結婚12周年記念日旅行
で、今年はコッツウォルズ地方に2泊旅行に行ってきました
たくさんB&Bはあるので、どこにしようか迷いますよね
コッツウォルズは私たちが結婚したその年に2泊で旅行に来たところです。
その時はまだ私も英国に来て1年もたっていなかったので、B&Bという「ホテルではないところ」に泊まるのが初めてで、
期待半分、不安半分でした
そのときのB&Bデビューがとても良かったので、
それからというもの、B&Bのとりこになりました
いつかは小さなところでも良いからB&B経営したいなぁなんて、夢も出来たり
「私だったら、これはこうするなぁ~」
「こういう食器をそろえて、朝食はこうして・・・」とかいろんなアイデアがたくさん湧き出て。
それが私の食器・雑貨集めの発端だったような気がします。
そうして、今のうちの手作りキッチンが出来たんですね~
っと、そんなことはさておき、
今回もまた、ネットでいろいろ調べて、決めました。
車なので地理的な場所は特に重要ではなく、
レビューとか、値段とか。 そういうものを重要視して決めました。
そして決めたのが、Ivydene House B&B.
http://www.ivydenehouse.net/
(お写真拝借しました)

Tewkesburyというところの近く。
コッツウォルズ地方で日本人に人気のあるChipping CamdenとかBiburyとかあの辺までは車で30分ぐらいです。
土曜日は朝、主人のフラットを出発してからStow on the WoldやBurfordなどなど、
コッツウォルズ地方の素敵な街を見て回り
B&Bには16時ごろチェックイン。
本当に素敵な田舎風景のなかに、大き目の古い素敵なお宅が並ぶところにありました。
なので、車もめったに通らず、静か
到着後、オーナーのRosemaryさんがかわいいワンちゃんCocoちゃんと迎えてくださいました。
早速、2階にあるお部屋にご案内していただきました。 私たちが泊まったのは、浴槽がついてる Room ONE。
なんとベッドは「スーパーキング」サイズ
B&Bのウェブサイトでも見れますが、実際のお写真を少し
大きなベッド。 これはよく眠れそう
バスローブが置いてあるB&Bは初めでです
しかも、とても清潔な白。
家具もインテリアもとても私好み
こういったものがキャビネットの中にしまわれているところも、素敵
コーヒーも紅茶もたくさんの種類があり、迷ってしまうほど
こういうところにオーナーさんの+αな気配りが感じられます

ワードローブの中にテレビと冷蔵庫が隠れていました。
冷蔵庫があるのはうれしいです
冷蔵庫の中にはミネラルウォーターと、ミルクの入ったジャグがありました。
ホテルやB&Bでも、見慣れたブランドの紅茶やコーヒーと一緒に、
スジャータのような小さなカップ入りのミルクが備品のように置いてありますよね。
そうじゃなくって、ちゃんとしたフレッシュなミルクがジャグに入って冷やしてあるのがやっぱりいいです。
それにそのほうが安いんじゃないのかなぁ。
さらに湯たんぽやアイマスクも、ラベンダーのポプリと共においてありました。
でも、湯たんぽなんて必要ないくらい、お部屋が暖かい
英国の古い家、大きな家はちょっと隙間風が入ったり、そもそも大きいからおうち全体を暖めるのに時間もコストもかかったり大変なんです。
でも、本当に温かくしてくれてありました
そして、バスルーム

もうね、夢のようですよ。 住みたいです、私はここに。
私好みのカントリースタイルなバスルーム
猫足バスタブ。 ほしいなぁ
君は、幸せ者だねぇ
Rosemaryさんから、「リビングルームに温かい飲み物をご用意してますよ
」とお声をかけていただいたので、
二人で降りていきました。
入ってきた玄関のすぐ突き当りがベッドルームへ行く階段。
でも、玄関の右側は、広~いダイニングルーム

朝食はこちらでいただけるそうです
この向こう側が、ゲスト用のリビングルーム。
ここも本当に素敵~
小さな暖炉

温かいお紅茶に、レモンケーキとミリオネアショートブレッド
はぁ~ ここに住みたい
きっと、ここに来る誰もがそう思うと思います。
リビングルームから玄関のほうを見た感じ

