CareTaker 's Log

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もっと手軽に宇宙を

2006-07-27 22:58:36 | 雑記
M5ロケットの後継、小型で開発 宇宙機構 (朝日新聞) - goo ニュース

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、科学衛星をのせる国産のM5ロケットの運用を今年度で終え、同じ固体燃料を使ったひと回り小さいロケットを開発すると発表した。1機あたりの打ち上げ費用をM5の3分の1以下に抑え、打ち上げ回数を増やして宇宙研究の効率化を図る。2010年の実用化を目指す。

 宇宙機構によると新型ロケットは2段式。1段目にH2Aの固体補助ロケット、2段目にM5ロケットのエンジン技術を使う。打ち上げ費用は25億円以下をめざす。既存の技術を使い、開発コストも100億~120億円に抑えながら、信頼性を向上させる。来年度予算に研究費を要求する。

 ロケットの小型化で、衛星の小型化も必要となる。M5の打ち上げ能力は1.8トンだが、新ロケットは0.5~1.3トン。衛星開発はこれまで大型化の一途にあったが、宇宙機構は、今後の宇宙研究の主役を0.5トンほどの小型衛星とし、衛星開発から打ち上げまでの期間を、従来の5~10年から短縮し、研究の効率化を図る。

 宇宙機構の森田泰弘・プロジェクトマネージャーは「精度の高い観測は無理でも、素早い研究成果をめざしたい」という。中型や大型衛星の打ち上げが必要な場合はH2Aを活用する。

 M5は旧文部省宇宙科学研究所が開発、97年から今年2月まで6度打ち上げ、5度成功した。03年に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」は昨年、地球から約2億9000万キロ離れた小惑星イトカワへの着陸に成功するなどの成果を上げた。

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H2Aより小型とはいえM5もかなり大きいですからねー値段も高い。最近は小型でも高性能な衛星が作れるようになってきているようで、それにあわせてロケットも小型でかつ、経験を生かした安全性が高く、手ごろなものが必要になってきているのでしょう。

これでもっと気軽に衛星を打ち上げられるようになっていけば、宇宙旅行もより身近なものになっていくのではないでしょうか。


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