金牡丹Cafe

富貴蘭コラム 〜韓国に渡った金牡丹は戻らない〜



ドウモ!金牡丹cafeのオーナーです。
美しく、艶やかな金牡丹たちからお送り致します。
オーナーはあれですか?


あっらぁああ??!ビーチでアイスカフェラテ!

さて、韓国風蘭インフルエンサー某氏とのやりとりの最後を飾るのは「韓国は日本に金牡丹を輸出するつもりはない」という衝撃のラストです!

私はInstagramで通称「皇帝金牡丹」という韓国独自の系統だというものについて彼とやりとりをしておりました。

私がその大型金牡丹について「欲しい!」とアピールしてみますと、それは日本に輸出されたことは無く、韓国でもそれほど数は無いとの事。

その後交渉を重ねましたが基本的に彼らは日本に金牡丹を売る気は無く、相手にしているのは中国の富裕層だと言っておりました。

つまるところ前回お話に出た「日本の宝物を全部奪ってやる!」と意気込むそこには売ったら最後、少なくとも良い金牡丹が日本に戻ることは無いと考えた方が自然です。

また、最後に私の年齢を伝えたところ、彼は40歳後半だそうで、自分より若い趣味家で金牡丹をバカみたいに集める日本人がいることに驚きを隠せないとの事でした。

彼のブログの過去の記事には日本の趣味家と韓国の趣味家の「年齢差」がチャンスとなる!という話があり、まさに彼の目論見はオーナーの存在により覆されてしまったのでしょう。その後彼からの連絡は途絶えてしまったのです。

園芸JAPANの金牡丹特集で著名な趣味家から「多くが韓国に渡り、日本から大型金牡丹が無くなるのでは無いか?」と危惧する話もありました。まさに私もそう思います。

まだ日本には奥に仕舞われた「特級金牡丹」があるとはいえ、問題はそれを「誰が育てるのか?」という所です。

私は金牡丹をつぶさに観察し、ポテンシャルを発揮して育てられる「若手」をきちんと増やす必要があると考えています。それは単に富貴蘭を育てることとは違って明確に「難しい」ことなので、ある種の「スキル」が要ると考えております!

今の若い植物好きが他の多肉植物と並べて金牡丹を育てられるほど金牡丹は簡単には育ちませんし、時間もかかります。コスパ嗜好で金牡丹なんか増やせるはずがありません!

日本の美、金牡丹を失わない為に。これからもドンドン!アピールして行きましょう!

良き富貴蘭ライフを。


金牡丹cafeオーナー




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