「左翼」運動の課題

良い労働組合の組合員だった私が、低質な個人加入組合(合同労組)に
入ってしまったことで、色々と考えさせられました。

カルト組合の手口①

2018年08月31日 | 悪い労働組合

カルト組合の手口として、顕著なものを挙げて行きます。

 

・当該に、お前を助けてくれる所はこの組合以外、他はないと言って聞かせる。

これは、女帝Kも2番目のボスきどりの男Vも、特に入れ込んでいる信者Mも、当該に言っていた。しかし、相談先は色々あって、(質もそれぞれ違って運のよしあしがあり、行政の劣化は事実であるが)無料の公的支援機関でも、労働相談はできて解決もできる。それを、他にはお前の案件を取り扱ってくれる所などないと、言い聞かせる。そして、無料の公的機関でも当たり前に普通にやることを、いちいち感謝するように仕向けてくる。とにかく、恩着せがましいのです。

・組織のカルト性、おかしさに気づいて指摘した当該に対し、「味方になってくれる人を攻撃するなら、あなたの味方になってくれる人は誰もいないですよ」と脅す。完全に弱みにつけ込んだ恫喝です。味方になってくれるのはまるでそのBad組合だけだという暗示をしていますが、これは出まかせの決めつけです。その当該の味方になってくれる人達は家族や公的支援者など、周りにたくさんいましたから。他はないといって、無理やり2者択一にして脅してきます。カルトの手口そのものです。

 

境界の侵害

私がずっと、このBad組合に入って困惑していたものの、大きな要素がこれです。

同じ労働者という立場の人たちが集まってきているが(合同労組なので、職場はそれぞれ違う)、思想や信条はそれぞれに違うのが当たり前なのに、この組合のリーダーの思想を、猛烈に押し付けてくる。労働組合は、労働者が互いに団結・連帯してかれらの権利を守り、立場の向上を図るというものであり、政治イデオロギーとは分離できないのかもしれないし、それは自然なことではないかと思っているのだが(←やっぱりわかりません。どうなんだろう…)、この組合はそのイデオロギーが過激であった。尊敬する「左派」がたくさんいて、元々Good組合の一員であり、Bad組合の掲げている思想に共鳴するものが多々ある私でさえ、その思想は過激であり、困惑していたのだから、多くの人はもっと無理だと思います。

それを、組合員に同調するのが当然の如く猛烈に押し付けてきた。また、この組合のリーダーたちは「反日」左翼であり、(※左翼を否定しているのではないです。左翼=反日というのは誤りですが、この人達が「反日」であったのはその言動から明らかです)その思想をも組合員に押し付けてきた。私は、労働組合の必要性にも大いに賛同するし、弱者として、その権利・立場の向上を誰よりも望んでいるし、国粋主義者や愛国主義者でもないけれど、反日ではないし、彼らの思想に賛同できない部分も多々ありました。だから、猛烈なイデオロギーの押しつけと同調の当然視には、悩み続けていました。そしてこの感覚は、心理学で言う「境界の侵害」そのものです。これはカルトが必ずやることです。個人の領域を認めずに侵蝕してきます。私はこのことに、ずっと困惑し通しでした。

また、当該に対して急に、過激な闘志としての使命感みたいなものや強い姿勢をもつことを無理強いしてくることも、境界の侵害でした。闘う被害者とはジャンヌ・ダルクではなくて、メンタルやられて通院しながら動悸がする胸を手で庇いながら闘っています。それって普通のことです。DVでもレイプでもセクハラ、労働問題でも、闘う被害者はいつでも壊れそうな状態のまま闘っています。伊藤詩織さんもです。そんな当たり前の状態を、「矛盾だ」などと、本から引用した言葉などをふりかざし、デリケートな精神状態のまま闘うということを認めてくれません。当該がいくらそのことを訴えても、屁理屈ばかりこね回して、ありのままの状態を「矛盾」だとかみんなの前で辱める形でいちゃもんをつけて、認めようとせず、「目醒める」ことを要求してきます。そしてそれは、当該にか弱くデリケートであり続けられたら、ボスきどりの男Vの利益に反するからでした。彼は器の小さな人でしたから、当該労働者のそういった状態に耐える包容力や理解する力をもちあわせていません。自分のために、当該に勇敢な闘志としての姿勢をあくまでも無理強いしてきました。器が小さいと、ただでさえ傷だらけで弱っている人に無理な要求をしてきます。境界の侵害は、もうとっくに、色んな運動において、してはならないと学ばれていることです。それをするから運動はうまくいかなくなります。オルグも進みません。そう、私はVを見ていると、大昔の過激な左翼運動(失敗した)を思い浮かべます。彼は、昔の運動の失敗からなにも学んでいないようでした。境界の侵害を素でしていました。

 

・意見を言った当該への恫喝

そして、過激なイデオロギーを押し出す組合のあり方が、生活者の心を掴むことなくオルグが一向に進まない原因であることは明らかであるため、そのことを恐る恐る、言ってみると、ボスきどりの男Vは、「この考えを組合として言うなというならば、組合を辞める!!」と、当該の私の前で恫喝してみせました。彼は理性の皮を被った感情丸出し人間でしたので、異を唱えられること自体がOUTなのでした。「イデオロギーを言わないならば、連合みたいになる」とも言いました。過激なイデオロギーを全面に出して言わない=連合みたいな会社の犬の御用組合 ではないのに、極端な思考で2者択一に無理やりしてきますGood組合のリーダー達は、はっきりとした思想信念をそれぞれ持っていましたが、それを全面的に組合の思想にしたりはしません。総意でないものを押し出すことは私物化というものです。だからといって御用組合などでは全くありません。Bad組合の「リーダー」の言いぐさは極端かつ誤った二元論なのです。その激しさは、頭が悪いと思います。

また、「お前の案件を取り扱うのは、我々のようなコアな思想を掲げた組合だからこそやるのであって、他の組合ではこんな案件扱わない」という内容の恫喝もされました。これは2重3重におかしいです。まず、その2者択一は明らかに事実ではなく、この案件を他の組合は扱わないということは彼のとっさの出まかせの決めつけです。実際に私の知っているGood組合たちは、どんな労働案件でも取り扱っています。2者択一ではないことを、無理やりに2者択一にしてふりかざし、当該を恫喝しています。組合のあり方を批判した組合員に対し、その人の案件をするしないという形で弱みにつけ込んで脅して黙らせるということも、非常に卑劣だと思います。ここの「リーダー」は2人とも、極端な二元論(しかも無理やりの出まかせで誤ったもの)を振りかざして、当該を辱める形で脅していました。この悪質さが、伝わるでしょうか。Vは、この手の卑劣な返しを常套手段として行っていました。感情的に返しているだけで、そこに理性や信念はありません。「歯向かわれ」たことが気に入らないだけです。幼稚です。議論など、もちろんできるはずもありません。感情的に仕返しするだけです。

 

 



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