兵庫の日本海 防衛庁がミサイル試験 十分な事前通知せず (産経新聞) - goo ニュース
付近の漁船緊急避難
兵庫県の井戸敏三知事は26日、防衛庁が25日夕に兵庫県沖の日本海で、十分な事前通知をせずにミサイル性能試験を行い、試験海域にいた地元漁船が恐怖を感じて現場から緊急避難したとして、防衛庁に抗議した。けが人はなかった。
県によると、25日午後3時55分ごろ、同県香美町の北方約130キロの日本海で、香住町漁協所属の誠竜丸(19トン、伊藤誠船長、乗組員6人)が漁具の回収作業中、航空機が低空で旋回した後、数キロ先の海面に水柱のようなものが上がったという。
現場は防衛庁が射撃訓練海域として指定。県は会見で「水産庁を通じ防衛庁から訓練を行うとの事前の通知は受けていたが、水柱が立つようなミサイル性能試験は想定していなかった」などと指摘。射撃訓練は、事前通報の上、付近に船舶がいないことを確認しながら行う取り決めになっているという。
試験当時、訓練海域には少なくとも計10隻の漁船がいたため、県は、防衛庁長官あてに「今回の事態は、致命的な結果につながる可能性も否定できず、このような事態が二度と起きないよう強く抗議する」とする要請文を出した。
◇
防衛庁によると、当時はF4戦闘機による護衛艦へのミサイル攻撃の訓練をしていた。戦闘機が放つ空対艦ミサイルをだますための熱源(フレア)を、護衛艦から10発発射したが、戦闘機はミサイルを発射していないという。
また、漁船は訓練海域外にいたと説明。漁船が目撃したとしている「水柱」についても、「護衛艦が発射した熱源は着水しても水柱が立つものではなく、熱源が出す煙を誤認した可能性がある」としており、「試験に問題があったとは考えていない」としている。
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県は会見で「水産庁を通じ防衛庁から訓練を行うとの事前の通知は受けていたが、水柱が立つようなミサイル性能試験は想定していなかった」
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想定していなかったのは県がそう思っていただけでミサイル性能試験をしないとは言われていないと思うのですが。
だいたい事前に通知を受けていながらなんで漁船をその海域に行かせるかなぁ。それで「水柱」が立って危険って・・・当たり前やんって気がします。射撃訓練と言っている以上、弾が飛んできたりミサイルが飛んでたりしても不思議じゃないのでは。
しかも県は試験があるなら詳細を教えろって言っているようですが、それじゃ自衛隊の情報を欲しがっている他国の情報収集船がわんさか寄ってくるのでは?
この記事によるとF4戦闘機とありますが・・・少し気になりますね。もうすぐ退役する機種でわざわざミサイル性能試験をする必要があるのかどうか。空対艦ミサイルであれば、それを4発も搭載できるF2支援戦闘機をいう専用の機種があるわけで。
現在、自衛隊が保有する空対艦ミサイルはASM-1(80式空対艦誘導弾)やASM-2(93式空対艦誘導弾)があるわけですが、こういったものはすでに何度もテストをしているはずで、今更何かする必要があるとも思えません。
となると今回の試験では新型の試験だったのでは?と考えられます。上記のものを含めて日本の対艦ミサイルは全て音速程度の比較的低速のものですが、外国の新しいミサイルは超音速を出せる高速タイプのものが増えてきています。日本もその流れで超高速のミサイルを研究していますから、今回の試験はそれのシーカーのテストだったのではないでしょうか。
もしそんなテストだったら余計に詳細を公開するわけにもいかないですよね。
付近の漁船緊急避難
兵庫県の井戸敏三知事は26日、防衛庁が25日夕に兵庫県沖の日本海で、十分な事前通知をせずにミサイル性能試験を行い、試験海域にいた地元漁船が恐怖を感じて現場から緊急避難したとして、防衛庁に抗議した。けが人はなかった。
県によると、25日午後3時55分ごろ、同県香美町の北方約130キロの日本海で、香住町漁協所属の誠竜丸(19トン、伊藤誠船長、乗組員6人)が漁具の回収作業中、航空機が低空で旋回した後、数キロ先の海面に水柱のようなものが上がったという。
現場は防衛庁が射撃訓練海域として指定。県は会見で「水産庁を通じ防衛庁から訓練を行うとの事前の通知は受けていたが、水柱が立つようなミサイル性能試験は想定していなかった」などと指摘。射撃訓練は、事前通報の上、付近に船舶がいないことを確認しながら行う取り決めになっているという。
試験当時、訓練海域には少なくとも計10隻の漁船がいたため、県は、防衛庁長官あてに「今回の事態は、致命的な結果につながる可能性も否定できず、このような事態が二度と起きないよう強く抗議する」とする要請文を出した。
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防衛庁によると、当時はF4戦闘機による護衛艦へのミサイル攻撃の訓練をしていた。戦闘機が放つ空対艦ミサイルをだますための熱源(フレア)を、護衛艦から10発発射したが、戦闘機はミサイルを発射していないという。
また、漁船は訓練海域外にいたと説明。漁船が目撃したとしている「水柱」についても、「護衛艦が発射した熱源は着水しても水柱が立つものではなく、熱源が出す煙を誤認した可能性がある」としており、「試験に問題があったとは考えていない」としている。
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県は会見で「水産庁を通じ防衛庁から訓練を行うとの事前の通知は受けていたが、水柱が立つようなミサイル性能試験は想定していなかった」
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想定していなかったのは県がそう思っていただけでミサイル性能試験をしないとは言われていないと思うのですが。
だいたい事前に通知を受けていながらなんで漁船をその海域に行かせるかなぁ。それで「水柱」が立って危険って・・・当たり前やんって気がします。射撃訓練と言っている以上、弾が飛んできたりミサイルが飛んでたりしても不思議じゃないのでは。
しかも県は試験があるなら詳細を教えろって言っているようですが、それじゃ自衛隊の情報を欲しがっている他国の情報収集船がわんさか寄ってくるのでは?
この記事によるとF4戦闘機とありますが・・・少し気になりますね。もうすぐ退役する機種でわざわざミサイル性能試験をする必要があるのかどうか。空対艦ミサイルであれば、それを4発も搭載できるF2支援戦闘機をいう専用の機種があるわけで。
現在、自衛隊が保有する空対艦ミサイルはASM-1(80式空対艦誘導弾)やASM-2(93式空対艦誘導弾)があるわけですが、こういったものはすでに何度もテストをしているはずで、今更何かする必要があるとも思えません。
となると今回の試験では新型の試験だったのでは?と考えられます。上記のものを含めて日本の対艦ミサイルは全て音速程度の比較的低速のものですが、外国の新しいミサイルは超音速を出せる高速タイプのものが増えてきています。日本もその流れで超高速のミサイルを研究していますから、今回の試験はそれのシーカーのテストだったのではないでしょうか。
もしそんなテストだったら余計に詳細を公開するわけにもいかないですよね。