甘味料の威力

ああ、、土曜日になってしまいました。。

ここのところ訪問者の方の数を見るにつけ
日々なんでもいいから書いてみようか、と
思っていたのですが
たったの30分で一日分ロスしてしまった!
口惜しい。。


そうそう、久々に食品の話題を。

コカコーラの「ZERO」というのを先日飲んでみました。
あれはよくできている!
びっくり。

カロリーを控えるタイプの飲み物は
必ずといっていいほど　砂糖や果糖、ブドウ糖などを
甘味料に置き換えるのですが

従来のダイエットコークもライトも
甘味料の変な苦みが尾を引いたり
甘さがいつまでも舌に残ったり、と
不自然な感じが否めませんでした。

そして登場した　ZERO　。
まあ、いつものことかと思ったけれど　一応経験として飲んでみたら
おおっ! わりと自然!!
すかさず原材料表示に目が行きました!!

すると甘味料総動員。三種類も使っていました。
確か、、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースだったかな。
(違ったかも)
それぞれ甘さの質と甘さが発現する早さが違うので
単独だと不自然さがどうしても残ります。
でも三つを総動員することでそれぞれの足らなさを補い合っている!

わーすごい。

食品添加物というと嫌われますが、
これに関して言うと
カロリーを控えたい、でもコーラを飲みたい
という人の願いを叶えているわけです。

帰国した後　食品会社に再就職して
アセスルファムKとスクラロースに出会いましたが
この二つは本当にすごい。
味が格段によい甘味料ができたものだ、と
驚愕しました。(10年前はなかった)

よく缶コーヒーに使われています
機会があったら見てみてくださいね



食品業界、最近　取りざたされていますが、、
不二家の原料管理にしろ
白い恋人の日付問題にしろ　悪意というよりは
元々は「もったいないから」から来ている部分があって
(もちろんメーカーとしていい加減なことをするのはダメ)
厳格に原料、製品、流通管理をする裏で
一日でも一時間でも過ぎた物は「廃棄」という
現実を抱えているのを知っていないといけないと思います。