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メディカルカバーメイク.com

さまざまな皮膚変色(あざ・母斑・白斑
・しみ等)を化粧品の力を借りることで目立たなくする技術をご紹介する会です。

お肌の知識・その8

2006-09-06 12:00:04 | スキンケア
今日は、化粧品と医薬部外品とのちがいから・・・。医薬部外品は、医薬品と化粧品の中間に位置するものと薬事法で決められています。外箱などのパッケージに「医薬部外品」の文字を目にするのは、主にニキビ防止や美白用や育毛などなど、特定の目的に対して効果・効能を認められた有効成分が一定の濃度で配合されている商品。「防止」であり「治療」ではないので、人体への作用は緩和が必須。

次は、化粧品の効果について。パッケージにかかれている言葉は、どこのメーカーを見てもカテゴリー毎に似たような言葉が並んでいますが、それは薬事法で種別に効能の範囲というのが制限をされているせい。誇大広告なんかをすると薬事法違反となってしまってさあ大変!!ということになってしまうので、新商品などが発売されてものすごくアピールしたい場合には、とにかくイメージが大切。とはいえ、並み居る競合の中からシビアな消費者の心を射止める為には、具体性も大切。雑誌の特集や、使用者の声やライターの感想的なところで、商品の良さを伝えていくわけです。でも、もちろんそんな記事も、それぞれのメーカーのチェックを受けてるはずだから(全てとはいえないけれど)、野放しに何を書いてもというわけではないのです。そこにいくと効果が明確に書けるのは、やはり医薬部外品ということになるのかなーあ。各メーカーのスキンケアラインなんかで、医薬部外品が売上の牽引をしてる場合が多いのは、成分の効果などを前面に出して、お客様に具体的なアピールがしやすいし、もちろん新規成分の研究にものすごくお金がかかるから、当然、広告にも力が入るし・・・。「治る」「改善する」は薬事法上は使ってはいけない言葉なんだけど、消費者からすれば、最も魅力を感じる言葉。そのあたりをなんとなく匂わすのが、各社の腕の見せ所ということになりますかねー。
ほらほら、ドラマでも、伊藤美咲さんと、亀梨君と、佐藤 浩一様とかがやってたあの手の会社の力ということになりますかねえー。

私たち、メディカルカバーメイクは肌の色の悩みを化粧品を使ってカバーすることで、少しでも悩みを軽くしていただけたらという気持ちから生まれた会です。
ご相談やご質問は、下記のアドレスまでお気軽にどうぞ。covermake@mail.goo.ne.jp

お肌の知識・その7

2006-09-01 13:15:13 | スキンケア
今日は、記念すべき誕生日!40?回目。もうすぐ、50・・・・。でも負け惜しみじゃなく、50も悪くないかなーって、思える人生の先輩が私の周りには沢山いるので、「ヤダナー」っていうのはあまりありませんねえ。これって幸せなことなんでしょうね。

