まいどです
興味深い記事があったので記載しました
皆さんはどうのように感じましたか?
技術を身に着けさせる事は当たり前
サッカーのコーチ間で良く耳にする「チームを強くする事、個人技を上手くさせる事」があります。分けて考えている人が多いように思います。お父さんお母さんも子供にサッカーをやらせるうえで考えるのではないでしょうか。
コーチによっては「勝敗はどうでもいい、中学や高校、大学、社会人になった時の為に、基本をしっかりと教えます。勝敗にはこだわりません」という人もいます。
試合に勝つようなチームに育てられないと言い訳しているようにしか聞こえません。コーチがこんな事を言ったら選手はどうすればいいのでしょう?
中学では別のスポーツをやると決めている子もいるかもしれません。現にうちのチームでもいました。前記事のヘディングの嫌いなMです。
勝敗にこだわらないで試合をこなしても、多分楽しいでしょう。でも勝負にこだわらなければ学べないことは山ほどあると思います。
こう書いてしまうと勝つことが選手の成長に良いことと勘違いされてしまうかもしれませんので強調させていただくと、「サッカーの個人的な技術を身に着けさせる事は当たり前で、せっかくチームに入っているのだから、勝負に対するこだわりや、厳しさも教えていく。その方が個人的な技術も磨きやすい」という風に自分は思っています。
後で書いていきますが、もちろん勝つために「蹴れー」とか「何々しろー」「出せー」「パスしろ」とかやるわけではありません。
様々なスキルを駆使して、美しい、楽しいサッカーをやることで、「もっと上手くなりたい」「これが上手くできればもっといいのに」と選手に思ってもらえます。それに必要なことを出来る限り教えていく。自分こんなことを理想にやってきました。
スポーツは年配者の健康のための運動と違い、勝負がついて回ります。負けても良い。ただ勝ちたいと思って試合をするから、負けた時に悔しいという感情が出てくるし、反省もする。勝った時にこの上ない喜びがある。勝負だから、必死に守るし、プレーにも気合が入る。
基本や個人技を習得させるのは当たり前の話で、その上に試合に勝つための戦術や、コミュニケーション能力や判断力など様々な課題があると思います。
チームプレーと個人技というのは離せない
また、「ドリブルや1対1の個人技だけやらせるか、パスなどのチームプレーもやらせた方がいいのか?」というコーチもいます。
ドリブルの上手い選手がテレビでは持ち上げられますが、サッカーは1人でやるのはおろか、11人でやるスポーツ、ではなく23人で行われています。サブの選手にも様々なタイプのメンバーが用意され、選手交代で違うチームにしてしまうような戦術を考えて選手を選びます。
ドリブルが極端に上手くても、スタメンで被っていて、他のドリブルが上手い選手がディフェンスも上手いなどのオプションを持っていたら、監督はそちらの選手を起用するかもしれません。
ただ、上に行けばいくほど、ボールのキープ力(ボールを取られない能力)はどこのポジションでも必要とされます。ですので足技に関しては絶対必要なスキルだと思います。しかも、大きくなるにつれて習得が難しくなるので、小さいうちに徹底的に練習する必要があると思います。(後で書きますが小さいうちはすぐに飽きてしまうので、遊びのような練習メニューで足技が自然と身に付くような練習が良いと思います。)
もちろん年代によって多少は練習メニューなど変わってくると思います。自分は何年生だからドリブルとか何年生だからパスとか考えるのでなくて、例えば、小学生くらいは、大きくなったら身に付きにくい神経系が育つようなメニューを多く組むとか、4年生くらいになったら、周りを見て判断できるようになるためにはどんな練習メニューが良いか?等を考えるようにしてきました。もちろん朝一番で体力と集中力のある時間は、ドリブルやトラップがメインになってきますが。
いくら勝たせようとしてフォーメーションのチームプレーばかり練習しても、トラップや、ドリブル、キックなどの基本的な技術がなければ、全く形になりません。逆にドリブルばかり上手くても、周りを見れなかったり、ディフェンスができなかったりでは試合にはなかなか勝てないでしょう。チームプレーと個人技というのは離せないものなのではないでしょうか。
みなさんご存知かもしれませんが、FCバルセロナのスクールでは6歳から2フリーマンの3対3をやらせています。そこで身に付く技術はパスや動きだけでなく、ドリブル、ボールコントロール、ボールキープ、フェイント、ディフェンス等様々です。これはFCバルセロナのトップチームも行っているようです。FCバルセロナのメッシはドリブルが上手いことで知られていますが、パスセンスもシュートも世界トップクラスでしょう。(FCバルセロナの選手は皆シュートもパスもみんな世界トップですよね。)
チームプレーの中に個人技がある
横道にそれましたがまとめると、「個人技か?勝つことか?」という事は、選ぶものでなく、共存していることで、勝つための土台となるのが個人技で、個人技を上げるための糧となるものが勝つこと」と思います。チームプレーの中に個人技がある。どんどん勝ちにこだわれば良いと思います。なでしこジャパンを目指そうが、運動のためにサッカーをしていても同じだと思います。
ただ、勝ちたいのが選手でなければ意味がありません。負けて選手が悔しがるのは良いと思いますが、選手がコーチの顔色をうかがうような関係はいかがなものでしょうか?コーチが選手を勝利の道具にしてはいけないでしょう。
興味深い記事があったので記載しました
皆さんはどうのように感じましたか?
