マレーシア 聖火リレーで騒ぎ
北京オリンピックの聖火リレーの開催地となったマレーシアの首都クアラルンプールで２１日、会場近くでチベットの旗を持った日本人の家族とみられる３人が中国支持派のグループに囲まれて殴られるなどの騒ぎになり、３人は警察に保護されました。
地元の警察や目撃者によりますと、聖火リレーが始まる２時間ほど前の日本時間の２１日正午すぎにスタート地点の独立広場の近くで日本人の若い男女２人と小さな男の子のあわせて３人が持っていたかばんから大小のチベットの旗を取り出し「チベットに自由を」と英語で叫びました。これを聞いた数十人の中国支持派のグループが３人に詰め寄り、男性の体を中国の国旗で覆って殴ったりけったりし始めたということです。このため、周囲の警察官が３人を群衆から引き離して保護し、現在も警察で事情を聞いています。現場に居合わせた地元のカメラマンは「３人は家族だと言っていた。中国支持派のグループは集団で男性を袋だたきにし、見ていて非常に乱暴だった」と話していました。一方、現地の日本大使館によりますと、３人にけがはないということですが、旅行者なのかなど詳しいことはまだわかっていません。また、リレーの直前、マレーシアの女性１人が同じように「チベットに自由を」と叫んでいたところ、中国からの留学生のグループに取り囲まれて、小競り合いになる一幕もありました。
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阪神ファンで埋め尽くされた甲子園で巨人の旗を広げるくらいの気分だったのだろうか。ま、それも危険だけどな。
チベット問題に関してなんらかの行動は取りたかったのだろう。それは個人の自由だし、勝手にすればいいと思う。だが、そういう行動を取るからにはそれなりの発言責任が生じるであろうことを全く想定していないようにしか思えない。
日本の長野でやるなら全く問題は生じないだろう。だが、日本の主権の及ばない地域、かつ華僑が多い国で中国系のグループのど真ん中でたった３人の家族でチベットの旗を掲げるって、それがどういう事を引き起こすか予想できないのか。
自分の家族を危険に晒すようなことをよくできるなと思う。
そしてカメラの前でヘラヘラと笑いながら「チベットを愛するものとして・・・」
やかましいわ。
チベットの人らはそんなお祭り気分で抗議行動してるんじゃない。
故郷から遠く離れた国で警官に地面へ押し付けられ唇から血を流しながら「フリーチベット」と叫び続ける。それくらいの覚悟があってやってるんだろうな？
警官が保護してくれただけでも感謝しなくてはいけないくらいだ。
僕が中国人ならばこういうのや日本各地で特に中国人に何かメッセージを渡すでもない、声張り上げて歩いているだけの映像を見て、「あぁ日本人の抗議って所詮その程度か」としか思わないだろう。単にお祭り騒ぎで楽しんでるだけだと。
２，３年前に日本大使館にペットボトルや石を投げ込み、日本料理屋の看板をぶち壊してた馬鹿らと何が違うのと思う。騒げればそれだけでいいの？それで何の意味があるの？中共が其れほどまでに酷いのであれば、その程度のデモやパフォーマンスが何になるの？彼らが耳を傾けるとでも思う？それでチベット族が自由になるとでも？
もちろん抑圧されているものに対する同情心ってのは、持つのが人間だと思うし、助けたいと思うのも人情だろう。
ならば、チェチェンはどうなの、ウイグルはどうなの、ダルフールはどうなの、今回聖火リレーで大規模な抗議行動があったイギリスやフランスの植民地だったアジア・アフリカの国々はどうなのよと。ガーナの子供たちの悲惨さに同情して、チョコレートを一切口にしないような、それらの抑圧されている人々に対しても同情心を持ち、行動している人物であり、今回の騒ぎが起こる以前からチベットのことについて行動しているのであれば、理解できる。だがそんな立派な人物ばかりだったのか？
長野県職員ではないが、
馬鹿なことをしているな。と思う。
少なくとも私はそういう人物ではないし、チベットに対して何ら思い入れもないので特に何かをする予定はない。
チベットに関してチベット側と中国側の発表に差があり、第三者の報道機関が現地にいない以上、事実がどうなのかは分からない。少なくとも片方、あるいは双方とも事実と異なる発表をしている可能性はある。
かつての中国の王朝がかの地域を支配していて清の滅亡によって自治を得、（しかし独立国として承認する国家はなかった））1951年には中華人民共和国とチベット政府「ガンデンポタン」が「中央人民政府と西藏地方政府の西藏平和解放に関する協議」（いわゆる「十七か条協定」）を締結し、チベット全域が中華人民共和国の実効統治下に組み入れられたという経緯からみてもチベットが中国内の自治区となっていることに関して特に問題とも思わないし、彼ら自身の問題であると考えている。
弾圧や虐殺に対しては同情するが、特に自分や日本に得るものがなければ下手に足を突っ込む問題でもないとないと思う。逆によく知りもしない自分が下手に感情論で関わろうとすることのほうが、双方に対して失礼だと思う。
こういう形での行動よりも、静かにリレーを拒否した善光寺や、
世界各国が大統領官邸や巨大なスタジアムなど、その国を代表する場所をリレーのスタート地点にする中で、ジャイアンのリサイタル会場のような単なる空き地をスタート地点に選んだ長野の決断を高く評価したい。
私は政権の批判すら容易にできる日本に生まれたことに本当に感謝している。なれば、ちゃんとした発言責任を取るくらいのことはしたい。
