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ロートル技術屋の日記

マイナーシンガーの隠れた名曲? N.S.P 弥生つめたい風

桜の開花時期になるとこの歌を思い出します。
中学を卒業し高専に進学した年の5月、中学時代の友人に誘われて生まれて初めて行ったコンサートがN.S.Pのコンサートでした。
N.S.Pの歌を好きになったのは友人のお兄さんがレコードを持っていて聞かせてもらったことがきっかけです。
N.S.Pは一関高専の同級生3人が結成したバンドで高専に入学したのもあって誘われたときには喜んで行くことにしました。
初めて経験したコンサートだったのでとても印象に残っています。
この年の2月に発売された新曲として「弥生つめたい風」を歌っていました。


「桜吹雪舞い落ちる古い並木の隅っこで・・・」
ちょうど今頃の季節に彼女に別れを告げられた情景を描いています。
季節は違うと思いますが、昨日、紹介したあんべ光俊さんのアゲインに通じるものがあります。

勤務先の近くでソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜が咲いています。
しだれ桜は風が吹くと桜吹雪になっていたのですがうまく撮影で来ませんでした。







この歌を聴くと45年前の若かったころのことが思い出されます。

若い頃には色々な失敗をしてきました。(今でも失敗しています)
昔、放送されていた「世にも奇妙な物語」でタモリさんが「人生の分岐点に差し掛かった時に2つの道の一方を選んだ時点でもう一方は消えてなくなり元には戻れないのだから後悔しても意味がない」というようなことを語られていました。(以前も同じ話をしているような・・・)
もっともだなと思い、それ以来、過ぎ去った過ちを悔やむことはやめています。
その方が精神的にも良いですね。

N.S.Pは私ぐらいの年代の人にとってはマイナーなグループではないかもしれませんが今の世の中では知っている人は少ないでしょう。
メンバーの脱退により一時活動を休止していて2002年に再結成、2005年に19年ぶりの新曲を出し再活動を始めた直後にリーダーの天野さんが亡くなられ、一部の人の間で話題になっていたことを思い出します。
昨年はギター、キーボード、ピアニカ、オカリナなどを演奏されていた中村さんが亡くなられたそうです。
直接の関係性は無く一方的に知っているだけなのですが、じぶんが好きだったことに関係している人々が亡くなられていくのは寂しいものです。
それだけ年を取ってしまったということですね。
2019年3月から東北新幹線の一関駅で発車時に流れるメロディーがN.S.Pの「夕暮れ時はさびしそう」になっているそうです。

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