友だち一万人!

福笑い、大感謝、大歓喜!友だち一万人を合言葉に
「平和で幸せな社会」になることを願っております。

時が経つのが早い

2006-03-26 | 友だち一万人
昨年の9月下旬、友人達と話していた。総選挙で自民党が圧勝した直後であった。それから6ヶ月が経過してしまった。小泉政治は、改革の名のもとに新自由主義を押し進める一方で弊害も浮き彫りになってきた。対外政策では、アメリカ追従というかイラク戦争の協力者として、ますますアメリカの軍事政策の一翼を担う立場が鮮明になっています。
こんな背景から平和の輪を広げようと「Blog 友だち一万人!」を立ち上げ、所感を掲載してきました。

それから約6ヶ月が経過し、どれだけ役に立っているか分からないが今日にまで至っております。
最近は、仕事に追われ満足に更新することもできず、さらに内容のある記事には程遠く、知人・友人から紹介された書籍や映画を主に掲載しているに過ぎないブログです。
しかし、多くの方からコメントやトラックバックをしていただき、このブログに不足している内容を補足・充実していただいております。改めてみなさまに感謝申し上げます。

今日もテレビでは、在日米軍再編成のことや公安警察のことが取り上げられています。
しかし、岩国住民投票の結果を真摯に受け止めて気配はありません。政府答弁と同じように「同盟関係」「安保条約」「抑止力」という言葉を繰り返すのみのように思われます。

このブログでは「想い出のサダコ」や「ナガサキの郵便配達」という書籍を紹介しています。憲法9条は戦争を放棄しています。この本を読まれたら理解できますね。二度と戦争を起こさないということです。
在日米軍再編成は、自衛隊をその戦力化に置くことを前提にしているように思われてなりません。軍隊は国民を守らないのです。これも「あふれる愛を継いで」や「えひめ丸事件」をお読みになれが理解できます。是非、ご一読ください。

各地で「ビラ撒き」による逮捕者が出ていますね。公安警察が準備して住民からの通報により逮捕したという筋書きになっているようです。
言論統制という戦前を思い出す方もおいでのことと存じます。共謀罪という法案が議論されています。何としても廃案にする必要があるでしょう。
知人から紹介していただいた「時代(とき)を撃て・多喜二」という映画は戦前の治安維持法の恐ろしさを伝えています。「白バラの祈り ゾフィー・ショル・最期の日々」という映画もファシズムの恐ろしさを伝えています。

私どもがこれらを通してお伝えしたいことは、思想・信条・左翼政党という枠を越えて平和や国を愛する人々が犠牲になっているということなのです。
従って、戦争反対、憲法改正反対、在日米軍基地縮小、共謀罪法案廃案という声は良心の問題でもあると思うのです。

このブログで、東京・三鷹市の私立大成高校の教員の解雇問題を取り上げています。これを学園側と労働組合の闘いとして取り上げられている感があります。
確かに労組の教員が解雇されているわけですから不当労働行為としても問題になりますが、よく観察すると法的に諸手続きの不備が感じられるのです。
経営側の論理で全てが行われたらどうなるのでしょうか。国際競争力をつける、会社存続ためという大義名分の下に労働条件の悪化や低賃金を余儀なくされるのです。
事実、私の周りでもリストラ後の再就職で苛酷な労働や低賃金で苦しんでいる仲間も出ています。
身近な問題にも現在の政治状況が浮き彫りになっていると思います。

これらの身近な問題をブログで取り上げ、「反小泉ブロガー同盟」や「9条守ろう、ブロガーズ・リンク」の仲間達が知り、できる範囲の支援を通じてこそ、思想・信条を超えて国民運動に繋がって行くように思うのです。

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ブログ立ち上げ6ヶ月にあたり、要領を得ないまま所感を掲載してみました。みなさまのよきアドバイスをお願い申し上げます。

追伸:大成高校11名の先生方への激励・カンパ送付先は「大成高校の現状」を参照してください。
大成高校の現状




正常な教育現場を求めて

2006-03-21 | 友だち一万人
 東京・三鷹市にある私立大成高校の教師解雇に係わる記事を、このブログで掲載しました。記事の一つは、3月4日付け「教育現場に灯りが」という題で、3月1日に東京都労働委員会が「不当労働行為にあたる」として「職場復帰と賃金の支払」を命じた内容です(2日の朝日新聞朝刊の記事を紹介)もう一つの記事は、3月14日付けで「法治国家にあるまじき教育現場」と題したものです。これは、解雇撤回で係争中の1名と労務提供受領の拒否の措置を講じられている教員10名に対し、「懲戒解雇」通知が発せられたというお知らせを掲載しました。