しかも、リビングルームにはウィスキーやカンパリやラムなどのいろんなお酒のボトルが。
「え?タダなの??」とジム君
その横には小さなBOXが置いてあって「Honesty Box」と書いてありました。
特にいくらと値段はつけないけど、「お心付け」として置いていかれる方はお願いします ということなんでしょうね。
それだとHonesty?とちょっと言葉が違うかなぁとも思ったのですが、こういうお金入れるBOXはそう呼ばれているのかな。
ちなみに、このお金は乳がん基金に募金されるそうです。
なにからなにまで、すばらしい。
これ以上は望めない、ここに不満があるとしたら何なんだ と思ってしまう、素敵なB&Bでした。
温かいリビングルームで、時々暖炉の日を眺めたり、主人は本を読んだりしながら
話したり、笑いあったり、そして、紅茶とお菓子でほっこり

そして私は早速部屋に戻って、お風呂タイム。 ディナーへ行くため、お着替えです


ディナーから帰ってきて、またお風呂。
あとは大きなベッドでぐっすりです
すっごい良く寝た
あさ、窓を開けて外をみたら、、、、
えっ??
孔雀。 野孔雀・・・

孔雀が散歩してた。 初めて見たよ、、、孔雀が散歩してるところなんて。
翌朝の朝食 9時と伝えてあったので、その時間丁度にダイニングルームに下りていきました。

おもわず「おぉ~
」とハイテンションに。
大きな暖炉には火もくべられていて 雰囲気最高。
朝お庭で摘んだばかりだそうです。

Rosemaryさんが作ったお手製ジャム5種類も。
フルーツのコンポートも手作り。

自家製パンをジムが切って焼いてくれました。

「トースト何枚食べますか?」って聞いてくれて、焼けた市販のパンを出してくれるB&Bもあるけど、
こうやって、好きなものを好きなだけ、好きな焼き具合で食べれるのって、素敵
しかも、このパンが、めちゃくちゃ美味しかった~! (レシピ、聞いちゃおう)
B&Bでもホテルでも、イングリッシュブレックファーストを食べる時は必ず、好みの卵の調理の仕方を聞かれます。
目玉焼きか、スクランブルエッグか、ポーチドエッグか、ゆで卵か、、などなど

今日は私たちはポーチドエッグにしました。
あのとろ~り黄身がたまらないのよね
かわいい。 ミニタジンの中にはバターが。
やっぱり同じアイデアなんだろうな~。 私も同じ理由でちっちゃいタジンが家にある
おうちで絞ったフレッシュなりんごジュース。
こういうのもホント、私の理想と同じ~

おいしそう~
かわいくRosemaryが乗ってる
初日は卵一個だったけど、翌日は卵2つづつだった。
もちろん、このおうちで飼っているメンドリちゃんの産みたて卵です。
だから、足りない日もあるのかな。初日はもう1カップルいらっしゃったので。

こっちは翌朝のブレックファースト。 この日はスクランブルエッグにしました。
ソーセージも本当においしいソーセージだった ローカルの農家さんのお肉屋さんから買ってるんですって
このB&Bはとても大きなおうちで、玄関から入った右半分がB&Bのゲスト用として使われ、
オーナーご夫妻は左半分を使ってるそうです。 キッチンもそっちにあるんだとか。
ドアが開いててご挨拶するときにちょっと見せてもらったんですが、そちらも本当に素敵な内装で、広くて、私の憧れそのもの。
そちらの左半分に、キッチンもリビングもダイニングも、ベッドルームもバスルームもぜーんぶ、あるんですって。
だから、ベッドルームもリビングもダイニングルームも、オーナーご夫妻とは共有しないスペースなので、ゲストはプライバシーも守られ、
必要な時意外に顔も合わせないので気を使うこともなく、ゆっくり好きなことが出来ます
最高、トップレベルのB&Bに大満足です。
お値段は一泊一部屋85ポンド
ミシュランが何だ~ 一流ホテルがなんだ~ と思わず叫びたくなる、B&Bでした。
とっても人懐っこいココちゃんに、お見送りいただいて、B&Bを後にしました。
