5月31日友人と連れ立って「音楽と語りで伝える命のメッセージーテレジン もう蝶々はいない」のコンサートに行った。
会場は赤坂のノベンバーイレブンズ(宇崎竜堂・阿木耀子さんの店)で定員(満員で60名位)を超える大盛況ぶり。
演奏は(ギター)中村ヨシミツ(フルート)浜田明子 歌(シャンソン歌手)三原ミユキ(童謡歌手)西山琴恵 語りは(新劇俳優・声優)丸山詠二。
もちろん制作者のエッセイスト野村路子さんもお見えになっている。
さて、テレジンというのは、チェコスロバキアプラハの郊外に、オーストリア皇帝ヨゼフ2世が母マリア・テレジン女帝の栄誉をたたえて建設した都市です。
ドイツ名でテレージエンシュタットと呼ばれ、1941年に収容所が作られ、1945年5月まで、チェコスロバキアをはじめ西ヨーロッパ諸国のユダヤ人達を、アウシュビッツへ送り込む中継地の役目を果たしていたといいます。
そして、この収容所には15000人の子供たちがいて、親から離れた淋しさ、死の不安などの中で、粗末な紙切れと小さな折れたクレヨンで、絵を描き詩を書いていたといいます。アウシュビッツへ移送され、生きて平和の日を迎えたのは、わずか100人でしたが、残された絵の数は4000枚に及びました。
野村路子さんは、その一枚一枚が子供たちがこの世に生きた証、そして、それらの一枚一枚の絵が私たちを忘れないで欲しい、生きること、平和の尊さのメッセージとして、その絵本と詩を日本に紹介してくれた方です。
安倍政権は、数の力で国民投票法を強行採決し、憲法9条を含む憲法改正を目論んでいます。また、その場凌ぎとも思える年金問題への対応など諸問題をはらんでいますが、国民の感情や生活をなおざりにして、自説を押し通そうとしています。
このような時代であり、また未だに世界各地で戦争が絶えない中で、「テレジン もう蝶々はいない」・・・蝶々になって 花咲く野原を 自由に飛びまわりたい・・・という語りは、その鮮明さを私たちに伝えてくれると思うのです・・・。
是非、機会があれば皆様におかれましてもご鑑賞ください。出張コンサートも可能のようです。
生きるといえば白神の懐に抱かれて ひとはこの流域に生きています
世界自然遺産白神山地 登録10周年記念作品 長編記録映画(200分)
白神の夢の鑑賞もお勧めいたします。
愛ー地球博(愛知万博)でこの映画のダイジェスト版が上映されていた。そして、国連は全世界で上映したい映画として「白神の夢」を指定することになったという。
コンサートにお見えになっていた制作者の山下さんは「多くの方に見ていただきたいですね」と語る。
*白神固有の「流域」を舞台に太古の昔から続けてきた多様な植物や動物が織り成す「種」のつながりによる、生命引継ぎのドラマは、私たちに一体何を教えてくれているのでしょうか*
*人間の歴史の時間を遥かに超えた自然の時間がつくりだした、多様な「種や遺伝子」の秩序からなる極めて巧妙な「命」の引継ぎの仕組みは、私たち人類の確固たる手本として、今も止まることなくその営みを続けています*
*私達は今、「未来の人々」への責任として、この「流域」固有の自然環境の仕組みを守り、そしてそれを生かしながら、自然と共に生きる「術(すべ)」を再び取り戻していかなくてはなりません*
暗いニュースが次から次へと報じられています。様々な方が悲痛な顔をしてその背景を語られていますが、その将来的な対策となるとチグハグ感さえあります。夢や希望を与えることができていないように思うのです。
「白神の夢」が小さな小さな居酒屋(30名ほどの)で毎月上映されるという。
会 場 石の花 新宿区新宿3-10-2 TEL03-3354-1026)
時 間 毎月第一日曜日 14時から17時30分まで上映
入場料 1,000円
この映画は何年もの歳月をかけて完成した。事実の記録により作られているが故に、見る者の角度から様々に考えされ、その感動を共有できるのであろう。
さて、地産地消と言う言葉があります。その土地で生産して、その土地で消費するという意味だそうです。自然が生み出す壮大な生態系と食物連鎖から人々は様々なこと学んできました。それらが知識として、経験として蓄積され風土や文化との要因にもなってきたのでしょう。
しかし、これらの知識や経験、知恵が継承されてきたかというと残念ながらどこかで中断され、切断されたように思うのです。
「白神の夢」を多くの方が鑑賞され、その中から世代間で、親と子で、語り合う良いと機会と思う一人です。そのためにもこのブログを見てくれた方が、是非とも呼びかけの側になっていただきたいと願うのです。
欲張って2つの紹介をしました。
一見違うジャンルにあっても共通するのは「生きる」ということです。
