Kの悲劇 第二章 第二話

二日前のバイク事故により傷だらけの体にむち打っていざバイトへ！……

おかしいな？時間になってもいつも一緒に入る女子高生(ケバい子)がこない。
無断欠勤って奴らしい。その時店にいたオーナー(店長)が代理で出てくれそうな人へ電話してくると言い事務所に消えた。
まさか……ま・さ・か！代理ってKの事じゃないだろうな？
お願いです。Kだけはやめて下さいって言える権力はバイトのオレにはない。

なんだかいかにも問題が解決してスッキリしたような顔をして店内に戻ってくるオーナー。
「K君が出てくれるってよ」


終わった……


だだでさえ腕が腫れて曲がらないのに、足の傷が化膿してちゃんと歩けないのに……

役立たずを呼ぶなよ。オーナー。

そして噂のK、出勤。(予定より３０分遅れの到着で御座います)

一人で店を切り盛りするオレ(オーナー、Kが来たらすぐ帰っちゃったし)


半ば魂離脱しながらもバイト終了。

たぶん、Kに「死んでしまえっ」て言葉は甘いな……「魂ごと消えてしまえっ」てのがふさわしい。再認識した。


家に帰ると自分の足と思えないくらい腫れ上がった足。
病院行ってきます。


今回の勝負。「敗北」


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Kの悲劇2 第１話

ついに今日からKと僕との壮絶な？戦いが始まる『緊急警備体制、しかし警備員は一人』みたいな。
アサルトライフルとサブマシンガン持ってバイト行きたいけど日本は銃刀法違反だし……。仕方なく携帯電話と自転車の鍵を持っていこう！何かの役に立つはずだ？！
五時間耐えれるか不安だけど気合い入れて自らの顔に往復ビンタをかましていこう。

これは僕とKとの戦争だ。実話でもある



ってのが今朝の意気込み。
僕の意識がまだ残っていたら今夜報告しよう

じゃあ、行ってくるよ




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Kの悲劇 第２部開始

Kと離れて一ヶ月、幸せで充実したバイトの日々が突然終わりを告げる。
「シフト変更」
金曜日。Kと仕事がおもいっきり被っていた。
今までの日々がまるで割れたガラスのように砕け散る音がした。
また、始まるのだ。あの地獄のような恐怖の金曜日が。考えるだけでストレスが溜まっていく。最近も何か大きなミスをやらかしたらしい……僕のKとの戦いがまた始まる。

Kの悲劇 第二部
「始まりは唐突に…」


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Kの悲劇 第５話

今日はいつも通りコンビニにてバイト。
Kじゃないけど先週から入った高校生の女の子（ケバ女

きょうはKじゃなくて良かったと思って安心しきっていたその時、


悲劇は起こった・・・

「気分が悪いんで帰りたいんですけど・・・」
爆弾発言！！！
とりあえず彼女を事務室で休ませる事に・・・
いつもたいがい二人でバイトしているのでとりあえず一人で
ばたばた切り盛り・・・
人がナギってきたのでとりあえず店のオーナーに電話。
「ああちょっと今私たち（オーナーとその奥さん）入れないので
Kに電話して出てもらって。」

爆弾大爆発。
（うそ～ん・・・あの生理的に合わないKに俺が電話？？？）
・・・・・・・・
業務員電話番号表を見ながらとりあえず仕方ないので電話。
自宅にかけてみる・・・・出るな・・・頼むから出ないで・・・


案の定、誰も出なかった（安心
またもオーナーに電話。
「仕方ないね～。じゃあ携帯にかけてみて」


またかけるのですか・・・・

携帯の電話番号を聞きだしてしぶしぶ電話

出るな・・・・・出たら潰す・・・

「・・・電源が入っていないか電波の届かない所に・・・」
ヲイ・・・いったい何のための携帯だぁ！（出なくて良かったが
家に居ないんなら携帯の電源くらい入れときやがれぇ（出なくてホント良かったが・・・

再度オーナーに電話。
最終的に高校のときの友達O君の弟が入ってくれました（良かった良かった。
それが兄弟瓜二つ。そっくり。超似てる！！！
今は神戸に居るはずのOが来たのかと思った（汗
違いって言ったらたぶんめがねのフレーズぐらいしか挙げらんないかも・・・

まあKじゃなくて助かったっすよ。本気で。
そしてさっさと去って行く（ケバ女


まだまだKの悲劇は続きそうだす。

折り入って報告しよう・・・



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Kの悲劇 第４話

今日の朝も駅でKと遭遇……心の中で「死ねばいいのに」と思いながら回避。
乗る電車も一緒、回避したつもりだったのに車両も一緒
昨日もKとバイト、今日もKとバイト。
唯一明日はKとじゃない日。考えるだけでも週４日入っているバイトの内３日間Kと一緒って事に……(汗

全ては金のため……

続く




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