あれから1か月ほど。相変わらず見事な覆輪。苔から溢れんばかりの根が飛び出して来ています。富貴殿といえば銘鑑中央の最優秀品種。そのわりには奄美系の台頭で影が薄くなっている気もします。今や入門品種としての役割でしょうが、大株に仕上げるとその奥床さを感じ取れます。富貴殿、満月は日本の美。イザナギとイザナミのような対の存在。今一度その神秘に酔いしれてみては如何だろう。