本日は、予告どおり、化粧品について。ところで・・・・、皮膚や化粧品に関する知識は、一般の方は果たして興味はあるのかしら・・・などと思いつつ、毎度したためております。違う角度からいえば、あまり身体が丈夫じゃないので、旅行をするわけでもなく・・・・、秋葉系の皆様のような特筆すべき、たけた趣味があるわけでもなく・・・、それなら、毎日授業でお話していた、本職のお話でもどうかしら、なんて思っているわけです。そもそも化粧品は、皮膚の知識・その1(8月16日)でも書いたように、表皮というものすごく薄い世界に浸透し、作用する商品で、基本的には、劇的に肌を変貌させてしまうというものではないのです。どちらかというと、「美的観点から過ごしやすい肌に整える」的な要素が高いとでもいいましょうか。たとえば、「ガサガサ」とした肌が、角質を除去し、保湿クリームなどを塗ることで、「なめらかになった」などがわかりやすい例でしようか。さらにもっと簡単にいってしまえば、薬品は症状が完治、もしくはおさまれば(例えば頭痛が治まれば、もう頭痛薬を飲まないように)その後も飲みつづける必要はないのですが、化粧品の場合、今日クリームを塗って肌がツルツルしたからといって、明日からもうクリームが必要なくなると言うわけではなく、昨日と同じように、湿度や肌のコンディションによって、量は異なるにしても使いつづけなくてはならないつまり、根本的に肌そのものを変化させてしまうわけではないといという性質を持ちます。だからこそ、香りや色を楽しんだり、量を好みで調節したりして、楽しむことができるわけです。でも、化粧品の力にはすばらしいものがあるんです。香りは人を癒し、興奮させ、魅力を引き立たせ、印象づけます。メイキャップはイメージを変えたり、マナーだったり・・・。そして私たちが施術で使うカバー用のファンデーションは、悩みを抱える皆様に大きな役割を果たしてくれます。人の肌を清潔にし魅力を増し、健やかに保つのが化粧品の役割です。だから、無理をして使いつづける必要なんてないし、心地よく、肌が喜ぶ商品を選ぶとよいでしょう。注意しなくてはならないのは、心地よいと、自分自身が感じる事と、肌が心地よいと感じることが違う場合もあります。一例をあげれば、保湿性の高い化粧水を使うと、一時はお肌がしっとりするので、乳液やクリームを使わないでケアを終了してしまったりしがちですが、一晩たつと、思った結果が得られないことがあります。化粧水は、水分として、クリーム・乳液は皮脂膜のかわりとして、それぞれの守備範囲を理解して使うとよいでしょう。

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肌の知識・その6

2006-08-27 14:34:29 | スキンケア
本日は、皮脂についてということで。なにごとも適量が一番。多すぎても少なすぎても困りますよね。美容的には、脂肪と皮脂かなあー(いやいや、もっと違うものもあるかもしれないので、これが全てとはいわないけれど)さてさて、脂肪はさておき、皮脂ですが、通常は皮脂腺から作られている皮脂と表皮細胞由来の脂質をまとめて皮脂といいますが、その大半は皮脂腺からの分泌物です。皮脂膜は肌だけじゃなくて、髪も覆っていて、つややかな髪には皮脂はとても大切なものになのです。(あー頭の中で、SMAPの曲が流れてまいりました)ぜんぜん皮脂とは違う話なのですが、髪といえば、正面左サイドからつむじ方向にむけて脱毛し、「ひょうこり瓢箪島」(あっ!そのようなNHKの番組は、誰も知らなかったりして・・・)のような形に髪がなくなってしまい、20代の頃から白髪の多かった私は、セッセと髪染めをしてたわけですが、今年3月ぐらいから、ドウカナー・・・、と思いつつもヘナで染めています。ヘナは髪や地肌が痛まないので・・・。なんてったって、地肌は大切!!野菜における畑みたいなものですから。いろいろな製品がありますから、一概にいうことは出来ませんが、一般的なヘアカラー(白髪染め)よりは、髪がパヤパヤしないようです。でも、美容師さんによれば、ヘアマニキュア同様、髪の上からのコーティングなので、ヘアカラーのように一端、髪の色を抜いて、色を入れるわけではなく色落ちがしてきちゃうとのこと・・・。あー、なるほど、そういえば、10日1回は、フェイスラインをコチョコチョとヘナで染めてます。そうそう、皮脂の話でした。ものの本によれば、皮脂は一日1~2g分泌されるそうです。皮脂の役割としては皮膚の潤い感やなめらかな質感を保ち、皮膚をとりまく周囲から、皮膚を保護する役割をしています。肌の美観的にも重要な役割を担っているわけですが、やっぱり多すぎると肌も汚れやすくなるし、お化粧も長持ちしにくくなる。そこで収斂作用のある化粧品や、皮脂対策の化粧品があるわけです。さて、1日を過ごした皮脂膜は洗い流されるわけですが、顔全体を覆うのには、1時間で50%の程度の復活(もちろん、これは平均値!!)そこで、それを補うものとして、クリームやら、乳液やらがあるわけです。さてさて、クリームやら、洗顔やら、乳液やらのお話が出たところで・・・。次回の担当の時には化粧品のお話でもと考えています。

