goo blog サービス終了のお知らせ 

ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

涙が止まらない。

2011-04-04 22:32:37 | ペット
                    

 50を超えてから涙もろくなった感じなのですが・・・今日は、涙が暫く止まりませんでした。

 先日(2日前くらいでしょうか)妻がテレビで、救助隊から逃げる犬を見たと言っていたのですが・・・・何でも、海の瓦礫の上をうろついていた犬を、ヘリコプターが発見して、助けようとしたのに、犬が逃げてしまった。ということでした。

 その後無事に救助隊に保護され、赤い救助服の方から、ソーセージのようなおやつを貰っているところが、放送されていました。飼い主は分らないようでしたし、誰か新しい飼い主が、引き取ってくれれば、良いのだけれど、と思っていました。

 夕方パソコンの電源を入れたら、「屋根上で漂流の犬、飼い主の元へ」という見出しとともに、リラックスして寝そべっているワンコの写真がありました。思わずクリックすると、無事飼い主の元へ引き渡された事が書いてありました。名前は「バン」君だそうです。涙がこみ上げてきて、なかなか止まりません。ご主人の喜びもひとしおでしょうが、バン君の喜びは想像できません。犬は群れで生活する生き物です。リーダーであろうが、子分であろうが、犬は群れで行動する事に喜びを感じるのです。ご主人と過ごせる事は、バン君にとって最上の喜びだと思います。

 ご主人も被災して避難所暮らしのようです、離れ離れにならずに何とか過ごしてほしいです。3週間も海で漂流して心細く淋しい思いをしていたのでしょうから、これからは濃密な時間を過ごしてほしいし、過ごさせてあげたいですね。

 震災も3週間を過ぎて、報道内容も色々多岐になりました。原発の収束の事も大きな関心事ですが、私的に気になるのは、やはり被災された方たちの生活、中でもペットを連れて避難所生活をされている方たちについてです。

 漏れ伝わる情報は、余り良い話題がないようで、仮設住宅はもちろん避難所でも、ペットの飼育を認めないという話です。(勿論飼育に協力的な避難所もあるようです)犬や動物嫌いの方もいるので、ペットの飼育を認めないことが悪だとは思いません。ですが、ペットも、飼い主もお互いに心の支えになっていることが今は多いですし(番犬や、使役犬より、愛玩犬の方が今は普通です)今回のような、大惨事にあって、余計に精神的なショックを受けているのですから、ペットと過ごせる空間を行政には確保してほしいと思います。

 こういう非常時は、まずは人間様が一番大事。まず人間様の生活基盤を正してから・・・そういうのも有りかもしれませんが・・・、私的にはこういうときだからこそ、もっとも弱い立場のペット達のことも、考えてあげたいのです。

 ワンコもニャンコも、今は飼い主の癒しが主な仕事。お互いに依存関係にあります。(我家はそうです)何とか一緒に生活させてあげたいですね。

 妻が札幌から帰ってきました。手の状態は、また2ヵ月後の検診だそうです。気分転換になったのか、明るい顔で帰ってきました。
                  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする