先週の島根出張でホテルα-1第二松江と東横イン米子駅前に宿泊しました。
ホテルα-1第二松江の宿泊費は朝食付きで7,500円、無料朝食サービスがある東横イン米子駅前の宿泊費は5,770円でした。
東横イン米子駅前は会員特典としてもらっていた500円引きのクーポンと公式HP割りの200円割引があったので会員以外が宿泊する場合は6,470円です。
それでも最近のホテル宿泊料金としては安いと思いました。
今から約30年前、現在の勤務先に転職するまではほとんど出張することが無かったのですが、転職後は装置の納品や修理、受注前の打ち合わせ等で出張することが多くなりました。
30年前はまだビジネスホテルで無料の朝食サービスをしているところは少なく、東横インかスーパーホテルぐらいでした。
無料朝食サービスと言ってもパンやおにぎりにコーヒーなどの飲み物といういわゆる軽食が用意されているだけでした。
それでもおなかを満たせればよいというビジネスマンは多く、東横インやスーパーホテルは人気がありました。
当時の宿泊料金は5,000円前後でした。
その後、R&Bホテルなど無料朝食サービスを提供するホテルが増えていきました。
朝食の内容が充実しているホテルが増え、競争になっていったように思います。
東横インはそれぞれのホテルで朝食の内容が違っているようですが、他のホテルと競争になっているようなところではおかずが増え充実してきています。
(最近出張した同僚の話では周りにホテルが少ない田舎の東横インではパンとおにぎり程度だったそうです。)
朝食が充実する代わりに宿泊料金は高くなってきています。
朝食を充実させれば食材の費用が掛かり準備の手間も増えるため人件費もかかることになるため致し方ないのかなと思います。
ホテル検索サイトで検索すると無料朝食が付いているホテルなのに同じ宿泊料金で朝食なしプランがあるところがありました。
不思議に思い調べてみると出張の際の宿泊に朝食付を認めていない会社があるそうで、そのような会社の人のために朝食無しプランとして予約を受けて実際には朝食を食べられるようにしているのだそうです。
厳しいルールの会社があるのですね。
ホテル側は何とか宿泊客を増やそうと知恵を絞っているようです。
ホテルα-1第二松江の朝食はメインが麺類になっていて、あごだしうどん、しじみラーメン、出雲蕎麦から選ぶようになっていました。
あごだしうどんをお願いするとその場で調理してもらえました。
他におかずが数点とサラダ、ごはんとカレーがありました。

禁断の炭水化物と炭水化物の組み合わせにしました。
東横イン米子駅前の無料朝食はパンと白米のごはん、炊き込みご飯があったので炊き込みご飯を選びました。
汁物として味噌汁、豚汁、スープ(種類は忘れました)があったので豚汁を選びました。
パン、白米、炊き込みご飯を全部ためることも、汁物を全部食べることもできます。
野菜が高騰している中、サラダが食べ放題なのはありがたかったです。
パンとおにぎりだけの頃とは雲泥の差で豪華になりました。

これなら宿泊料金が上がっても文句は言えないですね。
外国人旅行客の増加で都内のホテルは高騰していると報じられています。
試しに来週の平日、東京23区内のホテルを検索したところ朝食付のシングルルームは最低でも15,000円でした。
日によるのかもしれませんがアパホテルなどは20,000円になっていました。
カプセルホテルでも7,000円前後からでした。
需要と供給の関係で高くなるのは理解できますがちょっと高すぎですね。
東京に出張する人は大変です。
米の高騰よりは影響が少ないですが困ったものです。
今月中旬に倉敷への出張を予定しています。
こちらは以前も宿泊したことのある格安のホテルを予約しました。
料金はそれほど上がっていませんでした。
出張後に紹介したいと思います。