あれからほぼ1か月。
順調な生育振りです。新たに付いた子芽もよく育っています。
裏の子芽も順調そのもの。
短い秋の成長期が始まっています。
毎日観察する富貴蘭において、なにより審美眼が大事だとつくづく思います。
「金牡丹」と「黄玉殿」が収まった今、その真理にさらに近づいた。そんな気がしています。
「言葉」にはそもそも限界があるのです。どれだけ「特別感」のある文言を並べて「優越感」を煽ったところで、真の美の前には説得力を失う。
自分が「美しい」と思ったもののみ、価値を持ちます。言葉巧みに乗せられ無きように。
うちの富貴蘭たちを眺める時。ご紹介頂いた善良な業者様、前栽培者様に感謝しつつ。これから50年、日本の美を守っていく所存であります。