CareTaker 's Log

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いつの間にやら日々思ったことについて徒然と。

2万倍の水銀入り化粧品

2006-11-16 23:46:38 | 雑記
【中国迷惑】2万倍の水銀入り化粧品出回る(産経新聞) - goo ニュース

【北京=福島香織】国営新華社通信によると、中国内陸部の安徽省の検疫当局が行った中国製化粧品の抜き打ち品質検査で、合肥市など4市の市場に出回っている50種の商品のうち7商品が不合格だった。なかには水銀の含有量が国家基準の2万倍という問題商品も複数含まれていた。

 サンプルは上海市、浙江省、広東省、安徽省など9省市の37メーカーの製品。2万倍の水銀入り化粧品は、南京市の工場で製造されたクリームや広州市のメーカーの美白クリームなどだった。


 同省検疫当局は「水銀は短期的には色素を減退する効果があり、多くの不法企業は美白効果を追求するために商品に水銀を入れている。しかし皮膚から水銀が吸収されれば慢性水銀中毒を引き起こし、骨格や歯、肝腎機能に悪影響を及ぼす」と注意を促している。


 中国ではSK-IIなど日本製輸入化粧品に含まれる微量のクロムが問題視されていたが、中国製化粧品は論外といえそうだ。

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中国「日本製化粧品は安全」 バッシング姿勢改める?(産経新聞) - goo ニュース

中国の国家質量監督検査検疫総局と衛生省は24日までに、日本製の高級化粧品、マックスファクターSK-II(製造元P&Gジャパン)について、「化粧品製造の技術的な要因で、微量のクロム、ネオジムが含まれているが、正常に使用すれば危険性は低い」との見解を公表、9月14日以来、同総局の検査結果をもとに「危険」としてきた主張を翻した。

 安倍晋三首相の訪中で日中関係が好転に向かったことで、中国当局も、これまでの日本バッシング姿勢を改めようとの意図がうかがえる。


 23日夜に中国中央テレビで発表された声明では、「化粧品に含まれるクロム、ネオジムの国際的な安全許容量は決まっていない」としながらも、「中国国内で化粧品のクロム、ネオジムによる健康被害の報告は確認されていない」として、SK-IIの安全性に問題がないことを認めた。(北京 福島香織)

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日本でもし外国製の化粧品に問題が見つかったところで、販売店に客(というかクレーマー)が押しかけて店が壊れるようなことにはならないだろう。もちろん民族的な行動の違いというのもあるが、それだけ中国人が外国製のものに頼っているからということもあるのではないだろうか。

地元の製品なんて怖くて使えない、という厳然たる事実。外国製に頼らざるを得ない現状。それに問題がみつかって使えなくなれば、生命の危険があるものを使用しなければならなくなるかもしれないという不安。そういったものも原因の一つなのかもしれない。

まぁ中国では不老不死の薬、「仙丹」の原料と信じられて道士が水銀を使っていたみたいですから、伝統的なものかも。



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