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今日は北方領土の日

2007-02-07 23:05:49 | 雑記
「粘り強く交渉」と首相 北方領土返還要求全国大会で(朝日新聞) - goo ニュース

 安倍首相は7日、東京都内で開かれた北方領土返還要求全国大会に出席し、「北方四島の帰属の問題を解決して、平和条約を締結するとの基本方針に従い、ロシア側と粘り強く交渉していく」とあいさつした。首相は年内にもロシアを訪問する意向で、領土問題の打開に向けた意気込みを示した。麻生外相は、領土問題の停滞に「誠に遺憾だ。双方が受け入れられる解決策を見いだす努力を行うことで一致している」と訴えた。

 首相による出席は、04年の小泉前首相以来。05、06年の大会を欠席した小泉氏に対し、ロシア国内から「アジア外交で手いっぱいで、北方領土問題を優先課題から外した」との憶測も出た。

 安倍首相の父、晋太郎元外相が日ロ平和条約交渉に力を入れていたこともあり、日本政府内には「政治力のあるプーチン大統領の来年春までの任期中に糸口を見いだしたい」(外務省幹部)との思いが強い。首相はこの日、「日ロ関係の発展が両国に恩恵をもたらす潜在的な可能性は極めて大きい」と強調した。

 日ロ両国は、昨年11月の首脳会談や今年1月の外務次官による初の戦略対話でも領土問題について意見交換。今月下旬に来日するフラトコフ首相との間でも、領土問題を議題にする予定だ。ただ、原油高を背景にロシア経済が好調な中で、日ロ間交渉の最大のテコとなっていた経済支援の効果は乏しく「ロシア側が譲歩する状況にない」との見方も強い。

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竹島や尖閣諸島のほうが騒がしいのですが、こちらも決して忘れてはいけない問題です。最近の原油高で経済が潤うようになってから、ロシア側はサハリンの油田から開発に関わった外国の資本を無理やり追い出して独占したりと強気の外交を行っています。単に経済支援という方法だけで、彼らが4島を手放すとは考えにくいです。もっと他に有効な手立てはないのか、きちんと考えていく必要があると思います。そのためにも、メディアがきちんと取り上げて国民の意識を高めていくのがその第一歩ではないでしょうか。


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