北京オリンピックの聖火リレーの開催地となったマレーシアの首都クアラルンプールで２１日、会場近くでチベットの旗を持った日本人の家族とみられる３人が中国支持派のグループに囲まれて殴られるなどの騒ぎになり、３人は警察に保護されました。
地元の警察や目撃者によりますと、聖火リレーが始まる２時間ほど前の日本時間の２１日正午すぎにスタート地点の独立広場の近くで日本人の若い男女２人と小さな男の子のあわせて３人が持っていたかばんから大小のチベットの旗を取り出し「チベットに自由を」と英語で叫びました。これを聞いた数十人の中国支持派のグループが３人に詰め寄り、男性の体を中国の国旗で覆って殴ったりけったりし始めたということです。このため、周囲の警察官が３人を群衆から引き離して保護し、現在も警察で事情を聞いています。現場に居合わせた地元のカメラマンは「３人は家族だと言っていた。中国支持派のグループは集団で男性を袋だたきにし、見ていて非常に乱暴だった」と話していました。一方、現地の日本大使館によりますと、３人にけがはないということですが、旅行者なのかなど詳しいことはまだわかっていません。また、リレーの直前、マレーシアの女性１人が同じように「チベットに自由を」と叫んでいたところ、中国からの留学生のグループに取り囲まれて、小競り合いになる一幕もありました。
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阪神ファンで埋め尽くされた甲子園で巨人の旗を広げるくらいの気分だったのだろうか。ま、それも危険だけどな。
チベット問題に関してなんらかの行動は取りたかったのだろう。それは個人の自由だし、勝手にすればいいと思う。だが、そういう行動を取るからにはそれなりの発言責任が生じるであろうことを全く想定していないようにしか思えない。
日本の長野でやるなら全く問題は生じないだろう。だが、日本の主権の及ばない地域、かつ華僑が多い国で中国系のグループのど真ん中でたった３人の家族でチベットの旗を掲げるって、それがどういう事を引き起こすか予想できないのか。
自分の家族を危険に晒すようなことをよくできるなと思う。
そしてカメラの前でヘラヘラと笑いながら「チベットを愛するものとして・・・」
やかましいわ。
チベットの人らはそんなお祭り気分で抗議行動してるんじゃない。
故郷から遠く離れた国で警官に地面へ押し付けられ唇から血を流しながら「フリーチベット」と叫び続ける。それくらいの覚悟があってやってるんだろうな？
警官が保護してくれただけでも感謝しなくてはいけないくらいだ。
僕が中国人ならばこういうのや日本各地で特に中国人に何かメッセージを渡すでもない、声張り上げて歩いているだけの映像を見て、「あぁ日本人の抗議って所詮その程度か」としか思わないだろう。単にお祭り騒ぎで楽しんでるだけだと。
２，３年前に日本大使館にペットボトルや石を投げ込み、日本料理屋の看板をぶち壊してた馬鹿らと何が違うのと思う。騒げればそれだけでいいの？それで何の意味があるの？中共が其れほどまでに酷いのであれば、その程度のデモやパフォーマンスが何になるの？彼らが耳を傾けるとでも思う？それでチベット族が自由になるとでも？
もちろん抑圧されているものに対する同情心ってのは、持つのが人間だと思うし、助けたいと思うのも人情だろう。
ならば、チェチェンはどうなの、ウイグルはどうなの、ダルフールはどうなの、今回聖火リレーで大規模な抗議行動があったイギリスやフランスの植民地だったアジア・アフリカの国々はどうなのよと。ガーナの子供たちの悲惨さに同情して、チョコレートを一切口にしないような、それらの抑圧されている人々に対しても同情心を持ち、行動している人物であり、今回の騒ぎが起こる以前からチベットのことについて行動しているのであれば、理解できる。だがそんな立派な人物ばかりだったのか？
長野県職員ではないが、
馬鹿なことをしているな。と思う。
少なくとも私はそういう人物ではないし、チベットに対して何ら思い入れもないので特に何かをする予定はない。
チベットに関してチベット側と中国側の発表に差があり、第三者の報道機関が現地にいない以上、事実がどうなのかは分からない。少なくとも片方、あるいは双方とも事実と異なる発表をしている可能性はある。
かつての中国の王朝がかの地域を支配していて清の滅亡によって自治を得、（しかし独立国として承認する国家はなかった））1951年には中華人民共和国とチベット政府「ガンデンポタン」が「中央人民政府と西藏地方政府の西藏平和解放に関する協議」（いわゆる「十七か条協定」）を締結し、チベット全域が中華人民共和国の実効統治下に組み入れられたという経緯からみてもチベットが中国内の自治区となっていることに関して特に問題とも思わないし、彼ら自身の問題であると考えている。
弾圧や虐殺に対しては同情するが、特に自分や日本に得るものがなければ下手に足を突っ込む問題でもないとないと思う。逆によく知りもしない自分が下手に感情論で関わろうとすることのほうが、双方に対して失礼だと思う。
こういう形での行動よりも、静かにリレーを拒否した善光寺や、
世界各国が大統領官邸や巨大なスタジアムなど、その国を代表する場所をリレーのスタート地点にする中で、ジャイアンのリサイタル会場のような単なる空き地をスタート地点に選んだ長野の決断を高く評価したい。
私は政権の批判すら容易にできる日本に生まれたことに本当に感謝している。なれば、ちゃんとした発言責任を取るくらいのことはしたい。