技術を身に着けさせる事は当たり前
サッカーのコーチ間で良く耳にする「チームを強くする事、個人技を上手くさせる事」があります。分けて考えている人が多いように思います。お父さんお母さんも子供にサッカーをやらせるうえで考えるのではないでしょうか。
コーチによっては「勝敗はどうでもいい、中学や高校、大学、社会人になった時の為に、基本をしっかりと教えます。勝敗にはこだわりません」という人もいます。
試合に勝つようなチームに育てられないと言い訳しているようにしか聞こえません。コーチがこんな事を言ったら選手はどうすればいいのでしょう?
中学では別のスポーツをやると決めている子もいるかもしれません。現にうちのチームでもいました。前記事のヘディングの嫌いなMです。
勝敗にこだわらないで試合をこなしても、多分楽しいでしょう。でも勝負にこだわらなければ学べないことは山ほどあると思います。
こう書いてしまうと勝つことが選手の成長に良いことと勘違いされてしまうかもしれませんので強調させていただくと、「サッカーの個人的な技術を身に着けさせる事は当たり前で、せっかくチームに入っているのだから、勝負に対するこだわりや、厳しさも教えていく。その方が個人的な技術も磨きやすい」という風に自分は思っています。
後で書いていきますが、もちろん勝つために「蹴れー」とか「何々しろー」「出せー」「パスしろ」とかやるわけではありません。
様々なスキルを駆使して、美しい、楽しいサッカーをやることで、「もっと上手くなりたい」「これが上手くできればもっといいのに」と選手に思ってもらえます。それに必要なことを出来る限り教えていく。自分こんなことを理想にやってきました。
スポーツは年配者の健康のための運動と違い、勝負がついて回ります。負けても良い。ただ勝ちたいと思って試合をするから、負けた時に悔しいという感情が出てくるし、反省もする。勝った時にこの上ない喜びがある。勝負だから、必死に守るし、プレーにも気合が入る。
基本や個人技を習得させるのは当たり前の話で、その上に試合に勝つための戦術や、コミュニケーション能力や判断力など様々な課題があると思います。
チームプレーと個人技というのは離せない
また、「ドリブルや1対1の個人技だけやらせるか、パスなどのチームプレーもやらせた方がいいのか?」というコーチもいます。
ドリブルの上手い選手がテレビでは持ち上げられますが、サッカーは1人でやるのはおろか、11人でやるスポーツ、ではなく23人で行われています。サブの選手にも様々なタイプのメンバーが用意され、選手交代で違うチームにしてしまうような戦術を考えて選手を選びます。
ドリブルが極端に上手くても、スタメンで被っていて、他のドリブルが上手い選手がディフェンスも上手いなどのオプションを持っていたら、監督はそちらの選手を起用するかもしれません。
ただ、上に行けばいくほど、ボールのキープ力(ボールを取られない能力)はどこのポジションでも必要とされます。ですので足技に関しては絶対必要なスキルだと思います。しかも、大きくなるにつれて習得が難しくなるので、小さいうちに徹底的に練習する必要があると思います。(後で書きますが小さいうちはすぐに飽きてしまうので、遊びのような練習メニューで足技が自然と身に付くような練習が良いと思います。)
もちろん年代によって多少は練習メニューなど変わってくると思います。自分は何年生だからドリブルとか何年生だからパスとか考えるのでなくて、例えば、小学生くらいは、大きくなったら身に付きにくい神経系が育つようなメニューを多く組むとか、4年生くらいになったら、周りを見て判断できるようになるためにはどんな練習メニューが良いか?等を考えるようにしてきました。もちろん朝一番で体力と集中力のある時間は、ドリブルやトラップがメインになってきますが。
いくら勝たせようとしてフォーメーションのチームプレーばかり練習しても、トラップや、ドリブル、キックなどの基本的な技術がなければ、全く形になりません。逆にドリブルばかり上手くても、周りを見れなかったり、ディフェンスができなかったりでは試合にはなかなか勝てないでしょう。チームプレーと個人技というのは離せないものなのではないでしょうか。
みなさんご存知かもしれませんが、FCバルセロナのスクールでは6歳から2フリーマンの3対3をやらせています。そこで身に付く技術はパスや動きだけでなく、ドリブル、ボールコントロール、ボールキープ、フェイント、ディフェンス等様々です。これはFCバルセロナのトップチームも行っているようです。FCバルセロナのメッシはドリブルが上手いことで知られていますが、パスセンスもシュートも世界トップクラスでしょう。(FCバルセロナの選手は皆シュートもパスもみんな世界トップですよね。)
チームプレーの中に個人技がある
横道にそれましたがまとめると、「個人技か?勝つことか?」という事は、選ぶものでなく、共存していることで、勝つための土台となるのが個人技で、個人技を上げるための糧となるものが勝つこと」と思います。チームプレーの中に個人技がある。どんどん勝ちにこだわれば良いと思います。なでしこジャパンを目指そうが、運動のためにサッカーをしていても同じだと思います。
ただ、勝ちたいのが選手でなければ意味がありません。負けて選手が悔しがるのは良いと思いますが、選手がコーチの顔色をうかがうような関係はいかがなものでしょうか?コーチが選手を勝利の道具にしてはいけないでしょう。