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皮膚の知識・その5

2006-08-25 12:25:55 | スキンケア
本日はセラミドについてでしたね。肌に良いとされる化粧品や、飲み物などに使われる成分には、肌が本来持っている成分と同じ物が使われているケースが沢山あります。動物性の場合もありますが、狂牛病の関係から、今は、ほとんどは植物性でまかなわれていると思います。代表的な物は、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸などでしょうか。コラーゲン・ヒアルロン酸については、書いてしまったので、今回はセラミドということで。

セラミドは表皮の角質細胞の細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質の主成分。細胞同士の隙間を埋めて剥がれ落ちるのを防ぎ、水分の蒸発を防いでくれます。肌荒れなどの時には、このセラミドが含まれたクリームはお勧めです。セラミドは基底層の細胞が角質化していく中で、作られています。ついでに言うと、表皮の細部は基底層→有棘層→顆粒層→角質層の順で表面に到達するのですが、顆粒層から角質細胞に移動する時に分泌されます。

水分を抱え込む優れもののセラミド君は、(何故、男の子的に呼ぶかはこだわらないでおくんなさい)角質層内の量を比較すると50代では20代の半分以下なんだそうな。(私は既に、半分以下の射程距離内に入っております。です。ハイ)このセラミドは、化粧品の中で保湿剤の役割をしますが、哺乳動物の脳や酵母エキスから抽出されますが、類似したものとして、大豆や、カモマイル(カモマイルを間違って変換したら、「蚊も参る」と出て、ちょっと嬉しかった)、さとうきびなどがあるようです。それでもって次の当番の日には、皮脂についてということで。

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お肌の知識・その4

2006-08-23 13:16:34 | スキンケア
今日は予告どおり真皮層について。お肌が若々しい・ちょっと年齢が高そう・・・などに関係する皮膚のハリや弾力に関係するコラーゲン君とエラスチンちゃんは真皮層にいます。化粧品にコラーゲンが配合されていることが良くありますが、化粧品に配合された場合には、保湿剤としての役割になります。皮膚の表面に膜をつくって、なめらかにしたり、水分を吸収して、その水分を保つ働きがあるので、しっとりとしなやかな肌に仕上げてくれるわけです。

真皮層にある有名な成分にはヒアルロン酸なんかもあります。こちらも保湿剤として化粧品の成分に良く配合されています。ヒアルロン酸は、もともとウシの目玉から発見されたそうで、発見されたとされる有名なところではニワトリのトサカでしようか。ヒアルロン酸は皮膚の「なめらかさ」と「しなやかさ」を保つ成分で、皮膚へのなじみや、のび、使用後のベタツキ感もなく、しかも化粧品の成分として配合した場合、安定していて保湿剤として優秀な成分とされています。

さてさて、コラーゲン君とエラスチンちゃんにもどるとしましょう。コラーゲン君とエラスチンちゃんは、肌の若々しさの象徴とされるハリや弾力に係っているわけですが、表皮細胞だけではなく、真皮も生まれ変わっていて、(新陳代謝)、肌が紫外線のダメージを受けると、この生まれ変わりに影響を与えてしまいます。例えば、海の上などで漁をする漁師さんを想像してみてください。紫外線からの遮蔽物のない海の上では紫外線をまともに受けてしまい、皮膚が固く、深いシワをもっている方が多く見受けられます。(けっして、漁師さんに恨みはありません。むしろ練り物大好きですので、感謝感謝の毎日です)紫外線を受けると皮膚はその影響を肌内部に入れないように肌を固くしてしまいます。この時、肌の中では、コラーゲンとエラスチンが、細く、ちじれて隙間が無く、ぐちゃぐちゃとからみあっています。(正常な場合のコラーゲンは、太くって有る程度直線的に束ねられた感じです。弾力って、ある程度の隙間が必要でしょ?ネットみたいに。びよよよよーーーん、びよよよっよーんって、バネやネットにも隙間があるじゃないですか)

そうそう、このシワのことをわかってもらうには、ダンボールとテイッシュの話をよく授業でしていました。ダンボールを無理ヤリ力を込めてシワにすると深いシワ、テイッシュを丸めると浅いシワ・・。皮膚が固くなったって、笑ったり、怒ったりするわけで、そうすると固くなった皮膚に習慣性のシワが生じて、結果、深いシワが刻まれてしまうということになるわけです。テイッシュのシワは、乾燥性のシワの例えとして良く授業で話してました。それでは、次回はセラミドについて書いてみまーす。

