新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊の危険性が指摘されています。
そんな中、新型コロナウイルスに感染した医療従事者の労災申請が認められないという決定があった事が話題になっています。
感染防止の為のマスクや防護服が不足しているのにこんな対応では医療従事者が逃げ出してもおかしくありません。
前の記事にも書きましたが4月7日の安部総理の記者会見で感謝の言葉を述べていたものの医療従事者に対する補償の話は出ませんでした。
4月17日の記者会見では医療機関に物資を供給するという話のほかに診療報酬を倍増して医療従事者の処遇を改善するといっていました。
診療報酬を倍増してもそれは病院にお金が入るだけで医療従事者に直接渡るわけではありません。
新型コロナウイルスの影響で受診者が減っている病院が少なくありません。
診療報酬を倍増してもそれは病院にお金が入るだけで医療従事者に直接渡るわけではありません。
新型コロナウイルスの影響で受診者が減っている病院が少なくありません。
経営に問題があれば職員にお金を出せるはずがないのです。
全国民に10万円支給するのであれば、医療従事者にも危険手当を支給するとともに感染した場合は医労連が言っているように労災をすべて認めることを公言すべきです。
医師や看護師の方は多くの人を病気から救いたいという高い意識で資格を取られたのでしょうから自己犠牲を払ってでも治療に当たられる方が多いと思います。
しかし、資格を持っておらずに医師や看護師から下に見られがちで治療に直接携わることのない看護助手や事務職の方がそこまでできるでしょうか。
家族や自分の命の方が大切と考えて退職しても誰も責められないと思います。
病院は医師や看護師だけで回るものではないでしょう。
万が一感染し亡くなった場合、労災が認められなかった場合、残された家族はどうなるのでしょうか。
私の知人はまだ辞めずに頑張っています。
早急な対応が医療崩壊を防止する一つの手立てだと思ます。