Sophieの窓

日本とアメリカの二つの国籍を持つ娘、ソフィーの成長を見守りる母親のつぶやきをお届けします。

ベランダ・キャンプ

2006-06-14 | Weblog
今月後半から、夫は週日3つの学校の講師をかけもちで追われ、私も個人教授が日曜日を含め定期的に入っているので、ゆっくりできるのは、今週一杯までだ。ということで、先週、ちょっとした旅行というかキャンプにでも出かけることになっていた。

ところが、この月初めに車が大破したため、新しい車を探すのに先週一杯つぶれ、楽しみにしていたキャンプもお流れになった。

それで、せめて擬似リゾート気分でも楽しもうと、昨夜、家のベランダにテントをたて、BBQをする。

今朝もひきつづき親子水入らずのんびり過ごす。夫が本を読んでいる脇で、私は、お気に入りのティンホイッスルで昔懐かしい歌を吹いてみる。

娘は、今朝になって、何の支えもなく自分で立ち上がることを覚えた。一瞬ではあるが、何にもつかまらずに立っていられるようになったことを自分でも快挙と心得ているのか、こちらがやんややんやと囃し立てると、得意になって何度も何度もその芸当をやって見せる。

このベランダから見えるような海のある風景は、コロラドではもう見ることはできないだろう。今日の思い出とともに、しっかり記憶に焼き付けておこうと思う。

ウイルスとバクテリア

2006-06-10 | Weblog
今朝は、昨日あんなにひどかった水疱もほぼおさまり、ソフィーは機嫌よくしていたが、念のため昨日の予約どおり病院に連れて行く。

ずいぶん混んでいて、1時間くらい待たされた。すっかり落着いているソフィーを診せるのも気が引けてきて、帰ろうかなと思っていたら名前を呼ばれ診察室へ。いつものように服を脱がせて、熱と体重を測って貰う。97F 19Lb15oz

暫くすると担当医がやって来た。水疱はきれいにひいているため虫刺されではなく、最近食べさせたものに極端なものはなかったので、食事によるアレルギーの可能性も薄いと診断される。やはりウイルスだろうということだった。

2週間くらい前にかかった軽い肺炎を抑えるためについ最近まで抗生物質を与えていたが、10日間の投与と限定されていたので、言われたとおり10日目の5日で投与を打ち切った。考えて見れば、ソフィーが夜暴れだしたのはその翌日の夜のことだった。抗生物質によってバクテリアは死んだが、ウイルスは抑えることができず、今度はソフィー自身の抗体がそれに反応した結果出た蕁麻疹だったようで、昨夜の抗ヒスタミンの力も借りて、抗体がウイルスに打ち勝ったので、症状も治まったのだろうということらしい。

よく聴く言葉だが、ウイルスもバクテリアもなんとなくわかっているようなつもりで、どう違うのか、考えてみればよく知らなかった。医者の説明によると、エイズや肺炎などを引き起こす原因不明、特効薬のないものをウイルスといい、バクテリアはいわゆるばい菌のようなもので、薬で治療することができるのだとか。なるほど~とも思ったが、もひとつ解ったような、解らないような…

とにかく、もうこれ以上は同じウイルスで蕁麻疹が再発する可能性も低いので心配することはないと診断され、ほっとした。

虫刺されあるいは、アレルギー

2006-06-09 | Weblog
6月4日、日曜日、ルームメイトのエイドリアンが引越しを完了して出て行ったので、彼女のいた部屋を、ソフィーと私たちの寝室にすることにした。クローゼット用のスペースがあり、そこにソフィーのクリブ置くとちょうどぴったりだったので、そのままそこに置くことにした。

その日の夜は、目の前に広がる景色が変わって面白かったのか、機嫌よく寝付き、朝も8時過ぎまでぐっすり眠ってくれたので、しめしめと思いきや、翌日の夜、またもや悪夢が始まった。

6日午前1時ころ、足をばたつかせて苦しがる。あやしてもすかしても泣き止まず、私たちの布団に入れてみるとようやく落着いたので、そのまま一緒に眠る。クリブが狭くなってきたのかなと思いながら、前日の昼間は機嫌よく過ごしていたので、夜の騒ぎのことをさほど気にもかけなかった。

ところが、今日、午前2時、また足をばたつかせてなにやら苦しそうにしている。明かりをつけて、よくよく見てみると、蚊に刺されたように膨れた水泡、しかも、もっと大きいものや小さい粒状のものが体中あちらこちらに散らばっている。熱があったり、呼吸が乱れているわけではないので、とりあえず朝まで待って病院に電話することに。

朝になるとソフィーはけろっとしている。車の購入のことでばたばたしていたので、つい後回しになり、午後2時になってようやく病院に電話。先方からかけなおすと言われ待機していたが、夕方になって症状は悪化、水泡はもっと広がり赤みを帯び、火傷のようになってきた。夕方6時近くになっても電話がかかってこないので、もう一度かけなおす。担当医には繋げてもらえず、看護婦が出た。かゆみ止めの薬を求めるように指示され、24時間以内に病院で見てもらうことを薦められる。明日一番に予約を入れようと思っていたら、担当医からようやく電話がかかってきた。

食事によるアレルギーか、ウイルスの可能性もあるので、明日11時に連れてくるようにと指示された。担当医と話すことで、すこし気が楽になった。そんなに心配する必要はないと言われほっとする。安堵しながらソフィーの顔を見ると、火傷のように広がっていた水泡が消えきれいになっていた。私の不安や苛立ちがそのままソフィーの病状に反映しているかのようだ。

投与
9:30pm Benadryl (Children’s wal-dryl allergy)4ml