CareTaker 's Log

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反社会的放送局

2007-06-06 22:25:54 | 
遼クンに盗聴工作、TBS非常識取材(日刊スポーツ) - goo ニュース


(日刊スポーツ)


<ゴルフ:関東アマチュアゴルフ選手権>◇2日目◇5日◇千葉・千葉CC梅郷C(7111ヤード、パー72)

 TBSの「ハニカミ王子盗聴未遂」が発覚した。情報番組「ピンポン!」が大会前日3日、石川遼(15=東京・杉並学院高1年)の同伴競技者(43)に小型マイクを装着してのリポートを依頼していたことが5日、明らかになった。さらにこの日は同局の報道番組「イブニング5」が無断でヘリコプターを飛ばして石川のプレーを中断させた。盗聴依頼は同競技者に拒否され未遂に終わったが、度重なる非常識な取材を指摘されたTBS側は、8日に関東ゴルフ連盟(KGA)に謝罪することになった。石川は74でスコアを2つ落とし、通算3オーバーの8位で予選を突破した。

 石川の貴重なプレー中の「ナマ声」をとるために、TBSが前代未聞の盗聴行為を画策していた。情報番組「ピンポン!」の番組ディレクターが3日夕刻、石川と同組でプレーする広田文雄(43)の自宅(長野県須坂市)に、こっそり電話をかけていた。

 広田 3日午後に電話で「石川君の声をとるためにピンマイクをつけて、こちらが想定する質問をしてほしい。謝礼も払います」と伝えられました。もちろん断りました。私も競技者です。ばかにするにも程があります。

 関東アマは60年以上の伝統を誇る公式戦。早大ゴルフ部OBの広田はハンディキャップ9・9以内の規定をクリアして出場した。結果は116位で予選落ちしたが、選手を愚弄(ぐろう)する言動に怒りをあらわにした。「謝礼」は金銭の授受を禁じたアマ規定に抵触する可能性もあった。

 番組ディレクターの暴走は開幕後も続いた。初日の4日、今度はキャディーバッグを運ぶカートにマイクをセットするようKGAの加藤重正事務局長に要求した。「スタート直前に『これをカートに積んでほしい』と、マイクを手渡そうとしてきました。当然断りました」(加藤事務局長)。

 石川にとって初優勝した5月のマンシングウェアKSB杯以来の公式戦。この日の会場にはアマ大会空前の3800人もの観客が駆けつけた。貴重なプレー中の本人のコメントは全マスコミが狙っている。盗聴は未遂に終わったとはいえ、TBSの行為は常識を逸脱していた。

 TBSの暴挙は盗聴だけにとどまらなかった。報道番組「イブニング5」が、主催者に無断でプレー中のコース上空にヘリコプターを飛ばした。この日、石川が14番パー5で、2オン狙いのアドレスに入る直前、上空のヘリが低空飛行で急接近。爆音と風に石川はアドレスを外して「うるさいですね」と不満を訴えた。

 ゴルフのプレーをヘリコプターから撮影することは前代未聞。結局、騒音の中で石川は第2打をグリーン左の林に打ち込んだ。ナイスリカバリーでパーセーブしたものの、続く15番では3パットのボギー。12番のダブルボギー、13番のボギーから立ち直ろうとした矢先の「妨害行為」だった。

 石川は会見で「ヘリはそんなに気になりませんでしたよ。周りに『上を見るな』と言われましたけどね」と笑った。しかし、プロツアー関係者は「風向きも変わる。ツアーでは中継局でもラウンド中は飛ばさない。あり得ない話」と激怒。加藤氏も「TBSは初日にもヘリを無断で飛ばし抗議したばかり」と憤りを隠せなかった。

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TBS、石川遼選手「盗聴」問題と取材ヘリで謝罪(読売新聞) - goo ニュース

TBSの情報番組「ピンポン!」が、ゴルフの石川遼選手のプレー中の声を拾うため、同伴競技者に小型マイクを装着するよう依頼していた問題で、同局の井上弘社長は6日の定例記者会見で「非常に腹立たしく不愉快。石川選手には大変迷惑をかけた」と謝罪。関係者の処分も検討していることを明らかにした。

 TBSによると、依頼を行ったのは、番組制作会社所属のディレクター。関東アマチュア選手権に出場している石川選手の3人の同伴者のうち1人に実際に依頼を行ったほか、他の2人にも接触を図っていた。

 謝礼支払いの有無について、依頼を受けた同伴者は「謝礼の話があった」と説明しているが、ディレクターは否定しているという。また、プロデューサーほか番組の責任者は、ディレクターが依頼を行ったことを知らなかったという。

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社長は製作会社の責任で、うちは関係ないですよと言っているわけだが、そういうところを使っていることや、今までの捏造報道の数々からすれば、組織全体の問題ではないのか。
盗聴のような反社会的な行動すら、放送のためにはしても構わないという会社の雰囲気ではなかったのか。風の影響や精神状態の影響を受けるスポーツにおいて、一度は注意を受けながらも、さらにヘリを飛ばし続けてるという非常識なことも視聴率のためになら問題ないとする空気があったのではないのか。

製作会社の問題だからと謝罪も社長や社員ではなく、フリーのアナウンサーにさせて構わないという考え方であったのではないのか。

これで私がTBSを電波停止に、とでも言うと報道の自由が・・・などと言う「心優しい」御方がいるかも知れない。だが、自由とは無軌道に何をしてもいいということではないはずだ。あくまで自治自立の下での自由ではないのか。自由を履き違えている放送局に公共の電波を使用する権利はない。


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