Sophieの窓

日本とアメリカの二つの国籍を持つ娘、ソフィーの成長を見守りる母親のつぶやきをお届けします。

ソフィー 初日記

2010-08-25 | Weblog
いよいよ明日から、ソフィーの幼稚園が始まる。今日はその説明会に行ってきた。
ソフィーの通う幼稚園は、UCヴィレッジ(UCバークレーの職員や生徒のための住宅地で、いろんな国から一時的に滞在する人々も多い。)に住む子供たちが多く通うためか、アルバニーの学校の中でも一番、国籍や民族が多様だと言われる。それだけあって、インド人、日中韓人、ロシア人、ラテン系、そしてアングロサクソン系の白人など、ひょっとして一人一人国籍がちがうのではないか?と思いたくなるほど多様な人種がクラスの中にいてなかなかおもしろい。

夏だというのにずっと寒い日がつづいていたけれど、今週は急に暑くなり、マンションに付随するプール(引っ越して以来、ずっと気になっていたけれど一度も利用することのなかった)にソフィーを連れて行って遊ばせた。
ソフィーは、サマーキャンプで、スイミングのクラスをとり、やっと顔を水につけられるようになったり一瞬浮かぶことが出来るようになったので、それを得意げに披露して嬉しそうだったのが印象的だった。

今日は、ややこしいことを考えるのをやめて、ソフィーとリラックスすることにしたら、なんだか気分が楽になる。お香をたき、ビールを手にしてゆっくり入浴。ちょっと冷えた体も温まり、まどかの好物を作って夕食をとる。

夕食後、いつものようにまどかが絵を描き出した。
ここのところ、ちょっと前に行ったヨセミテの印象が強いらしく
同じような絵を何枚も描いている。

山があり、道に車が走っていて、手前に湖があって魚が一杯泳いでいる。釣り人がその脇にいて魚を一匹が釣っているところで、まわりにいる魚が悲しそうだったり、怒ったような顔していたり、驚いたような顔をしていたりと、それぞれ違っているのが興味深い。
いつもは、ソフィーとパパとママは、小さく湖のほとりに描かれていることが多いのだが、今日は、パパは魚を釣っていて、ソフィーとままの姿が見当たらない。
「ソフィーとママは、どこにいるの?」と尋ねると、
「ママとソフィーちゃんはテントの中」という。
よく見るとテントとおぼしき三角の物体の前に靴が2足並んでいる。

ちょっと前まで、自分が主役で画面の真ん中に大きくあったものだが、
今では自然のなかに一部として客観的に描いているが興味深い。

夕焼けがきれいだったので、ベランダに出てみた。
ソフィーを呼ぶと、一瞬出てきて「わあ、きれい!」と言いながらすぐに部屋にもどっていく。
「どこ行くのー?せっかくきれいやのに」と声をかけたら、
「スケッチブックを取りに行くの」と答える。
スケッチブックを手にしてまどかは、風景を描いているのかどうか、とにかく何かを一生懸命に描いている。

私もスケッチをしたあと、さっき見たソフィーのヨセミテの絵があまりに印象的だったので、そのことをスケッチブックにメモしていたら、気がついたらソフィーがすぐ近くまで見に来て「なにをかいてるの?」と訊くので、「今日どんなことがあったのかとか、ソフィーがどんな絵を描いたのかとか、書いてるんだよ。」と答えると、まどかはまた自分の席に戻って何か熱心に書いている。
まどかは、うまれて初めての日記を書いていたのだった。

そふぃちゃんわ
ままのはな
しおよくききました きょ
うはままがいしょっにたのしくあそび
ました
そふぃちゃんわ
たのしいことがあ
りました
そふぃちゃんわ
がばて
ごはん
おたべました
きょわ ままとぷるに
はえきました
そふぃちゃんわ
がばておよぎ
ました。
きょわぱぱが
おそくかえって
きます。
きょうわうきわ
をつかておよぎました
きょわままとお
よぎました
そふぃちゃんん
わろびんく
んにてがみおかきました
まどちゃん
はてれび
おみまし



意味わからない人のために一応訳すと。。。[m:206]

そふぃちゃんは
ままのはなしをよくききました。
きょうは、ままがいしょっにたのしくあそびました。
そふぃちゃんは、
たのしいことがありました。
そふぃちゃんは
がんばってごはんをたべました。 
きょうは、ままとプールにはいりにいきました。
そふぃちゃんは
がんばっておよぎました。
きょうは、ぱぱが
おそくかえってきます。
きょうはうきわをつかっておよぎました。
きょうはままとおよぎました。
そふぃちゃんは ろびんくんに
てがみを かきました。
そふぃちゃんは てれびをみました。


おいおいテレビを見たので締めくくるのか?
まあいいけど。
ともあれ、なんだか、ほっこりした一日でした。

ソフィーからの手紙

2010-08-17 | Weblog
最近、ソフィーは手紙を書くことに興味を持ち、ものすごい勢いで友達や親戚に手紙を書きまくっている。手紙を書く相手に合わせて、日本語、英語やスペイン語など、書き分けたいらしく、英語やスペイン語などはどう書いたらいいのか聞くので簡単な文とつづりを教えると、嬉しそうに文を書き、裏には絵を描いて手紙を書き上げていく。
日本語は、ひらがなだけだけれど、自分で文を考えて勝手にどんどん書いていく。

「これれてがみはおわりらよ」(これで手紙が終わりだよ。)
といつも最後に書くところが笑える。

そういえば、私も子供のころ「だ」がうまく言えずに「ら」と発音したりしていたけれど、
まだそのころは、あまり字をすらすら書いたりしていなかったと思う。

ソフィーの場合、「だぢづでど」の発音はある程度できているのだけれど、文字にすると「らりるれろ」に変わってしまっていて、そんな手紙を目にするのはなんとも微笑ましい。

そんなふうに成長していく様子を忘れないでいたいなぁと思う。