こうきシン探し隊

文系では無い和多志ですがボチボチやって参ります。
枠組みや世間体?よりも、まっとうな個性派に魅力を感じます。

バブル時代の、銘機の一つ。

2007-02-12 21:42:11 | オーディオ関連
 みなさま、いかがお過ごしでしょうか?。(お正月休みが無くて、心身ともに風邪を引いてしまい、調子を崩してしまった不東海林です)

こちらのカテゴリーも、1年くらい更新することが無かったのですが、以前から欲しかったカセットテープデッキ(パイオニア CT-A9)を、最近になって入手することが出来たので、部品の交換を済ませてからは、カセットテープを使って音楽を聴く生活を再開することが出来ました。

今回のテープデッキ(CT-A9)を入手までは、メインテープデッキが「A&D GX-Z7000」を使ってました。(パイオニア T-818は不調なので、今は非稼動です…(泣))
カセットテープ以外に使ってる音楽メディアは、DAT(デジタル オーディオ テープ)・CD-Rです。(残念ながら、MDは使いません)

パイオニア カセットデッキ CT-A9が発売されたのは、1983年頃になりますが、後輩のT-700Sとの、音の太さ・高音域のメリハリは負けてませんし・操作性も良いテープデッキなので、非常に満足してます。(後輩の上級機である、T-1100Sの音も気になりますが・・・)

カセットテープは、デジタルには無い面白さがあるのも、魅力の一つです。(音質が、使うテープ・使うテープデッキによって、変化したりします)


以下は、CT-A9の画像&簡単な説明です。



★今回の記事で取り上げる商品の後期型(CT-A9D)の説明は、こちらです。(オーディオの足跡より)




こちらが、パイオニア CT-A9です。(カセットテープは、何が入ってるでしょう?)

★ヒントは、TDKの高級メタルテープです。

CT-A9が新製品だった頃に、「あか抜けないデザイン」と称された事も言われたらしいのですが、個人的に大好きなデザインです!。


CT-A9の左側部分です。



CT-A9の右側部分です。



見やすくて・ワイドレンジ(-40dB~+14dB)の、高級感漂うレベルメーターです。
★CT-A9のレベルメーターの表示色は「シルバーパネルが、緑色」で、「ブラックパネルと、後ほど発売されたCT-A9Dが、白色」です。


画像真ん中に見える3つのボタンは、BLEボタン(コンピューターが、テープの録音に最適なレベルなどを、自動で調整する)で、右隣のボタンは「ドルビー ノイズリダクション」のON OFFの切り替えです。

BLEボタンは、左から「UNDER BIAS」(バイアス電流、浅い目)・「PEAK BIAS」(標準…かな?)・「OVER BIAS」(バイアス電流 深い目)です。

録音の時に、バイアス調整の可能なテープデッキになると、バイアスを調整する事によって、好みの音質で録音が出来たりします。(自動で調整する機種もあれば、手動で調整する機種もあります)

CT-A9は、3ヘッドのデッキなので、録音時の音質の確認が出来ます。


画像真ん中より、下にある部品が「消去ヘッド 録音・再生ヘッド」で、左右にある軸がキャプスタンで、キャプスタン下の車輪みたいな部品が、ピンチローラーです。

無水アルコールなどを含ませた綿棒で、定期的に「消去ヘッド 録音・再生ヘッド」「キャプスタン」「ピンチローラー」を清掃したり・カセットイレーサー(ヘッドの帯磁を除去)を使って、良好な状態を保ちましょう。

★二度と新たに誕生しないテープデッキの銘機なので、大切に使っていきたいです。