CareTaker 's Log

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男に○○はない

2006-12-31 00:31:52 | 
いまだ根強いジェンダー 保育園保護者と保育士調査 半数が「子育ては母親」(西日本新聞) - goo ニュース

 共働きの親が多い保育園で、保護者と保育士の約7割が「子どもが病気のときは母親がそばにいるべきだ」など、ジェンダー(社会的・文化的性差)意識が強いことが、北九州市の三村保子・西南女学院短大教授(社会福祉学)の調査で明らかになった。男女共同参画の実現に向け、法整備や施策が進む中、社会にいまだ根強いジェンダーが浮かび上がった。

 調査は、保育現場のジェンダーをあぶり出すことで、子育て支援の課題を探るのが狙い。保育士を対象とした調査は、市内では初めて。同市立男女共同参画センター・ムーブの「2005年度ジェンダー問題調査・研究支援事業」として助成を受け、昨年9月、同市内の保育所157施設の保育士1068人と、保護者1925人を対象に実施。回答率は100%。調査データの集計と分析、評価に時間をかけ、報告書をまとめた。

 「子どもが病気のときは母親がそばにいるべきだ」という考え方に対し「そう思う」または「どちらかといえばそう思う」と答えた人は保護者73%、保育士72%。「母親は子どもを育てることが第1の仕事だ」については、保護者53%、保育士45%が同様に回答した。

 さらに、褒め言葉は、4割近い保護者と約半数の保育士が男児に「かっこいい」、女児に「かわいい」。名前の呼び方も、保護者の約半数と保育士の約7割が「君」「ちゃん」と分けていた。

 平田トシ子・九州女子短大教授(ジェンダー論)は「ジェンダー解消の意識は持ってはいるが、なかなか行動につながっていないようだ。刷り込まれたジェンダーの根強さがうかがえる」と分析。「保育士の養成段階から、高いジェンダー意識を身に付けることが必要」と指摘している。

 三村教授は「質問の選択肢が限られており、より高い意識を持っている可能性もある」とした上で、「乳幼児期からジェンダー解消に敏感な環境をつくるために、保護者・保育者・子育て支援者の連携が必要だ」と話している。

=2006/12/30付 西日本新聞朝刊=

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そりゃまぁ子育てとかは両親がお互いに協力しあってすりゃいいと思いますがね、男親のほうが働いてて女親のほうが主婦やっているほうがその逆より多いわけで、だとしたら病気のときに子供のそばにいるのは必然的に女親のほうになるでしょう。それとも男親は仕事をしてきて、なおかつ帰ってきてから外で仕事してない女親とおなじだけ子供の世話をしろとでも?

「さらに、褒め言葉は、4割近い保護者と約半数の保育士が男児に「かっこいい」、女児に「かわいい」。名前の呼び方も、保護者の約半数と保育士の約7割が「君」「ちゃん」と分けていた。」

大きなお世話
かっこいいと思ったら「かっこいい」でほめたらいいし、かわいいなら「かわいい」でほめたらええやん。なんでそんなことをいちいち男児か女児かで考えなあかんの。ムリしてほめ言葉を男女一緒にせなあかん理由がわからん。

子供でも男と女では付いてるものも違えばホルモンも違う。それぞれ違うのだから違う育て方でいいではないか。なぜどれも一緒くたに個性を殺して育てなければいけないのか。私には単なるずぼらにしか見えない。

動物にそれほど詳しくはないので間違っているかもしれないが、これほど子供の個性を尊重して子育てするのは人間くらいなものだと思う。なのに子供の個性を無視して画一的に育てろ、というのは動物的、獣的発想ではないか。

現実の社会において仕事などにおいて男女の違いがあるから、育て方も異なる、ただそれだけのことに過ぎない。社会における男女の違いがなくなっていけば自然と違いもなくなっていくのではないだろうか。だから今、不自然にまぜこぜにするのは単なる大人のエゴではないか。そんな下らないものに子供を振り回すべきではない。


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