CROKO NOTE

編 む こ と と 、こ だ わ り を 集 め た ス ク ラ ッ プ ブ ッ ク

ストラップ・銀ぎら銀にさりげなく

2010年10月25日 | スパングル

 

シルバーラメの糸にシルバーのスパン、思ったより地味で

文字通り 銀ぎら銀でさりげない・・







23日土曜日は、結婚記念日だったので
大阪城西の丸庭園内、特設会場に設えられた大歌舞伎
大阪平成中村座 を見てきました。

江戸時代さながらの芝居小屋の歌舞伎鑑賞。

筋書きの表紙は、錦絵「大阪夏の陣絵巻」 
これだけでもお宝です。





ふたつ目の演目「太閤桜」
 
エンディング・桜吹雪の背景がするすると降りて、
生の大阪城を垣間見るという趣向は、なかなか見ものでした。

ライトアップされた大阪城を背に秀吉と光秀の亡霊が肩を並べる。
あり得ない演出にみなため息をついた。

勘三郎氏、テレビでかなり宣伝済みでしたけどね。


席は花道傍の席で、
明智光秀の亡霊役・中村獅童の真っ白な横顔を拝顔、綺麗でしたね。

エンターテインメント・獅童 やっぱり好きだわ。





勘太郎、七之助兄弟、いいですねぇ。
特に弁天小僧・菊之助の七之助は当たり役。
甲高い声が会場に響き渡って、胸のすく思いでした。

勘太郎・七之助兄弟は小さいころから目にしているから
こんなに大きくなったんだと、叔母のような目で見ている気がする。


ある日、5歳ほどの勘太郎君が、躓いて転びそうになった時

不意に出た言葉が <おっと、あぶねぇ~ あぶねぇ~>

だったのには、笑い転げた覚えがあります。
もちろんテレビに向かってですが?




見終わって、「意外と面白かった」 とは相方の言い分。
確かに、歌舞伎を見やすくしたいという勘三郎氏の意図は充分に伝わりました。
歌舞伎と芝居の垣根を取り去ってくれて、この敷居は跨ぎやすい。

そして、来月の席も確保済み。

問題は椅子が固くて、4時間近い鑑賞で足腰背中が痛い。




開演前の大阪城。

こうしてみると新鮮です。
ライトアップの大阪城は、あいにくカメラの腕が悪く写せませんでした。








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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (谷間のゆり)
2010-10-25 23:00:18
銀という色は金や他の色の助けを借りないと輝きませんね。

中村座は色々な試みが面白そうですね。
椅子の固さは、クッション持参でと言うわけには行きませんか?

歌舞伎座が建て直しの為に、東京でも新しいホール等での公演があるそうです。
返信する
Unknown (ぬっきー)
2010-10-26 12:39:11
文章を読んでるだけで 絢爛豪華

素晴らしい演出ですねえ。

結婚記念日 おめでとうございます。

返信する
Unknown (CROKO)
2010-10-27 12:59:32
 谷間のゆり様

>銀という色は金や他の色の助けを借りないと輝きませんね。

そうなんですね、いぶし銀とはいいますが
どんな色を合わせてもシックですしね。


中村座の椅子は、板にござを貼ってあって、薄い座布団がついています。
次回はクッションを持って行くつもりですが、座高が高くなって後ろの人の迷惑かな




 ぬっきー様

結婚記念日、忘れられていたからめでたくもないです。
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