 掲載後の反応も寄せられています。そこで、当事者・関係者でない私がなぜこれらの記事を載せたかについて触れておく必要を感じました。素人の所感としてお読みくだされば幸いです。なお、一方の主張を鵜呑みにしてというご指摘もありますが、先日、学園側に資料請求しましたが(当然ですが)お断りされました。

 なぜ、法律に携わる者でもなく、労働運動に携わる者でもない一個人がこの事件に興味を寄せたかといえば、企業の人事・労務に携わった者としてあまりにも特異であったからです(勉強不足を痛感します)

 先ず1つは、「懲戒解雇」とその後の裁判になった経緯が特異なのです。
 企業の人事担当として「懲戒解雇」をした経験や断念させた経験もあります。その際には「解雇権の濫用」が争点になるわけですから、解雇の事由や手続き面等十分に調査・検討してから決定します。また、正当性(合理性)のない処分は、在籍者へも影響するのですから、処分は「会社を守る」という観点と「働く者の権利を守る」という観点との狭間の中で整合性を持ちながら決定されるものなのです。
 ところが辻先生の解雇処分には、その正当性に疑問を感じましたし、当然のこととして解雇された側から「解雇無効」の裁判が提起されていたと思っていました。このケースであれば「頑張ってください」で終わっていたかもしれません(大変失礼な言動ですがお許し下さい)
 しかし、裁判は処分した側から「雇用関係不存在確認請求」という提起がなされたのです。初めて聞いたケースです。雇用関係とは違うケースで「権利関係不存在確認請求」というのは知っていましたが、これはどうなっているのだと思いましたね。

 2つ目は、10名の教員が雇用関係を継続しながら、クラス担任・授業担任・部活顧問などの職務から解任し、学校敷地内への立ち入り禁止という「労務提供受領の拒否」という措置が講じられたことです。そして、「この措置は処分でない」としながらも「今後、懲戒処分を検討する」ということは、私には明らかに処分を前提とした処分としてしか受け止められないのです。
 そもそも「労務提供受領の拒否」という言葉を初めてはじめて知りました。
 このケースとは違いますが、労務提供の免除(こういう言葉があるかは知れませんが)であれば、休業の措置だと思うのですが。天災事変による操業不能、著しい操業減少による業務の停止など合理的な事由を持って、行政官庁の許可を得て労働者を一時休業させるケースは理解できるのですが。この場合には、休業の対象となる基準を明確にしなければならない。
 もう一つのケースは、処分が確定する前に「証拠の隠蔽や著しく職場秩序・業務を妨害する恐れがあるとき」に出勤停止(職場立入禁止の意味で)処分を講じることがあります。この場合には、処分になる内容を明らかにしなければならないし、出勤停止処分の正当性が求められます。特質しなければならないのは、処分を前提としたものですから、長期間の措置は講じること事態、学園側の誠実義務違反だと思うのですが。

 以上のような思いがあり、この裁判等の経緯を見守ることにしたのです。法律の専門家の方からすれば、私の疑問は一笑に付されてしまうかもしれません。
 しかし、経営側(学園)の観点と労働側(教員)の観点の違いがあるにしても、私の知る範囲での労働三法の精神や遵守ということからして、まさに特異な事件と思わざるを得ないのです。

 その後の経過を「大成高校の現状」から知る限り、学園側の取っている行為は理解しぬくいのです。なぜかといえば、学園側の「解雇権の濫用」と「不当労働行為」が争点となって現在の要因を生み出している以上、その決着を図ることが先決なのに、再び11名の「懲戒解雇」を通知し、当然の帰結として11名の方から「解雇の無効」を求めて訴訟が提起されるでしょう。仮にそのことを以って、混乱の原因を労組に転嫁したとすれば、本当に理解できないのです。

 長くなりました。私も経営側に立つ人間として、働く者と敵対していたら会社にとって何の利益にもならないとの信念を持っています。その基本は、綺麗ごとと思われようとお互いに立場を尊重することだと思っているからです。
 一日も早く、11名が職場に復帰し、様々な制約があるとは存じますが、正常な学園になられますことを念じております。
 なお、浅はかな認識から所感を書かさせていただきました、不適切な箇所や間違いなどがありましたら、みなさまのご指導をいただければ幸いと存じます。

