気になること(MEMO)

環境問題とか、自然科学のこととか(資料)。

『この国の官僚がもはや信じられないのは今回のことでも明らか」(200802)

2020-08-03 02:00:23 | 社会


 最近急に全国的にコロナ感染者が増えて、早々と第二波の到来とまで言われている。およそ7割が2,30代の若者であるようで、これから中高年も増えてくるようだけれど、きっかけは若者の新型コロナウイルスをなめきった行動が、第二波の始まり原因ということもできるようである。

 感染しても重症化しないとか、せいぜい軽症ですむとか、あるいは無症状。たしかにそうかもしれないけれど、だからといって無責任ともいえる行動は、社会にとって甚だしく迷惑な存在ともいえる。

 いっぽうで、迷惑でもあるけれど、経済を活性化するにはそうした行動がまるでどこかで奨励されているような、そんな空気もあったりして、若者たちは意気揚々と平気で街に出かけて濃厚接触を繰り返し、新型コロナウイルスに感染しウイルスをまき散らし第二波の到来をもたらし、結果的に経済もが、いま再度の緊急事態宣言をもたらすような事態になりつつあるわけである。

 そうした若者たちの行動は上に書いたように経済的メリットにしても根拠が薄弱で、賛同できるものではないと思うけれど、はたして彼ら若者は若さゆえの無知から出た行動であろうか?教育がないがゆえに、知らぬが仏で第二波をもたらしたのだろうか?

 厚労省には、
「コロナは50歳以下の若者にはただの風邪」と信じている医系技官がいる(雑誌SPA)という。

 厚労省の医系技官ともなれば立派なエリートといえる。いくつもの論文を精読しているはずで、それがこういう信念で行動しているとすれば、(団塊世代やそのジュニア世代は嫌うけれど)道徳観の欠如がもとの行動以外の何物でもないし、さまざまな社会問題(今回の災厄以外にも)を起こす起点がこの辺りにあるとみなすことができるのではないか。

 新型コロナウイルスの災厄一つとっても日本社会がまるで道に迷ったかのように、官僚国家が真実をおおいかくしてありもしない希望を国民に示して荒海で不能になった船舶のように、この国は昏い。

 何につけ国民の不満が蓄積するばかりなのは、若き官僚たちが道徳や倫理に昏いからである。「いやバカを言え、道徳や倫理なら俺たちの得意とするところだ」といわれても、(机上の空論で)誰が信じるだろう?

 この国の没落を見れば明らかである。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