先週の沖縄出張中は花粉症の症状が出ず快適でした。
調べてみたら沖縄は気候が違うので杉やヒノキの植林がほとんどされておらず、沖縄県全体の森林面積に対するスギ・ヒノキの割合はわずか0.3%程度だそうです。
アレルギーを起こす花粉が無いので症状が出るわけがありませんね。
東京に戻ってきたら鼻と目がムズムズしていました。
東京における杉/ヒノキ花粉の飛散は5月上旬ごろまでだそうです。
杉/ヒノキの木から飛んでいなかったとしても色々なところに花粉が付着しているので油断できません。
花粉爆発という現象があるとテレビで紹介していました。
最初に花粉が破裂するのを発見したのは埼玉大学理工学研究科教授 王青躍先生だそうです。
大気汚染物質が花粉に接触すると、非常に強固であるはずの花粉の細胞壁に亀裂が入り、その亀裂から水分などを取り込み、内側から膨張、最後には破裂するそうです。
情報元はこちら
他にも車や人が踏みつけることも花粉爆発につながるそうです。
人の多い首都圏は花粉症になりやすい訳です。
花粉が破裂すると中にあるアレルギー物質が微細化しPM2.5対応のマスクでも通り抜けられるようになるので症状が重くなるという事でした。
コロナ禍で話題になった医療用のN95マスクであればかなり効果があるようですが1枚100円前後と高価なので普段使いには厳しいですね。
私の実家は杉林に囲まれていますが田舎で暮らす家族に花粉症になった者は居りません。
3月末~4月初旬まで雪に覆われているので花粉が飛散しても雪に付着して飛ばないことが大きいと思います。
また、雪解け後も地面は多く水を含んでおり、湿度が高いことも花粉が飛ばない理由と思われます。
花粉症の人は沖縄に移住するか、花粉爆発の起きにくい地方へ移住するのが良さそうです。