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法治国家にあるまじき教育現場

2006-03-14 | 友だち一万人
先日、このブログで「教育現場に灯りが」と題して東京・三鷹の私立大成高校の解雇に係わる記事を掲載しました。

解雇撤回の裁判では一審、二審とも「解雇は無効」との判決が出ており、現在、学園側が上告し、係争中でもあります。また、都労委では「職場復帰」の命令も出ているのです。

この4月からは職場復帰に向けた準備をするのが良識ある対応と思っていました。とは言え、上告を理由に「4月復帰」は困難を要すると思っていたことも事実です。

ところが、なんという事態が発生したことだろう。これが法治国家なのだろうか?
送られてきたメールを原文のまま掲載いたします。

********

本日、中村理事長より辻を含む組合員11名全員に「懲戒解雇」通知が来ました(辻は再解雇)。 現在の混乱の原因は中村理事長と殿前校長が強引に強行した辻解雇と裁判です。
理事長と校長は、保護者や生徒や私達の意見を無視して自ら裁判で決着をつけると言ったにもかかわらず、理事長と校長はその裁判で負け、3月1日に東京都からも辻を職場に戻すように命令が出たので、本来なら理事長と校長は責任を取って辞職し、私達を4月から職場に復帰させるべきですし、私達もそうなると思っていました。許せません。収入は途絶え、退職金も出ません。ひどすぎる事態です。知り合いの方々に連絡してください。そして学校に抗議のFAX、電話等をお願いします。(TEL0422-43-3196、FAX0422-47-6302)

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関連リンク
大成高校の現状

「教育現場に灯りが」

ブログ「良識の勝利」

ブログ「良識が問われる」

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岩国住民投票

2006-03-09 | 友だち一万人
仕事に専念するのは当たり前のことですが、2月下旬から忙しくなった。このブログにTBしてくれている方々の記事を思うように読む時間も少なくなった。先日も岩国住民投票について書かれていた“とくらBlog”を拝読しながら、「うん~ん」と考え込んでしまった。

沖縄・厚木等々基地問題が重大な局面になっているのに余りにも無関心になっていたことを恥じる思いだ!
確か昨年10月末に在日米軍再編に日米両政府は合意し、米海軍厚木基地の空母艦載機部隊を岩国基地に移転することが決められていたと記憶していた。
耐震強度偽装問題、ライブドア問題等に関心が向いている間に、着実に在日米軍再編成が進められ、その再編の意図が自衛隊を組み入れた再編であることは疑う余地がない。
しかも、国の防衛政策にかかわる問題との名の下に、自治体や住民の意思が無視されて当然としたら、国民主権、地方自治は形骸化されることになる。

沖縄・厚木・岩国等々の基地問題は、その自治体だけの問題ではない。ついつい基地がない地域にいるからといって他人事のように思っているのではないだろうか。
事実、私自身も身近な問題として捉えていないことを露呈してしまった。

これらは関心がある、関心がないという問題ではないのです。メディアはこれらを大体的には報じないであろう。
だとすれば一人一人が身近なものに“岩国で住民投票が行われる”ことを知らせ、また、その投票の結果を知らせていくことも大切なことと思うのです。

意見の整理や深い考察もせずに記していますが、少なからず各地に様々な住民運動が展開されていることを知ることが重要であり、それらがひとつの運動に発展していくことを願っています。

岩国住民投票については、とくらBlogを参照してください。

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教育現場に灯りが

2006-03-04 | 友だち一万人
この1週間は仕事と打ち合わせに追われ、更新をする時間がない状態でした。2日の夜メールを開くと、東京・三鷹の大成高校で争われている教員解雇に関する東京都労働委員会の命令が下ったことを知らせてくれる内容でした。

以下ご紹介します。

3月2日付朝日新聞朝刊(東京版)の記事は
「組合弱体目的教員解雇は不当 三鷹大成学園に都労委」
三鷹市の大成学園(中村和彦理事長)が労働組合の副委員長を務める男性教員(51)を解雇した問題で、都労働委員会は1日「不当労働行為にあたる」として学園に対し教員の職場復帰などを命じた。
命令書によると「見せしめとして解雇することで組合弱体化を図った支配介入にあたる」と判断。解雇後の未払い賃金も払うよう命じた。この問題は民事訴訟にもなっており一審二審共に「解雇無効」の判決が出ている。

現在の大成高校混乱の原因となったこの事件は、裁判所も東京都も教員の主張が正しいと判断されているのですが、学園側の中村理事長は、高裁判決を不服として最高裁に上告しています。

 学園側は11名を何が何でも学校に戻さないという姿勢を崩さずにいるようです。
しかし、一審、二審の判決、都労委の命令をも真摯に受け止めない理事長と校長の態度はますます学校の混乱を助長するものでしかないのです。
理事長や校長は、教育に携わる人間として一日も早く「過去の過ちを認める」勇気が必要ではないのだろうか?

関連リンク
大成高校の現状

ブログ「良識の勝利」

ブログ「良識が問われる」

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