53年三角町教育委員会の調査で全容がわかった。 
 古墳の主体部は東西約3.5m南北約3.3mの方形に、砂岩の板石で石障を造り、西側に入口をもつ。
内側には左右に二区の屍床が設けられている。
装飾文は石障の四面に描かれている。奥障には中央部に二個の楯、その外側に靭を描き、
楯と靭の間には二本の沈線で固定された三個の円文が描かれている。他の三面はすべて二本の沈線で個定された円文で、
左側に四個、右側に三個、入口に二個描か れている。
 出土品は左屍床から多量の玉類、銅製鈴、異形銅製品、刀子が、右屍床から刀子が出土している。
                                             熊本県教育委員会(昭和63年3月 建)

 
現在は覆屋の下に埋め戻された石室の外側のみを見学することができる。

装飾古墳とは、石棺、石室のほか、横穴墓の内外面に、彫刻や線刻、彩色により文様や絵画などの装飾が施されたものを呼ぶ。
古墳は日本全国に20万基以上存在するが、装飾古墳は約700基のみで、そのうち約200基が熊本県内にある。日本一の数である。
 
【文化財データ】
名称:国指定史跡「小田良古墳」
所在地:熊本県宇城市三角町中村
時代区分:古墳時代中期~後期(5世紀~6世紀)
形態:円墳?
見学可能時間:無料常時開放
駐車場:なし(近隣に駐車スペースあり)
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八代芦北周辺 軽くドライブ (熊本県八代市ほか)

2024年04月13日 | 散策記
朝は雨が降っていたが午後から晴れたので、近くの海沿いを軽くドライブしてみた。

 
住んでいるところから車で30分位の所にある 肥薩おれんじ鉄道 上田浦駅付近の小さな漁港  きれいな景色である

温かい季節になってきた。
磯でカニなどを捕まえて、ハンミョウやアオスジアゲハを捕った。

 
肥薩おれんじ鉄道のレストラン列車「おれんじ食堂」

その後は、御立岬海水浴場に行ってみた。
海開きはまだなので泳いでいる者はいなかったが、
海岸を散歩したりピクニックしたりしている者が結構いた。

 
ハルゼミが鳴いていた。                      今年は何回くらい海水浴ができるだろうか。

少し遠回りをして道の駅芦北でこぽんに寄ってデコポンソフトクリームを食べて、
サラダ玉ねぎのサラたまちゃんを買って帰路についた。
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2024.04.11 熊本県南 堤防ガラカブ釣行

2024年04月11日 | 釣行記
今回は熊本県津奈木町の堤防へ今季初の釣りに行ってみた。
9時過ぎに堤防に到着し釣り開始。

ブラクリ、エギ、サビキなどの仕掛けを用意してきたが、
とりあえず、ブラクリにイカの切り身をつけて堤防際を探っているとすぐにアタリがあった。

 
今回もガラカブ狙いである。                    ガラカブの探り釣りは楽しい。

30分ほどで4匹のガラカブが釣れたがサイズが小さかったので全てリリース。
その後は潮止まりのせいかアタリが遠のいたので、調査の意味を含め他の堤防を回ってみたが反応なし。

 
チヌ狙いの釣り人が数人いたが釣れていないようだった。

結局、11時過ぎまでの2時間ほどで漁港を3か所まわってガラカブ4匹の釣果。
今季初釣りは楽しめたので、早めに帰路についた。
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女夫塚 (雄塚) (熊本県宇城市)

2024年04月07日 | 散策記
立岡自然公園でお花見散歩をした後は、隣接するグランドの端に位置する「女夫塚 (雄塚)」に寄ってみた。
女夫塚 (雄塚)は、雁回山南麓古墳群の一つに数えられる、古墳時代後期(6世紀後半)の築造と推測される
全長約45m、後円部の直径約25m、高さ約6mの前方後円墳である。

 
昭和30年代に行われた採土により、後円部の10分の7程度が失われている。

(現地解説板)
  女夫塚(雄塚)
 古墳は、雁回山南麓古墳群に属し古墳時代後期の前方後円墳で全長約45メートル、前方部前端の幅約23メートル、
後円部の径約25メートル、後円部の高さ約6メートル、前方部頂点の高さも同高である。
即ちこの数値より見て5世紀築造の中期古墳と推定されている。
後円部から墓槨の蓋石かと思われる巨石が二・三個掘り出されているが、石槨乃至は箱型石棺なども現れておらず、
従って粘土槨墓孔であったと考え られるが、それならば中期古墳を裏付けるものである。

 
石室材と思われる大型の石材が2点出土しているが石室構造の詳細については不明である。

【文化財データ】
名称:熊本県宇城市指定史跡「女夫塚 (雄塚)」
所在地:熊本県宇城市松橋町古保山
時代区分:古墳時代後期(6世紀後半)
形態:前方後円墳
見学可能時間:常時開放
駐車場:無(付近に駐車スペースあり)


帰路途中で、熊本県宇城市にある熊本県博物館ネットワークセンターで開催されている
企画展「熊本の干潟の生き物」を見学してみた。

熊本県には八代海や有明海など身近に干潟があるが、
その干潟に住む生き物たちを標本やパネルで解説する展示になっている。

 
この施設には博物館のような常設展示室はなく、定期的に企画展を開催している展示室が一つあるだけである。

「熊本県博物館ネットワークセンター」は、熊本県内の博物館等との連携を図り、県内全域の博物館活動を活性化させることを
目的として設置され、所蔵する約64万点の資料を活用した企画展示、熊本の自然や文化に係る講座や自然観察会の開催に加え、
博物館資料データベースの構築、県内の学芸員等を対象とした研修会等を実施している施設である。
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お花見 立岡自然公園 (熊本県宇土市)

2024年04月07日 | 散策記
今年も熊本県宇土市にある「立岡自然公園」に桜を見に行ってみた。

 
雨風の強い日が続き桜の花は散ってしまい見頃は過ぎていた。 池を取り囲むように桜が植えられている。

「立岡自然公園」は、1611年(慶長16年)に加藤清正によって築造されたといわれる立岡池と、幕末の1855年(安政2年)に
造られたといわれる花園池を囲む公園で、約2000本の桜並木があり桜の名所として知られている。

 
まだ見頃の桜もあった。

また、公園内にはキャンプ場や花菖蒲園のほか、宇土市スポーツセンターがあり、屋内外のスポーツ施設が整っている。
ブラックバスやヘラブナの釣り場としても知られている。

 【散策地データ】
名称:「立岡自然公園」
所在地:熊本県宇土市立岡町
形態:自然公園
開園時間:常時開放
駐車場:有(無料)
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