Sophieの窓

日本とアメリカの二つの国籍を持つ娘、ソフィーの成長を見守りる母親のつぶやきをお届けします。

ソフィー5歳

2010-04-23 | Weblog
先日、サンフランシスコの日本街で桜祭りがあり、家族連れで見物にでかけた。
最近の桜祭りはなんといっても、ニューピープル(日本のサブカルをプロモートして販売する店)ができたことの影響もあるのか、アニメキャラのコスチューム・コンテストなんかもあって、数年前私が初めて見たときと比べても、ずいぶん感じが変わったような気がした。
天気も快晴で、人手も多く、ずいぶん賑やかだった。

パレードも終わって、そのへんの店をぷらぷら見ていると、ウクレレの専門店を見つけた。そういえば、桜祭りのパレードでもハワイアンの団体も参加しているし、日系ハワイアンは、サンフランシスコの日本街でも多いのかもしれない。

店の中で3番目に安いウクレレを買ってきた。
ソフィーが前から玩具のギターを欲しがっていたのだけれど、玩具を買うくらいならちゃんと音がするものの方がいいかと思い一度、中古のギターを買ったことがあったけれど、重すぎて結局、ソフィーはそれを弾くことがほとんどなかった。
ウクレレなら玩具サイズだけれど、一応それなりに楽器として音が出るので、家族みんなで楽しめるかと思ったのだった。

けれど買って帰ると、ソフィーそっちのけで自分が夢中になってしまい、興に乗って練習するうちに親指と人差し指の皮が剥けてしまった。
なんだかなぁ。そういえば、昔、ケーナを友人にもらったとき練習しすぎて小指の関節に炎症をおこしてしまったこともあったっけ。あほにつける薬が欲しい。

そんなことはどうでもいいけれど、私がそれで練習できなくなったので、ウクレレをそのへんにほっておいたら、今度はソフィーがそれを使って遊び始めた。けっこうのりのりで弾いていて、見てるとおもしろい。
うまいうまいといってはやし立てると、「ソフィー、もう5歳やからなぁ。」とまじめな顔をして言ったのが可笑しかった。

そうそう、ソフィーももう5歳。ずいぶん大きくなったもんだなぁ。
ソフィーが生まれたばかりのとき、新婚旅行で買ってきたウクレレのハワイアン集のCDをよくかけていたなぁなんてことを思い出した。

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4歳の間にできるようになったこと

絵がますますうまくなった。
人だけではなく、周りにあるものに興味を示してそれを描こうとする
意識が出てきた。
風景画専門の父親の影響か、この前なんかも、窓から夕日を眺めながら、
「景色を描くー」とか言いだして、空や電車、家や車など一生懸命描いていた。

走るのが前より少し速くなった。

前より小さい子に優しくできるようになった。

日本語がだいぶ上達した。英語が前よりできなくなったけれど...
やっぱりベイエリアだなぁ。

ひらがなが全部読み書きできるようになり、手紙を書くのが好きになった。
自分のいいたいことを伝えたいという気持ちが大きいようだ。

思いやりや気遣いができるようになるなど、ずいぶん成長したように見える反面、
前より甘えたになったような気もする。

私が期待することに一生懸命応えようとけなげになっている。
嬉しい反面、かわいそうなときもある。
親としての自己採点は辛くならざるを得ないけれど、
ソフィーの成長には120点をあげたい。