Sophieの窓

日本とアメリカの二つの国籍を持つ娘、ソフィーの成長を見守りる母親のつぶやきをお届けします。

だいじょうぶ

2007-01-07 | Weblog
今夜、ソフィーを寝かしつけながら人魚姫の話を読んでいた。
他の女性と結婚してしまう王子様を、姉さんたちがくれたナイフで刺せば、泡にならずに人魚に戻ることができる。
けれど、人魚姫は愛する王子様を刺すことができず泡になってしまう。
昔から良く知っている、何度も読んだ話なのに、そのさびの箇所を読んでいて、涙が出てきた。

最近、年をとったせいか涙腺が弱くなって、ちょっとしたことで涙が出るのもあるのだけれど、ここのところ、ちょっと情緒不安定だった。(更年期!?)
夫も4日から9日までサンフランシスコに行っていて不在。いつも喧嘩ばかりしているのに、いないと寂しい。涙が出たのに乗じて、いろいろ悲しいことを思い出してしまい、余計に涙が止まらなくなった。

「だいじょうぶ」
となりで横になっていたソフィーが、起き上がって私の顔を見て言った。
言葉が遅く、ふだん意味のある言葉をそんなにしゃべらないのに…偶然かな?とも思うけれど、今まで言ったこともない言葉を、あまりにも絶妙なタイミングで発したので驚いた。
私が涙をぬぐっていると、ソフィーはにっこりしながら、おどけたようすで、じっと私の顔を見ていた。

いつも、ベッドに入るときや、私が寝室を去ろうとするとき、ソフィーは嫌がってぐずるが、今日は良い子になって、兎のぬいぐるみと一緒に、おとなしく寝てくれた。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-01-11 13:34:57
小さい子どもって、案外、よく理解していて、おとなをびっくり
させることがあります。知識とか経験以前のことなのかな?
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Unknown (shophie's mam)
2007-01-21 16:15:32
ほんとですね。
動物的本能?昔、飼っていた猫も、私が落ち込んだりしているとき、よく慰めに来てくれたものでした。
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