クリムと一緒に

長毛G.シェパード成長日記 with 🐈🚗

医療過誤による賠償問題⑤

2023年09月04日 | HEALTH & CARE


大阪公立大学での手術が済み
クリムの予後観察をしながら2ヶ月足らず
遺存卵巣の事実について
先方にどの様なかたちで伝えるべきか
相当に悩んで考え抜いた末
先ずは
事実の共有をしなければ始まらないと
病理報告書を提示し
病院側の反応を観る事にしましたが

尊大な態度と
いきなり難解な主張の応酬に遭い
一旦退いて考えるうち
病院側が 「主張したがる真実」 の意味も
ようやく理解に至りました。

いま私に必要なのは
人の立場の数だけ
真実は存在し得るものである事を
受け止める覚悟かも知れません。

それを踏まえた上で
あらためて此方の主張もさせて頂きます。

病院での治療費については
私的にはそれが
対価として相応であるなら
不平を訴えるつもりは毛頭ありません。

ですが、
そうでなかったと気付いた時点で
お互いの立場で
改善の道を探す必要があるのではないか
と考えています。

今回は賠償義務は発生しない
という点についても
現在此方は理解の範疇にありますが
それと同時に
病院側の主張が破綻している事も確かです。

クリムの身体にあった遺存卵巣が
子宮蓄膿症の手術ミスなどではなく
あくまで
「異所性卵巣の可能性」
である事を主張するなら
摘出した臓器の病理報告書や写真など
立証出来るだけの証拠が必要です。

ですが、実際問題
この病院でクリムが受けた計3度の手術
において
術後の病理検査が行われた事実は
唯の一度もありません。

つまり術後何が起きても
病院側は適切なフォローが出来ず
誤った診断で
間違った投薬を処方した事さえ
気付く事も出来なかった
という結果に繋がっているのです。

実際起きた健康被害に対し
その治療費を払い戻せば済むなどと言う
単純な話しではありません!

しかし、ミスについては

起こり得る異例な事態という事も

此方は理解しております。

そして、その結果

双方の気持ちに温度差が生じるのも

避けられず

主張が行き違いになる事についても

仕方がないと感じます。


しかし


本当に重要な事を

履き違えたままにしておきたくはありません。

いま私たちが真に訴えたいのは

同じ失態を繰り返さないで頂きたいという事。


病院という位置にありながら

2次被害が起きていても

気付けない様な態勢で臨まれてる実態を

このまま見過ごす事は

私には出来ないと感じています。


続く…