こんばんは、クロスワンオーナーゆいです。
私は、高校生の時に初めて自分で犬を飼いました。オーストラリアンシェパードのウィリーです。
当時は何も知らずにペットショップに行き、売れ残りのこの子が気になって、貯めていたお年玉をはたいてこの子を家族に迎えました。
17歳まで生きてくれたのですが、脳梗塞と腎不全になり、介護はとても大変でした…。大きめの中型犬だったし、脳梗塞をやってからはいきなり噛む事もあって危なくて、口輪なしではお手入れできなかったです。
今日は私の愛犬も悩んだ腎不全について書きます。
腎臓には、
①血液をろ過して老廃物を尿にする
②血圧を調整する
③排出する水分の量を尿量で調整する
④赤血球を作る
⑤骨を作る
という役割があります。
大まかに書いただけでも分かりますよね、とっても重要な臓器なんです!!!
クロスワンのお客様では、
1年間で3匹くらい、毎年、
腎不全になりました、というご相談をお受けします。
また、サロンの方で、多飲多尿だったり、おしっこがすごく薄いわんちゃんは、飼い主様に腎臓の検査を勧めています。
重症化を防ぐためには、とにかく早期発見がすごく大切なんです。進んでしまうと尿毒症になり、食べない、食べさせないと…という辛い闘病生活になってしまいます。尿毒症は、腎不全が進んで、老廃物がろ過しきれず全身に回ってしまう病気です。口臭がおしっこのような臭いになってしまったり、吐血したり、下血したり、とにかくしんどい病気なんです。
そうなる前に!
とにかく早期発見して、適切なケアを行なえば、わんちゃんも体がしんどくなりません。
そもそも腎臓に負担をかけないように気をつけていると、腎不全を防いだり、発症を遅らせることが可能なんです!
腎臓に負担をかけないためには、
タンパク質を取り過ぎない!!!
これめっちゃ大切です。是非声に出して読んでください。そして、日本人が大好きな鶏肉のトッピング、もうやめませんか?😂
鶏肉トッピングのせいで腎不全になったわんちゃんを何匹も見てきました…。
特に、黒っぽい目やにがカチカチになっているわんちゃん!それ、腎臓で分解しきれなかった老廃物が目やにになって出てきているんです。今すぐに!食事のタンパク質の量を見直しましょう。
タンパク質は、フードのラベルに記載あります。見方がわからない時は遠慮なく聞いてください!
クロスワンには、かなりタンパク質を控えめにしたフードの取り扱いがあります。ダイエットフードとしても評判良しです!私も食べて痩せたいくらい😂
おしっこが増える、薄くなる、などのサインの前に、黒い目やにが出るようになっていたら、ぜひフードを見直してください。
今、気をつけないと、腎不全になってから、毎日のように皮下点滴をしたり、高額なサプリをあげるようになってしまいますよ。飼い主様が悲しむお顔も見たくありません。
お客様の中には、うちの子は食べるのが楽しみだから…とおっしゃる方もいらっしゃいます。でも、それって飼い主様がそうなるように誘導したり、しつけした結果なんですよね。
他にも楽しいことってたくさんありますよ。
ひっぱり遊びや、お散歩、おでかけなどなど。太陽の下、土の上を歩きながら草の匂いを嗅ぐ、これって、食べ物よりずっと犬にとって幸せな時間だと思います。
病気になってから、ごめんね、と悲しむより、先にケアしてずっと笑顔でいましょう!
腎臓のケア、腎不全にならないためには、適切なタンパク質の量のフードを選びましょう!その子の活動量に合ったタンパク質量の算出の式もあります!数学苦手ですが、知りたい方は私に声をかけてください!
長生きしてくれてありがとう。でも腎不全から守ってあげられなくてごめんね。昔は無知で、犬の健康と栄養についての知識なんてこれっぽっちもなかったから…。でも今は勉強して身につけた知識がある。
ウィリーにしてあげられなかったことを、大切なお客様わんこにしてあげたいなと思うのです。