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肌の知識・その3

2006-08-20 13:32:56 | スキンケア
ではでは、本日は化粧品の吸収を高める為のワンポイントについて。
代表的な3つの方法をご紹介します。まず1つ目は、「温める」。
つきましては、由緒正しいお食事の仕方を思い出してみてください。
まずは、なんと言っても<味噌汁・スープ>、固形物が比較的少なく
て温かい食事ですよね。(たまに、具沢山なんとか・・、みたいなの
もありますが)その次にご馳走が出てきますね。これにはもちろん
いろいろな捕らえ方があるけれど、温かな味噌汁やスープは、まず
は胃に負担となる固形物が少なく、胃壁を温めるという効果があり
ます。温めることで、次に来る栄養価の高いものの吸収を高めて
くれるというわけ。「食事するぞ!」「栄養がはいってくるぞ!」
にたいする助走みたいな役目。だから、皮膚も一緒で、まずは温め
て上げることがとても大切。いきなり、栄養価の高いクリームを
塗るのではなく、温めてあげて、吸収しやすい化粧水から浸透さ
せてあげる。方法は、湿らせてきつく絞ったタオルをレンジで
チンして顔にのせてもいいし、(火傷しないように温度を確か
めてね)、美顔用のスチームを使ってもいいし・・・、長風呂
なんかもいいかもね・・・。とにかく温めるとお肌がとても
喜んで、バリアが緩むので、化粧品を吸収しやすくしてくれ
ます。

2つ目は「除去」。つまり不要な角質の除去。ふき取る
方法タイプ、パックタイプ、スクラブタイプ、溶かす
タイプ、洗い流すタイプなどなどなど・・・・。ライ
フスタイルとお肌の好みなんかに耳を傾けながら、定
期的に使ってあげると良いですね。使いすぎ(量って
いうより、頻度!!)は厳禁です。

3つ目は、「覆う」。有名な美容家の方が、化粧水を
含ませたコットンを何枚にもはいで、顔に貼り付けて
るのを良く見かけますよね。マスクとか、パックって、
「覆う」っていう意味なのです。栄養のたっぷり入っ
たもので、顔を包みこむわけです。肌を覆うことで、
体温が逃げずに、しかも湿った状態になるので、バリ
アが緩み、吸収が高まるのです。3つの方法を一度に
というより、ひとつづつやってみては。例えば、もの
すごく皮膚が乾燥しているときから始めるんだったら、
3つ目の「覆う」から。肌がくすんでいるなら、2つ目
の「除去」、なんとなく肌に元気がなさそうなら1つ目
の「温める」(なんで逆から言ったのか・・・・自分で
も特に意味はありませんが・・・)。温めるで思い出し
ましたが、暑い日や、一人暮らしのかたで、お風呂に入
らない方が結構いるそうな・・・。あっ、もちろんシャ
ワーは使っているようです。こういう方の場合、表面の
汚れは取れるのですが、体の内側まで充分に温まってい
ないため、老廃物が溜まりがちだったり、新陳代謝が
悪かったりして、カサカサとした肌の方が多いもよう。
モデルさんが、よく長時間、半身浴をする話なんか聞き
ますよね。シャワーだけで済ます人は、割と腕や、スネ
なんかを見るとわかるかなー。シャワーだけの人は、
こういうところの手を抜いてる人が多いので、自力の
肌状態だから・・・・。体が冷えてませんかあ、お嬢
様って感じです。次は,表皮の下の真皮層のお話にし
たいと思います。

私たち、メディカルカバーメイクは肌の
色の悩みを化粧品を使ってカバーすることで、少しで
も悩みを軽くしていただけたらという気持ちから生ま
れた会です。
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お肌の知識・その2

2006-08-18 13:03:30 | スキンケア
それでは、予告どおり表皮についてもう少し詳しくが、本日のテーマ。
お手入れのヒントなんかにもつながるかもしれないし・・・・・・。

