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兵庫県丹波市青垣町にある道の駅あおがき
綿の資料館があるので寄りました。
ここには説明して下さる職員の方がいて、色々と教えて戴きました。
前々から思っていた疑問
日本には着物の文化があります。
日本には着物の文化があります。
元々,呉の国から入って来たから呉服ですが、
[ちなみに漢の国から入ったから漢字(笑)
最も呉の国の時代の字が多いそうですから、本当だと誤字では無くて呉字(大笑)]
日本流にアレンジしてそれが和服になっていきます。
日本に入って来た時期はハッキリしており、大阪府の池田市にある呉服神社が、その由来の神社です。
で,絹の方がはるかにデリケートで〜
植物の桑を育て、蚕子に食べさせ、そして繭から糸を作り〜と非常に手間が掛かり、出来上がった絹製品も取扱いがデリケートです。
それなのに何故綿製品の方が後なのか❔️疑問でした。
お聞きしたら、最初に入ってきた時に日本の気候や土壌に合わず植物が育たなかったそうです。
江戸時代になってちゃんと育てる事が出来たので、日本だと綿製品の歴史は意外と浅い
前に寄った和紙にしてもそうですけど〜
一度,途絶えた技術^^;
糸を紡ぐところを実演していただきました。
綿の繊維の性質上、取り敢えず簡単に出来るそうですが、 安定した太さと綺麗な撚りの糸にしようと思うと相当な熟達した技術がいるそうです。
綿の糸もいろいろな種類があるとか〜
そういえば グンゼがエジプト綿を売りにしていた。
茶色っぽいのが原種に近いそうです
安定した製品にはやはり熟達が必要
茶色っぽいのが原種に近いそうです
安定した製品にはやはり熟達が必要
機織り機械の38センチの幅に560本も糸を並べるそうですから、まずセッティングそのものが大変です。
それでもよく見かける機織り機は江戸時代のものですから、改良が進んだタイプ。
綿から服の完成までだと、農業のシーズンオフで1〜2着しか作れない筈
綿から服の完成までだと、農業のシーズンオフで1〜2着しか作れない筈
化学繊維と合成染料、機械織りで初めて服のコストダウンが可能になったので、
150年前程まで新品の服とは贅沢なモノでした。
江戸時代の着物は庶民はほとんど古着で購入していたそうです。
資料館の外で育ててあった綿です
こちらは染料になる藍
こちらは染料になる藍
そうそう綿の種を貰いました(^^)v
種の表面の白い繊維質がいかにも綿です(笑)
4〜50分程居たでしょうか、お昼前になりました。
今度は県道109を使い、北東の福知山方面に向かいます。
マイナーで 交通量が少なく適度なコーナーが楽しい道ですが、前のヘタな若者の車が譲ってくれない〜 ^^;
次の目的地は、福知山と綾部市の間のちょっと北にある、私市丸山古墳公園
ここは古墳を当時の通り石を葺いて復元してある。
でも走ってる内に段々お腹が減ってきて〜
どこで食べようか考えてる内に、
頭に浮かんだのは、時々行っている
能勢の和みcafe
のロコモコ丼
で,急遽古墳に行くのをやめて食事を優先し、基本的に帰るルートへ(笑)
一人旅 のいいところ!?
その後は9号線を20km弱流れに合わせて走り、よく走る県道⇨R173ルートで能勢の和みcafeまで1時間チョイで戻ってきました。
お盆でお客さんが多いですが、外で待つほどではありません。
矢張り,此処の食事は美味しい♪
野菜や御飯が明らかに美味しいんですよね♪
どうも地場産のものを使っている様子。
食事とコーヒーを楽しんだ後、いつものルートで午後3時位に帰宅。
そう言えば、午前中は雲があり比較的涼しかったです。
午後からは快晴で流石に能勢辺りからは暑かった〜
結果260キロ程走りました。
で帰ってから燃費計算
ナンとビックリのリッター 52キロ❗️❗️
国道9号線区間以外は走りを楽しみました♪
こりゃ,近場のツーリングはスクーターで行く事になりそうです(笑)
#フロントタイヤが10インチなのでハンドルを取られないように独特な入力が必要なのとパワーが無いのでフルスロットルになり親指の付け根にマメが出来そうなのが弱点(笑)
ナカナカ,楽しめたスクーターツーリングでした♪
(^_^)v