
昨日は少し仕事も暇だったので、暫くぶりに夜12時には眠る事ができて、寝不足が少し解消できました。現金な物で元気回復です。いつまですぐに元気回復が出来るのか、最近はチト怪しいですが、老け込んではいられません。
名古屋市の議員さんの給料(報酬ですかね)が、半額の800万円になるようです。政令指定都市の中では最低だそうですが、たぶん全国最低かなと思う夕張市の場合は、月額18万円くらいのようで、やはり議員さんの給料は高く感じますね。
日本の議員さん達は、本と職業としているようで、「給料が高くないと議員活動をやれない」とか、「議員をやろうとする人もでてこない」という、なんかどこかで聞いたような言い訳が、議員さんから聞こえてきます。役所の職員の厚遇なども、批判に対する答えは、大抵同じようなものです。
余り世界のことは知らないので、偉そうには言えないのですが、アメリカやイギリスなどでは、議員活動はあくまで名誉職、言ってみればボランティア的色彩が濃いように聞きます。
しかし、役所に入るのも、議員をするのも、最初の志は、給料や厚遇を目的にしてなんでしょうかね。「みんなの役に立つ!」たぶんこういう志を持って、仕事に就いたのではないでしょうか。「公」の仕事をするということは、「滅私奉公」を忘れては出来ない事を忘れないで欲しいですね。
さて、三毛猫アイリスさんのブログでも書かれていましたが、東電の役員報酬の半額カット問題。名古屋市の議員さんの話どころではないですね。
半額支給でも2000万円。いくら今回の事故が起きる前は超優良企業とはいえ、いくら貰っていたんだ!?という感じでしょうか(答えは4000万円ですが・・・)大した仕事もせず(しているかもしれません)経済産業省などからの天下りをしてきた役員さんたちなんでしょうが、信じられません。
この期におよんで、まだ2000万円の支給を決めたというのは、余りに国民を愚弄しているとしか思えません。だって、どう考えたって、今回の原発事故で迷惑を受けた方たちへの補償は、税金の投入や、電気代の値上げなどの転嫁で、解決するしかないじゃないですか。普通の企業なら倒産、社員の給料のカットなどの前に、まずは役員報酬の全面カットが当たり前だと思いますよ。なんだか、アメリカの金融機関や、自動車会社の役員達が、国費の投入時に、その厚遇を批判されたのを思い出しました。
実は私も小さな会社の役員をしていまして、妻も役員ですが、社員は誰もいません。妻は手の状態もあるので、電話番しか出来ないので、会社の仕事は全て、私一人でしています。昨年、前経営者から引き継いだわけですが、帳簿を見てビックリ!赤字が一杯で、債務超過状態。昨年一年無給で頑張って、今年は僅かですが、単年度で黒字を出しました。累積損失がまだあるので、あと2年は無給で働くよう、税理士さんから言われました。東電の役員も、こういう非常時に無給で頑張るのが筋と思いますが・・・泥舟にいつまでも乗ってはいないのかな、頭のいい人たちは・・・。