長くなりましたが、応援者の一人として「継続は力」を信じ、呼びかけることにいたしました。
会場は赤坂のノベンバーイレブンズ(宇崎竜堂・阿木耀子さんの店)で定員(満員で60名位)を超える大盛況ぶり。
演奏は(ギター)中村ヨシミツ(フルート)浜田明子 歌(シャンソン歌手)三原ミユキ(童謡歌手)西山琴恵 語りは(新劇俳優・声優)丸山詠二。
もちろん制作者のエッセイスト野村路子さんもお見えになっている。
さて、テレジンというのは、チェコスロバキアプラハの郊外に、オーストリア皇帝ヨゼフ2世が母マリア・テレジン女帝の栄誉をたたえて建設した都市です。
ドイツ名でテレージエンシュタットと呼ばれ、1941年に収容所が作られ、1945年5月まで、チェコスロバキアをはじめ西ヨーロッパ諸国のユダヤ人達を、アウシュビッツへ送り込む中継地の役目を果たしていたといいます。
そして、この収容所には15000人の子供たちがいて、親から離れた淋しさ、死の不安などの中で、粗末な紙切れと小さな折れたクレヨンで、絵を描き詩を書いていたといいます。アウシュビッツへ移送され、生きて平和の日を迎えたのは、わずか100人でしたが、残された絵の数は4000枚に及びました。
野村路子さんは、その一枚一枚が子供たちがこの世に生きた証、そして、それらの一枚一枚の絵が私たちを忘れないで欲しい、生きること、平和の尊さのメッセージとして、その絵本と詩を日本に紹介してくれた方です。
安倍政権は、数の力で国民投票法を強行採決し、憲法9条を含む憲法改正を目論んでいます。また、その場凌ぎとも思える年金問題への対応など諸問題をはらんでいますが、国民の感情や生活をなおざりにして、自説を押し通そうとしています。
このような時代であり、また未だに世界各地で戦争が絶えない中で、「テレジン もう蝶々はいない」・・・蝶々になって 花咲く野原を 自由に飛びまわりたい・・・という語りは、その鮮明さを私たちに伝えてくれると思うのです・・・。
是非、機会があれば皆様におかれましてもご鑑賞ください。出張コンサートも可能のようです。
生きるといえば白神の懐に抱かれて ひとはこの流域に生きています
世界自然遺産白神山地 登録10周年記念作品 長編記録映画(200分)
白神の夢の鑑賞もお勧めいたします。
愛ー地球博(愛知万博)でこの映画のダイジェスト版が上映されていた。そして、国連は全世界で上映したい映画として「白神の夢」を指定することになったという。
コンサートにお見えになっていた制作者の山下さんは「多くの方に見ていただきたいですね」と語る。
*白神固有の「流域」を舞台に太古の昔から続けてきた多様な植物や動物が織り成す「種」のつながりによる、生命引継ぎのドラマは、私たちに一体何を教えてくれているのでしょうか*
*人間の歴史の時間を遥かに超えた自然の時間がつくりだした、多様な「種や遺伝子」の秩序からなる極めて巧妙な「命」の引継ぎの仕組みは、私たち人類の確固たる手本として、今も止まることなくその営みを続けています*
*私達は今、「未来の人々」への責任として、この「流域」固有の自然環境の仕組みを守り、そしてそれを生かしながら、自然と共に生きる「術(すべ)」を再び取り戻していかなくてはなりません*
暗いニュースが次から次へと報じられています。様々な方が悲痛な顔をしてその背景を語られていますが、その将来的な対策となるとチグハグ感さえあります。夢や希望を与えることができていないように思うのです。
「白神の夢」が小さな小さな居酒屋(30名ほどの)で毎月上映されるという。
会 場 石の花 新宿区新宿3-10-2 TEL03-3354-1026)
時 間 毎月第一日曜日 14時から17時30分まで上映
入場料 1,000円
この映画は何年もの歳月をかけて完成した。事実の記録により作られているが故に、見る者の角度から様々に考えされ、その感動を共有できるのであろう。
さて、地産地消と言う言葉があります。その土地で生産して、その土地で消費するという意味だそうです。自然が生み出す壮大な生態系と食物連鎖から人々は様々なこと学んできました。それらが知識として、経験として蓄積され風土や文化との要因にもなってきたのでしょう。
しかし、これらの知識や経験、知恵が継承されてきたかというと残念ながらどこかで中断され、切断されたように思うのです。
「白神の夢」を多くの方が鑑賞され、その中から世代間で、親と子で、語り合う良いと機会と思う一人です。そのためにもこのブログを見てくれた方が、是非とも呼びかけの側になっていただきたいと願うのです。
欲張って2つの紹介をしました。
一見違うジャンルにあっても共通するのは「生きる」ということです。
長くなりましたが、応援者の一人として「継続は力」を信じ、呼びかけることにいたしました。