表皮と真皮の境目は、波打って重なり合っているんですね。
真皮側から表皮側に盛り上がっているところを「乳頭」と
いって、表皮細胞を作る為の栄養を受け渡しているところに
なります。

そういえば、髪の毛も根っこのところに「毛乳頭」ってとこ
ろがあって、髪の栄養が供給されます。さてさて、お肌に話が
戻りますが、表皮の一番下は基底層といい、(メラニンを作る
メラノサイトなんかがあります。)この基底層で作られた細胞が、
私たちの目にする皮膚の最も上の角質層というところまで到達す
るのに、基本的(理想的)には28日間かかってこれを肌のター
ンオーバーというわけです。
新しく到達した細胞が表面に到達したとき、古い角質は垢になっ
て落ちるので、つまりは皮膚の細胞はおよそ1ヶ月の人生を
(細胞なので、人生とは言わないか?)を終わるわけです。
皮膚の細胞は、デスモソームといういわば、「細胞接着剤」で
くっついていますが、生まれてから一番上に行くにしたがって、
その接着能力が落ちてきて、はがれやすくなり、落下するわけ
です。
このサイクルは、絶対、必ず、28日間と決まったわけではなく、
年齢が高くなると、ちょっとのびちゃったり、日焼けなどをす
ると早くなったりと、ちょっとしたことで、変化してしまう周期です。
結果、皮膚のトラブルが起きるということにつながります。一瞬、
早くなるといつも生まれたての、ピッチピチ!!と喜んでしまいそう
ですが、実は表面に到達する能力を持たずに、肌の表面に陳列されて
しまう為、とても弱くバリア機能や、保水力に問題が生じ、さまざま
なトラブルを起こしがちとなってしまいます。やっぱり、自然が一番なのです。
とはいえ、なかなかターンオーバーがなされない肌「くすんでいる・
透明感がない」などという場合には、一定の期間を置きながら余分な
角質を取りのぞいてあげることも必要です。特に年齢の高い方や、
お肌のくすみがちな方などは、角質を溶かすタイプや、はがすタイプ、
ふきとるタイプ、などの角質除去を行ってあげることで、透明感を取り
戻し、お気に入りの基礎化粧品の吸収をより高めることができます。
次の担当曜日には、化粧品の吸収を高める為の、ワンポイントについてでーす。

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お肌の知識 その1

2006-08-16 17:19:46 | スキンケア
私の担当曜日には、肌の知識と化粧品の知識について、ブログを書こうかなと思います。そうなんです。私、化粧品会社に勤務していて、肌や製品に関する教育なんぞをしていたので・・・・。(今は社内というより、社外の方々向けの教育をさせてもらっています)そこで、しばらくは肌のことなんかについて担当曜日に書いてみたりして・・・・
よく言われるのは「皮膚は体の中で最大の臓器」であると言うこと。この臓器は、体の外と中の両側に接しているとても珍しい臓器なんです。機能と役割をちゃんともっているとても優れものの臓器なんです。髪や爪も皮膚の変化した物とされているのです。皮膚の厚みは皮膚の一番上から、真皮層(皮下脂肪層の上)までで、大体1mm~2mmぐらいとされていて、重さは体重の約16%。ということは、50kgの人であれば、その中の8kgが皮膚の重さということですね。美容的には一番上の角質層を見てしっとりしているとか、なめらかだとか、血色がいいとか・・とか、とか、とかを言うわけですね。この角質層は外部からのさまざまな雑菌などの侵入を防いだり、水分が失われることを防いだり、肌が持つ成分の蒸発を防いだりするわけです。ころんだりして血が出たりするけれど、血が出ない深さのキズは、表皮層のキズ、血が出てしまった場合には、その下の真皮層というところまでキズが達したことを意味するわけです。それでもって、化粧品の浸透は基本的には、血が出ないところまでの浸透、つまり表皮層止まり。なんか、ものすごく奥深くまで浸透するふうな商品コピーがあったりしますが、表皮は真皮の十分の一ぐらいだから、0.0?mmの世界のお話ということになります。ここに有効成分が、有効な形で届く為に日夜、化粧品会社は戦っているわけです。(大変だなーーーあ。)じゃ、次回は、表皮層の中をもう少し詳しく書いてみたいと思います。
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